茨城県道199号小野土浦線
一般県道 | |
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茨城県道199号小野土浦線 | |
総延長 | 13.753 km |
実延長 | 13.717 km |
制定年 | 1959年10月14日 |
起点 | 茨城県土浦市 |
終点 | 茨城県土浦市 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道125号 国道6号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
茨城県道199号小野土浦線(いばらきけんどう199ごう おのつちうらせん)は茨城県土浦市小野から土浦市田中を結ぶ県道である。 土浦市新治地区では、沿道に果樹園が集中しており、別名「フルーツライン」と呼ばれている。
概要
[編集]当路線は土浦市(旧・新治郡新治村)小野と土浦市市街地を結ぶ道路である。土浦市小野の清滝寺(清滝観音)前の参道から始まり、「フルーツライン」を南下して土浦市藤沢を経由し、土浦市田中に至る。中間の土浦市上坂田〜藤沢の区間は国道125号(旧道)との重複区間である。
路線データ
[編集]- 起点: 茨城県土浦市小野(清滝寺前)[1]
- 終点: 土浦市田中土浦市田中2丁目1674番1地先(茨城県道24号土浦境線交点)[2]
- 総延長:13.753 km[3]
- 重用延長:0.036 km[3]
- 未供用延長:なし[3]
- 実延長:13.717 km[3]
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし[3]
歴史
[編集]1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として新治郡新治村大字小野を起点とし、土浦市を終点とする区間を本路線とする県道小野土浦線として茨城県が県道路線認定した。1995年(平成7年)に整理番号199となり現在に至る。
年表
[編集]- 1940年(昭和15年)11月18日:現在の路線の前身である小野土浦線が路線認定される。
- 1959年(昭和34年)10月14日:
- 1971年(昭和46年)
- 1984年(昭和59年)3月19日:土浦市大字虫掛字東地内の新道の一部を供用開始[7]。
- 1995年(平成7年)3月30日:整理番号265から現在の番号(���理番号199)に変更される[8]。
- 2004年(平成16年)3月22日:新治郡新治村大字大畑 - 土浦市東中貫町の区間が、通行する車両の高さの最高限度4.1 mの道路に指定される[9]。
- 2008年(平成20年)9月16日:土浦市虫掛(現道分岐 - 主要地方道土浦境線旧道)の旧道(639 m)が指定解除され土浦市道へ降格。終点が現在位置に移る[2]。
- 2012年(平成24年)7月1日:市道の朝日トンネル工事に伴い[10]、土浦市大志戸の朝日トンネル南交差点を改良供用開始[11]。
- 2013年(平成25年)4月11日:土浦市下坂田地内におけるバイパス道の一部区間(延長993 m)の道路区域が決定する[12]。
- 2020年(令和2年)4月1日
路線状況
[編集]基本的に対向2車線の県道であるが、土浦市藤沢から下坂田へ向かい、常磐自動車道の高架道下を潜り抜けるとすぐ右折し、蓮田地帯を通り虫掛方面へ向かう。この蓮田地帯を通る道路が、道路未改良の対向1車線の路肩軟弱な狭隘道路で、途中すれ違いのための待避所が所々設けられている。土浦市下坂田地内においては歩道が無く狭隘で、見通しの悪い箇所等もあることから、茨城県では下坂田地区のバイパス整備を進めている[12][15]。 なお、新治地区のフルーツラインを北上すると筑波山地を貫く朝日トンネルで八郷方面へ向かうこととなるが、本県道のルートは、朝日トンネル手前の朝日トンネル南交差点で右折して対向1.5車線幅の道で山を登り、清滝寺前まで続く参道が県道に指定されている。
道路法の規定に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に新たに電柱を建てることが制限されている。
- 土浦市大志戸(土浦市道交差) - 土浦市大志戸(県道石岡つくば線交差:朝日トンネル南交差点)[16]
- 土浦市大志戸(朝日トンネル南交差点) - 同市大畑(国道125号交差)[17]
- 土浦市虫掛(国道6号交差) - 土浦市田中二丁目(土浦市道交差:土浦消防署西交差点)[16]
別名
[編集]- フルーツライン
地理
[編集]新治地区は果樹園や畑が広がる台地で、藤沢地区から虫掛地区は水田や蓮田の広がる低地になる。終点は、土浦市街の土浦高架橋(土浦ニューウェイ)のガード下の土浦学園線と交差する。
通過する自治体
[編集]- 茨城県
交差する道路
[編集]- 茨城県道53号つくば千代田線(土浦市大志戸 二本松交差点)
- 国道125号(土浦新治バイパス)(土浦市大畑)
- 国道125号(土浦市上坂田/下坂田 - 土浦市大幡)
- 国道6号(土浦バイパス)(土浦市虫掛)
沿線
[編集]- 清滝観音(土浦市小野)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
[編集]- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b “道路の区域の変更(平成20年9月16日 茨城県告示第1234号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2012号: p. p. 13, (2008年9月16日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 12
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “道路の区域変更・道路の供用開始(昭和46年10月4日 茨城県告示第1016・1017号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5953号: pp. pp. 3–6, (1971年10月4日)
- ^ “道路の区域変更・道路の供用開始(昭和46年10月21日 茨城県告示第1088・1089号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5958号: pp. pp. 4–5, (1971年10月21日)
- ^ “道路の供用開始(昭和59年3月19日 茨城県告示408号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7228号: pp. pp. 8–9, (1984年3月19日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “車両制限令の規定の基づく道路の指定(平成16年3月15日 茨城県告示第371号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1551号: pp. pp. 9–14, (2004年3月15日)
- ^ 土木部土浦土木事務所 (2015年4月7日). “朝日トンネル全線開通”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2015年8月15日閲覧。
- ^ “道路の供用の開始(平成24年6月28日 茨城県告示第754号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2397号: p. p. 10, (2012年6月28日)
- ^ a b “道路の区域の決定(平成25年4月11日 茨城県告示第454号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2477号: p. p. 12, (2013年4月11日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定(令和2年3月30日 茨城県告示第327号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第92号: pp. pp. 15–16, (2020年3月30日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定及び車両の通行方法の指定(令和2年3月30日 茨城県告示第328号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第92号: pp. pp. 16–17, (2020年3月30日)
- ^ 土木部 土浦土木事務所 (2016年3月23日). “一般県道小野土浦線バイパス”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2017年4月20日閲覧。
- ^ a b 「道路の占用を制限する区域の指定(令和5年3月16日 茨城県告示第301号)」『茨城県報』第391号、17–20頁、2023年3月16日 。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号)」『茨城県報』第2980号、18–28頁、2018年3月19日 。
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。