茨城県道60号十王里美線
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主要地方道 | |
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茨城県道60号 十王里美線 主要地方道 十王里美線 | |
総延長 | 18.846 km |
実延長 | 18.846 km |
制定年 | 1982年11月1日 |
起点 | 日立市【北緯36度40分42.2秒 東経140度39分53.8秒 / 北緯36.678389度 東経140.664944度】 |
終点 | 常陸太田市【北緯36度40分10.6秒 東経140度31分27.4秒 / 北緯36.669611度 東経140.524278度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道349号 |
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茨城県道60号十王里美線(いばらきけんどう60ごう じゅうおう さとみせん)は、茨城県日立市(十王地区)から常陸太田市(里美地区)に至る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]日立市十王町友部から阿武隈高地を横断して、常陸太田市の国道349号交点まで東西に結ぶ延長約19キロメートル (km) の主要地方道である。
路線データ
[編集]- 起点:日立市十王町山部(茨城県道10号日立いわき線交点)
- 終点:常陸太田市上深荻町222番3(国道349号交点)[1]
- 総延長:18.846 km[2]
- 重用延長:なし km[2]
- 未供用延長:なし[2]
- 実延長:18.846 km[2]
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし[2]
歴史
[編集]1982年(昭和57年)11月1日、前身にあたる県道山方十王線(整理番号104、那珂郡山方町 - 多賀郡十王町)を廃止し[3]、新たな県道路線として、多賀郡十王町を起点、久慈郡里美村を終点とする里美村以東の区間を茨城県が路線認定した[注釈 2]。1995年(平成7年)の整理番号の再編成により、整理番号60となり現在に至る。
年表
[編集]- 1982年(昭和57年)11月1日:
- 1987年(昭和62年)3月30日:
- 多賀郡十王町大字山部(主要地方道日立いわき線・山部交差点) - 大字高原の新道が開通[6]。
- 十王ダム建設に伴い、多賀郡十王町大字高原 - 同町大字友部(主要地方道日立いわき線交点)の旧道(約2.5 km)を指定解除[7]。
- 1993年(平成5年)5月11日:建設省から、県道十王里美線が十王里美線として主要地方道に指定される[8]。
- 1995年(平成7年)3月30日:整理番号104から現在の番号(整理番号60)に変更される[9]。
- 1998年(平成10年)8月10日:多賀郡十王町友部地内において、現道を1.526 km延伸(日立市十王スポーツ広場付近 - 主要地方道日立いわき線)する道路区域が決定する[10]。
- 2008年(平成20年)3月26日:日立市十王町友部地内の街路整備区間(都市計画道路十王北通り線)の一部(約0.7 km)を本路線として供用開始[11]。
- 2009年(平成21年)1月29日:日立市十王町伊師本郷から同市十王町友部まで延長1.181 kmの道路区域(都市計画道路十王北通り線)が追加決定する[12]。
- 2016年(平成28年)3月30日:日立市十王町友部地内の都市計画道路十王北通り線の一部(400 m)が部分開通[13][14]。
- 2022年(令和4年)3月30日:日立市十王町友部 - 十王町伊師本郷地内の都市計画道路十王北通り線 (800 m) が開通し、都市計画道路十王北通り線が全線開通[15][16]。
路線状況
[編集]起点の日立市より約3 kmは対向2車線(片側1車線)だが、日立市十王町高原以西より常陸太田市の終点までの阿武隈高地山間部は、道路が1.5車線幅と狭く曲がりくねった道路が続き、通行には注意が必要となる。
JR常磐線で分断された日立市十王町友部 - 同市十王町伊師本郷を連絡して、日立市北部地域を横断する都市計画道路十王北通り線が整備され、このうち西側の3.17 km区間が県道十王里美線に指定されており、市道指定区間を経て国道6号まで開通している[13]。
道路施設
[編集]- 道保内橋(日立市十王町友部)
- 新川上橋(日立市十王町友部)
- 新石取戸橋(日立市十王町友部)
- 原橋(日立市十王町友部)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 茨城県道10号日立いわき線(日立市十王町山部・山部交差点、起点)
- 国道349号(常陸太田市上深荻町、終点)
沿線にある施設など
[編集]- 座禅山工業団地(日立市十王町山部)
- 十王ダム(日立市十王町友部)
- サットンヒルズカントリークラブ&オリーブスパリゾート(日立市十王町高原)
- 新里美カントリークラブ(日立市中深荻町)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 県道山方十王線(廃止)の里美村以西の残存区間は、主要地方道日立山方線に同時認定されている。
出典
[編集]- ^ a b 「道路の区域決定(昭和57年11月1日 茨城県告示第1476号) (PDF)」『茨城県報』号外第225号、茨城県、2 - 3頁、1982年11月1日。
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 6
- ^ 県道路線の廃止(昭和57年11月1日 茨城県告示第1477号) (PDF) ,茨城県報 号外第225号(1982年(昭和57年)11月1日)より
- ^ 「県道路線の認定(昭和57年11月1日 茨城県告示第1475号) (PDF)」『茨城県報』号外第225号、茨城県、1 - 2頁、1982年11月1日。
- ^ 「県道路線の廃止(昭和57年11月1日 茨城県告示第1477号) (PDF)」『茨城県報』号外第225号、茨城県、3 - 4頁、1982年11月1日。
- ^ 「道路の区域変更(昭和62年3月30日 茨城県告示620号) (PDF)」『茨城県報』第7538号、茨城県、8頁、1987年3月30日。
- ^ 「道路の区域変更(昭和62年3月30日 茨城県告示618号) (PDF)」『茨城県報』第7538号、茨城県、6 - 7頁、1987年3月30日。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 「県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)」『茨城県報』第637号、茨城県、8 - 12頁、1995年3月30日。
- ^ 「道路の区域の決定(平成10年8月10日 茨城県告示第924号) (PDF)」『茨城県報』第982号、茨城県、3頁、1998年8月10日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成20年3月13日 茨城県告示第318号) (PDF)」『茨城県報』第1959号、茨城県、15 - 16頁、2008年3月13日。
- ^ 「道路の区域の決定(平成21年1月29日 茨城県告示第105号) (PDF)」『茨城県報』第2049号、茨城県、16 - 17頁、2009年1月29日。
- ^ a b 高萩工事事務所. “主要地方道十王里美線(十王北通り線)” (PDF). 茨城県ホームページ. 茨城県. 2016年6月4日閲覧。
- ^ 「道路の供用の開始(平成28年3月24日 茨城県告示第350号) (PDF)」『茨城県報』第2778号、茨城県、16 - 17頁、2009年1月29日。
- ^ “都市計画道路十王北通り線の供用開始について” (PDF). 茨城県 (2022年3月8日). 2022年3月30日閲覧。
- ^ 「道路の供用の開始(令和4年3月22日 茨城県告示第314号)」『茨城県報』第290号、茨城県、10頁、2022年3月22日 。
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。