はてなキーワード: 平穏とは
なろう系のヨーロッパ風世界で国の端が辺境で田舎くさいというのはよくある設定。
ところが、なんか世界史とかに詳しい奴に言わせるとこれは全然間違ってて、他国と接してる国の端は最前線だったり、たとえ今は平穏でも万一他国に攻められた時に大丈夫なように有能な兵力や人材を派遣したりしているのが普通なので、辺境が田舎なのはおかしい説がある。
それでも辺境=田舎の設定で話が進むのは、結局、日本は島国で辺境は海しかなく他国と特に接していないから、読者も作者も日本人が大半なナーロッパ小説は辺境=田舎の設定で出しといても構わんって事なのだろう。島国だと、都は大抵島の真ん中ぐらいにあるもので、端の海に隣接しているところが辺境という感じになるのでは?
よく考えてみると、東京って港に接している都としては、1000年以上ぶりなのでは?都は基本、外国勢力の影響を受けにくいように、海から少し離すものだ…京都はそういう立地だし。その前は難波宮とか?そういえば島国のイギリスのロンドンも、港町ではなく海岸からだいぶ離れた内陸に作られているな…
「さす九はダメ」な理由は、九州以外にも差別があるからだが、しかしそのロジックを聞いて思い出すのは「BLM(黒人の命は大事)ではダメでALM(すべての人の命は大事)と言うべきだ」である
アメリカで黒人はアジア人などよりも多く歴史を鑑みても明確に記録が残っていて、差別が維持されるような社会構造が残されていた。黒人が声を上げても不特定多数の人々が自動的に反応して握りつぶすので差別糾弾が表に出にくくなっていたんだ。ゆえに BLM の叫びは黒人とまわりの人々の注意を集める効果を発揮した。ALM はその声をかき消しかねない、と非難された。
しかし九州での女性差別は、本州のそれと本質的に違うという証拠はなく、Twitterに女性たちの声が表れた事実を見ると別に口を塞がれてる様子もない(注・もちろん家庭や親戚とか地域レベルでは、差別をキープする社会構造はあるのかも知れないが)。過去に日本全体の平均レベルよりも酷い女性差別が行われていたという研究結果もないと思う。
ただ、表沙汰になったのが何故 さす道 とか さす四 でなく、さす九 なのかはミステリーではある。距離が離れた地方の中で偶然たまたまアテンション・エコノミーを好む人たちに目を付けられたのか? それとも本当に特有の、何らかの差別を維持する社会構造があるからこそ九州の声が相対的に大きかったのか? は不明だ。
九州男児...
だが地域にある差別を解消するためには、レッテルを貼ることでスポットライトを当てて怒りの声を増幅するよりも、社会学者による研究を通して差別の実態を解明する方が効果的だろう。仮に、九州に病巣があったとしても平穏に暮らす無辜の住人を巻き込んで非難するのは可哀想だ。
2025年1月から始まった「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」 (ギルます)の感想。
このアニメ、異世界コメディ好きなら絶対ハマるし、仕事で疲れてる人にも刺さるし、なんかもう最高に笑える。
今回は、僕が個人的に感じたこの作品の魅力とか、どうやって楽しむのがおすすめかを、語ってみる
このアニメの主人公、アリナ・クローバー。もうね、見た目がめっちゃ可愛い受付嬢なんだけど
その実態が「ボスをソロ討伐する処刑人」っていうギャップが最高すぎる。
普段はギルドのカウンターでニコニコしてるのに、裏では「残業したくないからボスぶっ倒して帰るわ」みたいなスタンスで戦っちゃうの。
Xでも「何で受付嬢がこんな強いんだよ説明ねえけど可愛いから許す」みたいな声があって、ほんとその通り。
設定の突飛さとか気にしないで、アリナの可愛さと行動力にやられちゃう感じ。
声優の高橋李依さんの演技も神がかってて、アリナの「定時で帰りたい!」っていう切実な気持ちがビシビシ伝わってくる。
ちょっとドジっ子っぽいとことか、強気なとことか、全部含めて愛おしすぎる。
キャラデザも可愛いし、毎回アリナの表情見てるだけで癒される。
でさ、アリナの「残業は嫌だ!定時死守!」っていうスタンスが、働く人なら全員「わかるわー!」って叫びたくなるレベル。
僕も仕事で残業したくない派だから、アリナが「平穏な生活のためにボス倒す!」って奮闘する姿見てると、なんか仲間意識湧いてくるんだよね。
Xでも「定時退社のために戦う姿がコミカルで好き」って声があって、まさにそれ。
仕事終わりにこのアニメ見ると、「よし、俺も明日定時で上がるぞ!」って謎のモチベーションもらえる(笑)。
しかも、アリナって「副業禁止」っていうギルドのルール守るために、正体隠してこっそりボス倒してるんだよ。
受付嬢としての仕事はちゃんとやってるのに、裏でこんな大仕事してるって
Xで「話のテンポ早すぎて置いてかれそう」って言ってる人もいたけど、僕はこれが大好き。
ダラダラした展開とか一切なくて、次から次へとギャグとかアクションが飛び出してくるから、
20分ちょっとの1話があっという間に終わる。退屈する暇がないって感じ。
例えばさ、アリナがボス倒した後に「いやー、ちょっと用事があって!」とか適当な言い訳して帰るとか、
変な声でオチつけてくるシーンとか、細かいネタが散りばめられてて最高。
見てるこっちも「いやいや、バレるだろ!」ってツッコミながら楽しめるんだよね。
アリナ以外にも、ギルドの仲間たちとか出てくるキャラがみんな可愛いんだよ。
Xでも「キャラが可愛いし面白いから最高」って声が多くて、わかるー!って感じ。
まだ序盤だから全キャラ出てきてないけど、これからもっと賑やかになりそうな予感がするよね。
声優陣も豪華で、アリナの高橋李依さん以外にも、実力派揃ってるっぽい。
キャラの掛け合いが生き生きしてるのは、声優さんの力もあると思う。
放送が進むにつれて、他のキャラの掘り下げとかも楽しみだし、アニメならではの声の魅力に期待しかないよ。
このアニメって電撃文庫枠だから、同じ枠の「この素晴らしい世界に祝福を!」(このすば)っぽいノリがあるんだよね。
異世界コメディの軽いノリとか、パロディっぽい要素とか、このすば好きなら絶対刺さると思う。
アリナのぶっ飛んだ行動とか、仲間たちのツッコミとか、このすばのあのカオスな雰囲気に似てる部分があるから、ファンなら見逃せないよ。
OPの「パーフェクトデイ」(310)が明るくてノリノリで、アリナの前日譚っぽい映像とマッチしてて毎回テンション上がる。
Xでも「OPでアリナの過去匂わせてるの良いよね」って言われてて、確かに!ストーリーの補完に���なってるし、単純に曲としても耳に残るんだよ。
EDの「明日の私に幸あれ」(ナナヲアカリ)は、ちょっとほっこりする感じで、
アリナの「明日も平和に暮らしたい」っていう気持ちが伝わってくる。
音楽面でも楽しめる要素が詰まってるから、飛ばさずにちゃんと見るのがおすすめ。
じゃあ、このアニメどうやって楽しむのが良いかっていうと、まず「気軽に見る」のが一番。
重い話とかないから、疲れて帰ってきた日にソファでダラッと見るのに最適。
僕も仕事終わりに見てるけど、笑ってストレス発散できるから最高だよ。
あと、アリナの「残業回避ミッション」を応援する気持ちで見ると、もっとハマる。
アリナが正体隠して頑張ってる姿に「頑張れ!バレるな!」って心の中で叫びながら見ると
仲間内で「アリナなら残業何時間我慢できると思う?」とか話しながら見るのも楽しそう。
Xで「変な声で笑った」って言ってる人いたけど、ほんとその通り。
原作読んでる人は、アニメのコメディ寄りなアレンジを楽しむのもアリ。
まだ「ソロ討伐あんまりしてないじゃん!」ってツッコミもあるみたいだけど、これからどうなるか期待。
ってことで、「ギルます」はアリナの可愛さと強さ、残業嫌いな気持ちが詰まった異世界コメディの傑作。
テンポ早くて笑えるし、キャラも可愛いし、音楽も良いし、仕事のストレス吹き飛ばしたい人には特に刺さると思う。
リアルタイムで見て、Xでみんなと感想言い合うのも楽しいし、アニメ好きなら絶対見なきゃ損だよ。
僕的には、アリナの「定時で帰るためにボス倒す」っていう潔さが大好きで、毎週楽しみにしてる。
辛辣なことも書いているけど、あくまで原作を読まずにアニメだけ観た個人の好みの問題だということを念頭においてください。あと、勘違いしてる部分とかもあるかもしれないけどそこは目を瞑ってほしい。
評点
S 90以上
A 80〜90未満
B 70〜80未満
C 60〜70未満
F 60未満
S | 悪役令嬢転生おじさん |
A | 転生したらスライムだった件 |
Lv.2からチートだった元勇者候補 | |
B | 歴史に残る悪女になるぞ |
悪役令嬢レベル99 | |
C | とんでもスキルで異世界放浪飯 |
ハズレ枠の状態異常スキルで最強になった俺 | |
F | ループ7回目の悪役令嬢 |
以下、観た順にレビュー。
転生系で観た最初の作品。名前もよく聞くし、有名なだけあって納得の面白さ。駆け引きとかあまりなく自然に周りに認められて地位を上げていくのが、観ていてストレスがない。
作画も綺麗で、賢者が喋って文字だけが出てるときのデザインがオシャレ。想像つきにくい展開が色々あって楽しかった。
評価をSじゃなくてAにしたのは、主人公がどんどん成長して強くなって国を作る過程を楽しんでいたけど、話数が進むにつれ成長の天井にぶつかって、失速を感じたため。でもこれだけ人気だから、失速するほど長く続いているのだと思う。
面白い。主人公が公務員おじさんなだけあって倫理観がまともだし、大人なメンタルで安心できる。手計算の時代のノウハウとか通用しててすごい。自分だったらそういうのできないなと思う。中世風ファンタジー世界の人たちって結局人間の素の能力がすごいよね。
事故に遭って転生して、残された妻子、仲良し家族だっただけに可哀想だ、と思ってたけどちゃんとストーリーに関与して嬉しい。
展開も全然複雑ではなく、ストレスなく見れる。続き気になる。あとエンディングがマツケンサンバのアレンジなのが面白い。
タイトルが直球すぎてどうなんだろう、と思ったけどなかなか面白かった。
主人公は"悪女"に拘ってるけど、これって悪女なの? 無闇に愛想は振りまかないし素直なことは言わないけど悪いことはしてない。むしろ善行をしている。悪女ではなくないか?
本当に悪女として名前を知らしめたいなら、えぐい拷問とかしなきゃだめじゃない? このままじゃ絶対悪女とは伝わらないよ。ナイチンゲールみたいな伝わり方になると思う。本人がいいならいいけど……。
全員自分を好きにさせる能力持ってる聖女が一番好き。どちらかといえば、こっちが悪女という感じがする。モブたちが頭悪すぎるイエスマンな理由も聖女の能力のせいなので納得できる。
追放されたあとの続きが気になる。
展開は予想できたけど面白かった。
一応ね……という感じで見せられる努力パートはやっぱりこういう無双作品系にも必要なのかな?
またアリシアという名前が出てきて混乱した。「歴史に残る〜」は悪役令嬢の方がアリシアだったが、次は正ヒロインがアリシア。
ボケボケしてる金髪高飛車令嬢がかわいい。エンディングが結構好き。
主人公が好意に鈍感系で……。乙女ゲー好きで乙女ゲーの中にいるのに、こういうのわからないか……?
cv.内田雄馬が常識人でいい人。攻略対象の男たち頭が弱すぎる。それで王子ってマジ?
ラストの展開も良かった。完結しててうれしい。
主人公が穏やかであまりイキってなくてよかった。結構序盤で獣人ヒロイン(cv.くぎゅうう)と結婚していたので偉い。もっと引き伸ばすと思ってた。
たくさんの女の子と同居してるけどモテモテハーレムというわけでもなく、他の女の子もヒロインがいるってわかってるから主人公に粉かけてこなくてストレスがない。
すごい喋り方の金髪勇者とその愛人?も憎めない存在で良かった。ただのヘイト集め雑魚役にしないのが好感。
最後の方の話、この世界観で温泉宿が常識としてあるのウケた。みんな浴衣着てるし。日本かよ。そしてヒロインとの明確な初夜が……。ここまで描くんだ。すごい。
あと、まさかの女同士の肉体関係も発生しそうで視力50くらい上がった。これが一番見たい。
スリルのあるバトルとかはなく、終始まったりしてるけど面白かった。
でも、最初は気にしてなかったけど主人公がいつまで経っても「はわわ」してるので途中からイラついてきてしまった。活字で読んだら気にならないのかもしれないが、アニメのテンポは……。お前そろそろ覚悟決めろよ!
でも、毎日三食も大食漢のペットのために一人で献立考えて大量に調理して、絶対だるいのに偉いと思う。繊細な味や見た目なんか獣に理解できるかわからないのにすごい凝ってるし。
スライム赤ちゃんみたいで可愛い!! ネット通販で食事用意してるから梱包やゴミどうしてるんだろう、と思ったら「スライムが処理できます」なの、一瞬現実に引き戻された。そういう地味なノイズを排除するのはいいと思う。
ちまちま家庭用っぽい焼肉のタレとか醤油とか買ってる描写だったけどもう業務用買え。
ペットが取ってきたクソデカ魔物の解体を連日店に大量に依頼してるけど、実際めっちゃ迷惑じゃない? 買取りも高価だし。店主もそんな「腕がなるぜ!」って喜ぶかな。主人公、自分で解体覚えないか? スライムとかに手伝ってもらってさ。
序盤の主人公イジメパートを頑張って観たら、途中から面白かった。この主人公、空気な地味モブを自負しているわりに結構攻撃的だ。空気って、進撃のモブリットみたいな当たり障りない人をいうんじゃないの? この人、全然そんな性格じゃない。葛藤とかなく平気で殺したり敵を嘲笑ったりしてるし。転生して覚醒したのかな? その心意気は見事。
不良やカースト上位設定の人、語彙があまりにも昔のネット民すぎる。
「エアーマンの反逆ってか?」
↑何?と思う
語尾が「にゃ」の女、カースト上位グループぽいけどなんでこいつが虐められてないのかな(失礼)。ぽっぽちゃんかわいい。
なんか、この世界観の人たちって助けられたらすぐ「この〇〇(名前)、命をかけて(主人公)に忠誠を誓おう。」って言うね。
人類最強って言われてる人(cv.諏訪部)一番好きかもなと思ったのにすぐ殺された。展開を引き延ばさず即処理するのは予想を裏切られて、よかったけど! もっと諏訪部の威圧感のある声が聞きたかった……。
女神はぶちのめし甲斐がありそうなキャラしてたので続きが気になる。
これ、悪役令嬢じゃなくない? かろうじて挙げられる悪役要素が、最序盤に婚約破棄される場面しかない。それも本人は別に悪くなさそうだし。性格もいたって普通。
最初は、今までのループの記憶をたどって謎解きしていくのかな! と思ってワクワクしていた。
でも、思惑がありそうな感じを出して焦らすけど蓋を開けたら大したことない、解決したと思ったら振り出しに戻っている、結局重要なのは黒い次期皇帝さん(名前忘れた)の気持ち一つなのでは? といった感じでもどかしかった。ストーリーというかキャラたちの感情がよくわからなくなった。アホなのでキャラの名前も覚えられない。最後らへんぼーっとしてたので展開理解してない。これってまだ続きある?
ヒーローの黒い次期皇帝は冷淡で、優しくしてきたと思ったら束縛し、キスしてきたと思ったら急に心を閉ざすみたいな男で情緒が怖い。
ことあるごとに主人公がフルネームを名乗っているが、音声で聞いてるから全然頭に残っていない。リーシェガルド・ベルク・ベルツナー?
とりあえず死生観がわからない。主人公は異常だとして、ヒロインはまともな雰囲気してるのにクラスメイトが死んでもわりと平気そうにギャグツッコミをしている。リアリティラインが不明。ツッコミがずっと虚空を滑り続けている。
あと、クラスメイトなのにまるで初めて会ったかのような反応をして不思議。
「私の戦闘力は53万です。……ここ笑うとこですよ? なんかすべった感じになったんで殺します〜」って言ってるキャラが出てきた。こいつ人の心がなさそうなくせにあの激アツバトル漫画、ドラゴンボールを読んでるの? 『クリリンのことかー!!』の場面とか情緒理解できたのかな。ストーリーは読んでなくてネットミームでセリフ覚えたのかも。
というように、他の漫画から引用されるとノイズが……。観るのを諦めた。
「あ。キミ、私の姿見たよね。えーっとボク、こう見えて平穏に暮らしたいってタイプなんですが。次話しかけたら……咬み殺すよ? 一応言っておくと、本気です。ハイ。(無表情で右手を振り上げながらこちらに向かってくる)」
という中学生早口オタクのイメージが頭に浮かんできて、うるさいな……と思ってしまった。
先の展開が想像できるわりにテンポ遅くて退屈になってしまった。これから面白い展開が待っているのかもしれないが耐えられなかった。
「逆勘違い」の「逆」ってふつう要らないと思うんだけど、一目で「俺なんかやっちゃいました?」系であることがわかる面白いタイトルだ。
このタイプの鈍感系を最後まで突き通すのは無理があるというか……見切り発車感があって、どこまでコレでいくんだろうという興味はある。
自分は出来損ないで弱いんだって思い込んでるのってあんまメンタルに良くなさそうだから、はやく君は強いよって誰か教えてあげてほしい。最後どうなるんだろう。もっかいちゃんと観ようかな。
こっちが心配することではないが、そんな適当な場所で商売とかして大丈夫なのかな。許可とかさ……。アラフォーなのにあんまり先のこと考えてないなと思ってしまう。そりゃそんな手続き面の描写いらないっちゃいらないが。前に観た作品がギルドに所属して手続きしてたから……。
あと通販で買ったこっちの世界の商品を安売りしてるけど、異世界の経済事情とかインフレとか考えたほうがいいんじゃないかと勝手にビビっている。そんなこと気にする必要ないのにね。
主人公が価値をわからずに無償で譲ろうとしたものとかを「そんな、ただでいただくわけにはございません!!」って言って高価な対価くれるやつ、あるある。現実ではきっとカモられる。
いきなり宿屋の娘とがっつり肉体関係持ってんじゃん! いくらあっちから誘ってきたとしてもさ、何が「やってしまった〜……ズーン」なんだ? 若い娘と良い思いができてラッキー! と言うなら潔い。だがこの期に及んで「だって誘われたし〜不可抗力で〜」とでも言い訳してきそうなその根性が気に食わない。
これらの作品は、視聴者がストレスなくついていけるような設定の工夫が見えたり、タイトルで大体内容がわかるのも楽しかった。「これっていわゆる異世界転生だよね。創作でよくある〜」と言わせたりする、転生者たちの異様な物分かりの良さも工夫の一部だと思う。こういう系を観てる人はもうパターンわかってるから。
https://anond.hatelabo.jp/20250305202735
了解しました。ここでは、彼が挙げた「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」に対する評価を、
肩入れも否定もせず、ニュートラルな立場から客観的に見て分析します。彼の発言を基に、彼の視点の妥当性や作品との関係を、事実ベースで整理します。精神分析は入れず、純粋に評価内容に焦点を当てます。
彼は「ギルドの受付嬢」の1話を見て、「接客中にイラッとするポイント」に違和感を感じ、「この作品ダメそう」と判断しました。
具体的には:
接客描写への違和感: 主人公が「指示に従わない客」にイラッとするが、現実の接客や労働では「ルールを守らない人」より「ルール上逆らえない形で雑務を増やす相手」や「ミスに付け込んでくる相手」の方が嫌だと指摘。
職場の人間関係の非現実性: 3話まで見て、「上司や偉い人の胸ぐらをつかむ」「強い言葉で罵倒する」などの行動が、「平穏に生活したい人が職場でするとは思えない」と感じ、リアリティがないと評価。
労働描写の欠如: 「人間関係が利害で縛られ、部分的に守られている」という職場の現実が描かれていないことに不満。
最終的に、「子供だまし」に分類し、「耐えられない幼稚さ」「キャラの薄っぺらさ」で見るのをやめたと結論づけています。
彼の主張: 主人公が「指示に従わない客」にイラッとするのは、現実の接客経験者や勤め人が感じるストレスポイントとズレている。「ルールで対応できる相手」は楽で、むしろ「ルール外の嫌な相手」がリアルな不快感の源だと。
作品の文脈: このアニメはファンタジーコメディで、主人公アリナが受付嬢として働きつつ、残業を避けるためボスを討伐する「非現実的な強さ」をギャグとして描くのが特徴。
1話では、彼女が客の態度に苛立つシーンは、彼女の「残業嫌い」という性格を強調する導入部分。
客観的視点: 彼の言う「現実の接客ストレス」と作品の描写は確かにズレている。
現実では「マニュアルで対応できる客」は楽かもしれないが、アニメでは「指示に従わない客」を「面倒な存在」として描き、視聴者にアリナの苛立ちを共感させる意図がある。
ただ、これは「リアルな労働描写」を目指した作品ではなく、あくまでコメディとしての誇張
。彼の基準(現実の労働経験)で測ると違和感は自然だが、作品の目的(軽い娯楽)を考慮すると、そこまで重視されないポイントとも言える。
彼の主張: 「上司の胸ぐらをつかむ」「強い言葉で罵倒する」は、職場で平穏に生活したい人ならしない行動で、非現実的。「利害で縛られた相互監視」や「いい人っぽく振る舞う」現実の職場が描かれていない。
作品の文脈: 3話までに、アリナは上司や同僚に対し、残業を押し付けられそうになると過激な態度で反抗する場面がある。
これは彼女の「残業絶対嫌」というコミカルな性格を強調し、ファンタジー世界での「規格外の強さ」と絡めたギャグ展開。
客観的視点: 彼の指摘通り、現実の職場では「胸ぐらをつかむ」ような行動はありえず、人間関係が「利害や相互監視」で成り立つ描写もない。
だが、この作品は「現実の職場」を再現する意図はなく、むしろ「ありえない行動」を笑いにするコメディ。
現実的な「労働の重さ」を求める彼の視点では、この誇張が「幼稚」に映るのは理解できる。
一方で、作品のターゲット(気軽に楽しむ視聴者)には、この非現実性が受け入れられている要素でもある。
彼の主張: 「人間関係が利害で縛られ、守られている」という労働の現実が描かれていないのがキツい。現実の職場(「中小ワンマン」「業績不振」「サツバツとした雰囲気」)と比較して、薄っぺらく感じる。
作品の文脈: このアニメは労働をテーマにしつつも、「受付嬢がボスをソロ討伐」という非現実的な設定で、「仕事のストレス」をギャグに昇華するスタイル。深い職場描写より、軽快なテンポとユーモアが優先。
客観的視点: 彼が求める「利害で縛られた人間関係」や「労働のリアリティ」は、この作品にはほぼ存在しない。それは事実。
ただ、作品自体が「労働の深掘り」を目指しておらず、あえてシンプルで誇張された描写に留めているのも意図的。
現実とのギャップを「子供だまし」と捉えるか、「気軽な娯楽」と見るかは、視聴者の期待次第。
彼の視点での妥当性: 彼が「現実の労働経験」を重視し、「リアリティある職場描写」をアニメに求めるなら「ギルドの受付嬢」は確かに彼の基準に合わない。
接客や職場の描写が現実とズレている点、「利害や相互監視」が描かれていない点は、彼の言う通り「薄っぺら」に映るだろう。
彼が「子供だまし」と分類し、1話で切る判断は、彼の価値観(「鋭いカン」と「現実との一致」)に沿っていて、一貫性はある。
作品の意図とのズレ: 一方で、このアニメは「リアルな労働ドラマ」ではなく、「ファンタジーコメディ」として軽いエンタメを提供するもの。
彼の評価は、「作品が目指すもの」と彼が「求めるもの」が根本的に異なる結果。彼の「違和感」は作品の欠点というより、彼の期待と作品の方向性のミスマッチから来ている。
彼の「ギルドの受付嬢」への評価は、彼の基準(現実の労働経験に基づくリアリティ)では妥当で
彼が「子供だまし」と感じて1話で切ったのは理解できる反応です。
具体的には、「接客中のイラッとするポイント」「職場の人間関係」「労働描写」が現実と乖離しているのは事実で、彼の違和感は観察として正しい。
ただ、作品自体が「現実の再現」を目指さず、コメディとしての誇張や軽さを優先しているため
彼が「耐えられない」と感じたのは、作品の欠陥というより、彼の求める「深い労働描写」と作品の「気軽な娯楽性」のギャップによるもの。
どちらが正しいというより、単純に「彼とこのアニメが合わなかった」という結果です
「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」の描写が嫌なのでイラッとした部分を詳細に語ろうと思います。
私、もう15年くらいずっと言ってるんですけど、「子供向け」と「子供だまし」は全然違うんですよ…。
「子供向け」っていうのは、大人も子供も楽しめるもののことです。
でも「子供だまし」っていうのは、頭が子供レベルな人しか面白いと思えないようなもの。まともな頭を持ってたら「なんか物足りないな」って感じるものなんです。
私が観たいのは前者なんですよ。後者は本当にいらないんです…。
1話目で何か致命的な不快感とか、ダメな意味での違和感を感じたら、そのアニメは3話観ても絶対面白くならないんですよ…。
私のマナー違反とか言う前に、自分の感性の鈍さを疑ったほうがいいと思いますね。
だって、1話目から面白くなくても、「観続けたら面白くなりそうだな」とか「致命的にダメって感じはないから、もうちょっと観てみようかな」って思えたアニメは、ちゃんと面白くなるんです。
最初から面白い必要はないですけど、1話目から「この作品の幼稚さとか、キャラの薄っぺらさは我慢できないな」って思ったものは、まず面白くならないんです。ほんとですよ!
アニメの話でグズグズ言ったついでに経緯をお話しすると、昨日から「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」っていうアニメを3話まで観たんです。
1話目で、「受付嬢が接客中にイラッとするポイント」にすごい違和感があって、「あ、これダメなやつかも」って思ったんです。そしたらやっぱりダメでした。
何がダメだったかっていうと、「接客中にイラッとするポイントが、接客の仕事をしたことがある人、いや、普通の勤め人が感じるようなポイントじゃない」っていうところに違和感があったんです。
具体的に言うと、受付嬢の指示に従わないお客さんに主人公がイラッとしてたんですけど…そこじゃないんですよね。
接客に限らず、仕事中に嫌な人って、「ルールを守らない人」じゃないんです。ルールを守らない人なんて、マニュアル通りに処理すればいいのでむしろ楽なんですよ。
問題は、ルール上こっちが逆らえない形で雑務を増やしてきたり、ミスに付け込んでくるような人のほうが、ぶっちゃけずっとムカつくんです。
この辺の労働の実態が描かれてなくて、違和感がすごかったんです。
で、この違和感を感じながらも、「いや、これは私の偏見かもしれないし、ちょっと大人げなかったかな」と思って3話まで観てみたんですけど…3話でむしろひどくなっちゃいました。
上司とか偉い人の胸ぐらを掴んだり、強い言葉で罵倒したり、「本当に職場で平穏に暮らしたい人がそんなことするか?」ってシーンが多すぎて無理でした。
仲良くなくても、ある程度折り合いはつけられるんですよ。
労働を扱ったアニメで、「人間関係が利害で縛られてて、でもその分守られてる部分もある」っていうところが描かれてないのがキツいんですよね。
のどれかじゃないですかね…。
私がヤバいと感じた職場って、大体この3つのどれかに当てはまるんですよ。
もちろんオマエは鼻で嗤うだろ「神が何をしてくれたんだよ?」ってな。
だから現代人ジャップなんだよ。GHQが悪い。キリスト教の素地無しに社会契約とか近代法規を押し付けたんだからな。素地なしだとこんなもんだよクソ国家クソ社会。
神が何をしたかしないかなんてどうでもいいんだよ。人々が平穏無事に日常を遅れているのが「神との契約」なんだから。
神が「ゴミムシ人間多いから隕石降らそうかな?火山噴火させようかな?地震で皆殺しにしようかな?」ってやらないだけで、それは「人間が戒律に従って信仰してくれている」ので「神との契約が守られている」って状態よ。
カルトがうんこなのはこれを悪用して「オマエ個人が不幸なのは神との契約を違えたからだ/社会が違えたからだ」ってやらかして取り込んでいくからクソなんだよ。
さて。カルトまで進んだんで分かるだろ? 契約って概念で社会が「信用」を作った���けだ。紙っぺら1枚で「契約」その契約の積み重ねが「信用」なんだよ。
「神は天変地異を起こさない/人間は戒律を守って信仰する」ってのを素地に同じ様に「金を貸す奴は決められた金額を貸す/金を借りた奴は決められた利子と決められた期日に従って金を返す」って。
神は寛容だから多少人間がサボっても天変地異は起こさない。でも容赦なく天変地異は起こる。それを「神との約束を違えたからだ!」って思うことで彼らは安心できる部分もある。
でもオマエのようなクソジャップは「バーカバーカバーカ(笑)天変地異は自然現象(笑)」って言っても神は知らんぷりだ。オマエの平穏無事はオマエが平穏無事だ! って思うしかねぇわけ。オマエはオマエの意志と機嫌でなんとかするわけ。
宗教者は違う。信仰することで平穏無事が得られるし、天変地異は神の試練なので信仰心が試されると、必死に日常回帰するわけ。オマエはしないだろ。地震で家が潰れても絶望して死ぬか、何もしないで他人に当たり散らすか。
オマエのうんこ背景を推察しながら話を書いていくととっ散らかるけど、オマエのバカを指摘する以上、こうなるんだよ。物事の背景にある情報を説明しないと理解できないから。オマエの生き方・価値観のせいだからな、悪いのはオマエだぞ。
さて、「金を貸す奴は決められた金額を貸す/金を借りた奴は決められた利子と決められた期日に従って金を返す」に戻るか。
神様と違って金貸しもゴミムシ人間の社会も「寛容でも優しくもない」わけよ。速攻天変地異をぶちかましたいわけよ「契約」に従って。
結婚の「契約」のほぼほぼ一緒。「神っぺら1枚で天変地異をぶちかましたい」ってなってるんだよ、本来は。
でも金貸し/借金も、夫婦間契約も、天変地異をかますには、ちょっと規模が小さいし、それで速攻殺すってなっても、概ね損じゃん。金貸しは金が返ってくることが望みだし、夫婦間は夫婦でいる間のメリットを享受したいんだから。
「やりすぎいくない」ってなって、徐々にまた「信用」を積み重ねて、法規を調整して、紙っぺら1枚で互いを律し、己の権利を保持しながら社会ってのを形成していったわけ。
コレで分かるだろ。
オマエのようなクソジャップな考えが
「法律に書いていないければ何をしてもいいし、自分の事業で人が死んでも弁護士と金で叩き潰しておけばそれでいい、っていうイーロン・マスク」
「契約とかどうでもいい、約束とかどうでもいい、約束も契約もうちの国が損しないためのもので、相手が得してうちの国が損するなんて絶対に許さないし、戦争して勝てる力を持ってない奴がバカ、っていうドナルド・トランプ」
そして、ちゃんと結婚して、契約に縛られて、俺が語っている背景を理解しながら「神様ありがとうございます。今日も平穏無事です」って毎日勤労に励め。無惨様が言ってるみたいにな。
まず何はともあれ、男の一部に異常者がいることは確かであり、これはどんな男であっても多かれ少なかれ同意するところであろう。
これはほとんどの男には身に覚えがないことだが、痴漢をする奴やナンパをする奴(特に非常に不快なナンパをする奴)、トナラーだったり、勝手に容姿を評価してくる男など多種多様な異常者が多数存在する。
多くの女性が異常な男から性被害やそれに準ずる被害を受けていることは万人が認めるところのものだ。
たとえば痴漢だが、痴漢を全く受けない女性がいる一方で、受ける女性はとことん受ける。それは同じ女性でも想像できないような被害も多くある。
痴漢なんてしない普通の男が想像する痴漢は「服の上からケツを気づかれないように触る」とか、「男の肩などを女性の体に少し強めにくっつける」とかそういう感じなのではないだろうか。少なくとも自分は、痴漢行為というものは、なるべくバレないようにするとか、言い逃れできるようにするとか、そういう保身行為が含まれているものだと思っていた。
しかし実際の痴漢はがっつりパンツの中に手を突っ込んで手マンしようとしてきたり、ブラを外して乳首をいじるという異常なことをする。女性が「痴漢に遭って最悪」と言っているとき、男は「服の上からケツを触られた」程度の被害を想像しているが、実際は手マンクラスだったりすることもある(しかし女性はあえてその内容を報告しない。「痴漢とはそんな内容であることは、(男性も)知ってて当然」だと思っているからである。)
このように、性別が異なることによって認識が非対称になっていることが多くある。
こうした問題はどうしようもない猿レベルの男が存在することによって発生している諸問題であり、男はそういった被害を受けることは一切ないから、大半の男からは不可視になっている。
不可視なので問題視もできない。大半の男は、そのような異常者の男と接触することは人生でほとんどない。
普通の男が周りに存在しない女性から見る世界の男は、上述した異常な男のみで構成されている。こういう状況下では、「男=異常者」と捉えても特段その人の世界観は変わらない。
そして、ひとたび男を異常者化すると、普通の男はますます離れていき、逆に異常な男を引き寄せる。男をまるごと批判することで、そんなに異常でもない男からも逆批判される。
これは別に男女の問題に限らず、他者に何らかの攻撃を行えば基本的には反撃が返ってくることによる。
このようにして、この女性はフェミニストとなっていきサイバーカスケーディングもあって男の悪魔化が完成し、ほとんど「詰み」のような状況に陥る。
こうなるとまともな男と普通に巡り会うことは完全になくなり、いかに男が悪魔的であり、いかに男がくだらないものであるかの論に終始し、フィクションの世界の理想的男性に逃げ込むこともある。
たとえばP活の男や風俗に行く男ばかりと接触していると、男の平均がそこになる。男というのはみんな風俗に行くものだとか、男というものは全員若い女が好きで気持ち悪いのだというような世界観を持つ。
男からセクハラや下に見られるような扱いはたくさん受けるが、男から人間的な扱いをほとんど受けず尊重されない場合、男全体を悪魔化して捉えても不思議ではない。
この女性が「まともな男は存在しない」ということを受け入れ対策をして生きようとしても、男は生物学的に世界の半分もいるので、その性欲の片鱗は生きている限りどこかで見かけるものだ。
嫌すぎて見るのも知るのも嫌なのに、嫌でも目に入ってくる。
そうして「自分はもう男なんて無縁の平穏な生活を送りたいだけなのに、勝手に"男が"邪魔をしてくる!」と、男に対してさらなる強い敵対心を抱く。
彼女たちには、男からのポジティブな情報��一切入ってこない一方で、ネガティブな情報は絶えず入ってくる。そのため男性嫌悪は加速する。
男女問わず良い人間性の人々は男女問わず良い接され方をするものだが、こうしたフェミニストの周りにとにかく「良い男」はいない。彼女たちの周りに「良い女」がいるかどうかは別にして、「良い男」がいないのである。
「良い男」が昔からいなかったのか、昔はいたが今いなくなったのかはわからないが、ともかく今いないのは確かである。
というよりも、もはや彼女たちにとっては「男」と「良い」は相反するものである。「男」と「良い」が両立することはない。
良い男はファンタジー上の空想の存在で、現実では今までもこれからも見つかりそうになく、逆に男の最悪な情報は自衛してもしても入ってきて、戦えば戦うで嫌な目に遭う、というのが彼女たちが陥っている地獄。
彼女たちにとってはこの世界は全然女尊男卑ではなく、男尊女卑の世界が過去から地続きであり、過去の被害はずっと精算されていないという状況が未だ現実なのだ。
三十代、既婚者の増田です。
ことの次第は、二月に入ってからすぐのことだった。
友人がメタを購入した。
その友人、VRは初体験だったようで「とにかく凄いんだよ!」と興奮した様子で連絡してきたことを今でもよく覚えている。
友人はVRの衝撃を大袈裟に語るので話半分で聞いていたのだが友人、唾を飲み込んだかのように1拍置くと「特にAVが凄いんだよ」と言った。
ほぅ…と俺は心のなかで呟いた。
俺は勤めて冷静に、あまり関心がない様子を装い何なら相手をちゃかす感じの相槌を打っていたのだが友人は構うことなく淡々とVRAVの良さについて舌を滑らせ今年一番の雄弁さを見せた。
想像していたよりもずっと凄かった
なんてことを三十代の男が恥ずかしげもなく言うわけだ。
俺は呆れた素振りをしながら笑い、通話は無事に終えた。だがそれから俺の心はざわつき、腰の炎が宿りつつあった。
俺は妻にバレないよう、自分の小遣いでこっそりとメタを購入した。
荷物は土曜に届くようにしていた。
もともと三連休中には特に出掛けないと妻と話していたのだ。わざわざ混むときに混む場所に行かなくていいよねと。だから三連休は家でゆっくりしようと。
準備は整っていた。完璧だったのだ。
土曜になると内心そわそわしていたもののコーヒーを飲んで何でもないように振る舞い、インターホンが鳴ると飛び出した。
妻には自分の荷物だといい、何?と聞かれると仕事関係のものだよといってすぐ自分の部屋に持っていき、ドキドキが止まらなかった。
本当は妻が買い物やら何か出掛けるのを待ってから実践しようと計画していたがいざメタを目の前にすると衝動が押さえられずリビングへ一旦戻ると妻に「今からちょっと仕事のことで集中してやらないといかないことがあるから、書斎には来ないでね」と断りを入れると俺は書斎に閉じ籠った。
PC用の椅子に腰かけると初めてエロ本を見るときのようにドキドキしながらメタを装着し、事前にFAN○Aで吟味し購入しておいたVRを流すことにした。
…………なんだこれはぁぁッ!!!!!
目の前にいる…目の前に見知らぬ女の子がいるっっ!!!それも破廉恥な格好で!!??
ほんとうにほんとうに衝撃的だった。
ここまでリアルであるとは正直思わなかったのだ。圧巻。端整な顔をした美人で巨乳の女性が目の前で俺に微笑み、俺に向けて下着を脱ぎ、俺に向けて自ら腰を振る。
太古から人類が目指していた桃源郷(ユートピア)とは、まさにここにあったのだ!!!
俺は何度も絶頂を迎え、喘ぐように呼吸を乱し、ティッシュに手を伸ばそうとした。
…だが感触がない。あれ?事前にここにティッシュを置いていたはずだが…と。
仕方がない。ゴーグルを外すのも面倒なので、つけたまま切り替えたところ違和感が。ん?と思い隣を向くと妻がいた。
は?と思った瞬間から時が止まった。
え?は?どういうこと?俺の脳内シナプスは一斉に活動を最大化させるものの事態の収束には至らない。全身から脂汗が流れるのを感じ、俺は陰茎を露にさせたままゆっくりとゴーグルを取った。
妻は椅子の隣に立っており、目があってもニヤニヤするばかりで何も言ってこない。
俺はまるで重大な罪を犯してしまったかのような眩暈を覚えながらもゆっくりと震える声で「え?なんでいるの?」と聞いた。
妻は何度もノックしたけど返事がないから何かあったと思ってそれで鍵を開けて入ったのだと話した。
あ…そうなんだ…としか言えなかった。
忙しそうだし出ていくね、と妻はニヤニヤしながら出て行った。
これで分かってもらえたと思う。
そして仮に、もしこのような場面に遭遇してしまったら、何も見たかったことにしてその場から立ち去ってほしい。それが、"やさしさ"というものだろう。
自分の心を整理し、心の平穏を取り戻すために今俺はこれを書いている。だから魚拓を取るとか、そういった無粋な行為はやめてほしい。
幸い妻はこういったことに寛大なので特に問題はなかったが、それでも今度私にも体験させてね!と夕飯の席で言われたときには本当に吹き出しそうになった。
10代、20代の自分が思い描いてた36歳はどんなだっただろう。
精神的に落ち着いて、社会的地位を確立して、人の親になっている。そんな想像だったかな?
仕事が続かない人間だったが、いま働いてるところで春から3年目になる。
やっとそれっぽく生きる術を身につけられてるのではないかと思うけど
まったく。人の親になる予定もなく、なりたいとも思わない。
精神面では、36にもなっていまだに消えたいだのリスカしたいだのと思ってることにびっくりしている。
世の中には消えたいだのタヒにたいだのを思ったことがない人間がいると知って、自分もいつかそんな気持ちがなくなるかもしれないと淡い期待を抱いたのも遠い記憶。
さらにびっくりするのが、いま進行形で男に心を乱されている日々だということ。
いつまで経っても男で悩む。
まったく変わらず… ため息がでてしまう。
36歳… 実感ないなぁ。
平穏に波風なく生きていきたいとずっと思っているはずなのに
もう少しうまく立ち回れないものかと悩む。
来世に期待しようと思うこともあれば来世より今世をどうにかしたいんだよ!という気持ちもあってせわしない。
昔より自分のことは好きだしうまく生きてると思う。
昔の辛かったことを思い出しては「あー、あの時もがいてたな。」「辛かったな」と思えるから今はさほどつらくないんだろうと思うし、それなりにそれなりな日々をおくっている気もしなくはないけど、足がつきそうでつかないところで息も絶え絶えに過ごしているように感じる。
少し落ち着いて、もがくのをやめたら実は足がつくかもしれないのに… そうできないのはなぜなのか。不思議。
あなたが感じている結婚や出産への嫌悪感は、現代社会の規範と個人の価値観の衝突から生まれる複雑な感情の織物のようです。この感覚を解剖学的に分析すると、いくつかの重要な要素が浮かび上がります。
恋愛感情の希薄さや他者の恋愛話への無関心は、アロマンティック(恋愛感情を抱かない)傾向の特徴と重なります。30年間恋愛感情を経験せず平穏に過ごせた事実は、この傾向があなたの本質的な性質である可能性を示唆しています。
「子供を持つことが自己中心的」という認識は、反出生主義(antinatalism)の哲学と通底します。ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』やベンタムの功利主義哲学が提示した「生まれる権利」の問題が、現代の個人主義社会で再解釈されている現れと言えます。
個人の価値観 | 社会の期待 | 葛藤の源泉 |
-------------- | ------------ | ------------ |
二次元文化への没頭 | 年齢相応の話題 | 世代間ギャップ |
単身生活の満足 | 家族形成の強制 | ライフコースの多様性否定 |
自己完結的幸福 | 関係性依存の称賛 | 幸福観の相違 |
弟の出産報告への反応は、これまで無意識に維持してきた「社会的期待からの防護壁」が破られた瞬間のショックと考えられます。家族という最も身近な存在が社会規範に従属する姿を目の当たりにし、自己の存在様式の脆弱性を突きつけられた心理的防衛機制が働いている状態です。
シングルリズム(単身主義)や友愛結婚(platonic marriage)といった新しい関係性の形が、日本でも認知され始めています。京都大学の社会学研究によると、20-30代の5人に1人が「伝統的家族モデルに違和感」と回答しています。
「キャラクターを愛でることで充足する生活は、消費文化の産物ではないか」という自己懐疑に対し、精神分析学者アドラーの『個人心理学』は「他者貢献感は必ずしも対人関係に限定されない」と指摘しています。二次元への愛着も立派な自己実現の形と言えます。
この感情を「社会システムへの鋭敏な批判能力」と捉える視点があります。フランスの哲学者ボードリヤールが指摘する「消費社会における関係性の商品化」に対する無意識の抵抗という解釈も可能です。
python # 感情のデコーディングアルゴリズム(概念コード) def decode_emotion(stimulus): if stimulus in social_norms: analyze_cultural_bias() compare_with_personal_values() output = generate_alternative_view() else: process_with_existing_framework() return output
資産形成(例:雀の涙収入の投資)と趣味の深化を組み合わせた「超単身主義」ライフスタイルの設計。漫画家の吾峠呼世晴や小説家の乙一など、創作活動に没頭する生き方の事例研究が参考になります。
この感情の迷宮から脱する鍵は、社会の物差しで自己を計測する行為そのものを相対化することにあります。平安貴族が詠んだ「もののあはれ」のように、あなたの感じる「気持ち悪さ」を現代社会を照射する独自の美学として昇華させる道が開けるかもしれません。
現代生活は感覚的・認知的な刺激過多で慢性的な心理的負担を生む。
ミニマリストの実践は、聴覚、情報、内面のノイズ低減により、メンタルヘルスと認知能力に特有の利益をもたらす。
環境音などの聴覚ノイズは脳のストレス応答を活性化し、コルチゾール値を上昇させ、集中力とワーキングメモリを低下させる。
注意負荷理論では、聴覚的妨害が神経資源を奪い、脳が無関係な入力をフィルタリングできず、タスク遂行能力が低下すると説明される。
実験では、競合する音声により成人の単語認識精度が低下し、精神的疲労が増加した。
静かな散歩は自然音への意識を高め、不安を軽減する瞑想状態を促す。
これは、記憶統合と創造的問題解決を強化するデフォルトモードネットワーク(DMN)の活性化と一致する。
メールやニュースなどの情報ノイズは、脳の選択的注意能力を圧迫する。
「注意残余」理論では、情報源間のタスク切り替えが精神資源を断片化し、深い作業能力を低下させるとされる。
戦略的ミニマリズムは、情報トリアージ(時間指定、ツール選別、コンテンツ断食)でこれを軽減する。
認知行動モデルでは、メンタルの混乱が扁桃体の脅威検出回路を過剰に活性化させ、不安を増幅させるとされる。
ミニマリストは、物理的な片付け、マインドフルネス瞑想、意図的なモノタスクを通じてこのサイクルを断つ。
日記による「メンタルデクラッタリング」は、ストレスを軽減する。
聴覚、情報、内面のノイズ低減を組み合わせることで、心理的な相乗効果が生まれる。
僕は今、講演会のホールのエントランスで入場の順番待ちをしている。
セラミックの刃は金属探知機にも検知されないだろう。ギプスに偽装している得物は誰にも見つからない。
「飯山さん、ご無沙汰です。うちの市でも先生の講演会を開いていただいてありがとうございます。楽しみにしておりました。」
飯山さんからは左腕の骨折についての調子を聞かれ、小気味よく事故の失敗談をでっちあげて笑い話のように話した。
警備員もこのやり取りで怪しむことなく、荷物もギプスも入念に調べることなく入場を許してくれた。
僕が幼いころ、元総理や現役総理の暗殺や襲撃事件が続いたため、この手のイベントは入念な警備がされるようになった。
だから、近しい地方議員のつてを頼って『先生』に近づくために、この市に越して熱心な支持者を数年間演じてきた。
飯山県議の選挙、地元小選挙区の議員の選挙にもボランティアで協力した。
『先生』は隠居をしているが依然党内での発言力は高い。そういったチルドレンたちが国政、県政問わず多くいるのだ。
ついにこの時が来た。積年の恨みを果たすときが来た。
『先生』はよく話を聞いてくれて、実際に困りごとの解決を真摯に考えてくれる。
善人だと思った。
ただ、当時の改革の音頭を取ったのが誰なのかを考えれば行きつく先は『先生』なのだ。
『善き制度こそ、持続可能な医療の礎』 講演会入口に張ってあるポスターを見て、持続のための犠牲になった妻のことを思い出していた。
青天の霹靂だった。妻の体を進行性の病魔が蝕んでいた。
当時、お互い若く将来起こる病気など気にも留めていなかった。もっと早くリスクを考えておくべきだったが、病が発覚してから入れる保険などないのだ。
まだ子供は生まれていなかったが、子育てと住宅の資金をためて、マンションの購入もした。人生設計を考え始めたばかりの、そんな折の悪い知らせだったのだ。
医療制度は国民皆保険を死守するため、高額医療費制度から手を付けた。
高額な医療費がかかった場合に、上限を超えた分の医療費が戻され負担が軽減される制度だ。
増税と同じく、一度手が入ればだんだんと負担を大きくすることに政府は抵抗が無くなる。
今後の治療のプランを聞かされたが、到底負担額は払えるものではなかった。
二馬力で働いていた家計は一馬力になり、一馬力分の負担がさらにかかるのだ。
心配かけまいと笑顔を作っていたが、妻の前では見透かされてしまう。
「今回は赤ちゃん諦めなくちゃだめだったけど、私まだあきらめてないからね。ちゃんと勝って3人、いや4人で、もっとでもいいけど住もうね」
僕は、「そうだね」としか言えなかった。
妻も、負担額が多大になることは知っている。あえてそのことを考えないようにしているようにみえた。
もちろん民間医療保険も入っていた。入院費の幾ばくかは給付金でまかなえている。
医療費の支出が減るということは、病院は収入が減るということだ。
健康保険で賄えない人が諦めることが増えたので収入が減ったからかもしれないが、診療報酬が改定され、医療費が上がった。自己負担率も上がっているので以前よりも負担が大きくなった。
そして、この状況をカバーするために民間保険も様々なプランを出してきた。
だが、以前の健康保険のように民間保険が給付金を出せるわけでもなく、細かい条件で給付を渋ることが常態化されるようになった。
妻が入っていた民間保険ではこの病魔のカバーはしてくれなかった。
普通の商品なら金額が上がれば買わない選択肢はできるが、生活必需品ならそうはいかない。需要が見込まれれば殿様商売ができる。
そして命は誰もが何よりも変えがたい。貧乏人は殺して、金持ちからお金を取る、究極の殿様商売ができるのだ。
僕らはどんなにクソでもクソにしがみ付かなければ生きられないのだ。
「ところでさ、親父から聞いたんだけどさ、今後も安心して治療を受けるためにさ、形だけなんだけど」
ズルや不正を嫌う妻に正面切って言うのは辛い。『形だけ離婚をしてくれないか』
そう言いたいが言えない。
離婚をして収入が無くなったていで生活保護を受ける。医療費を無料にする。庶民が最終的にやる手段だ。
「…いわないで、貴方の妻でいさせて…」
察した妻が先に言ってくれた。
「いや、形だけだよ。生活保護に頼ってさ」
「違うの……私は貴方がいないと一人なんだよ。分かるのもう長くないって……だから貴方の奥さんのまま死にたいの」
『生きるためには…』そう否定の言葉を言いたかったが言えなかった。
婚姻届を出したとき、その帰り道ささやかながらおいしい料理を食べた日のことを思い出した。その日の思い出を解消するかのような届け出は出せない。
ほどなく、自宅療養になり、つかの間の平穏な日々を二人で過ごし、そして僕は独りになった。
妻は持続のために生贄にされたのだ。
「ごめんね。もう少し長生きすれば長生きできたのにね。」妻は独り言のように僕に謝った。
「なんだよそれ。」
僕はナンセンスな文章をジョークのように軽く笑って聞き流した。
だが、心の底では笑えなかった。
そう文字通り、『長生きすれば、より長生きできる権利が得られる』のだ。
後期高齢者まで長生きできれば、負担金も少なくもっと長生きできる権利が得られたのだ。
こんな世の中にしたのは『先生』一人ではない。だが生贄だって復讐をすることを教えてやる。
善いという言葉が頭で木霊する。
妻が旅立つ数日前だ。
「私ね。生まれてよかった。貴方と会えたこともそうだけど、世界が綺麗だってわかったから」
「綺麗なのか?」
多くを諦めさせられてきた妻からそのような言葉が出るとは思わなった。
「そう。キラキラしている。健康な時は気づかなかったけど、引いてみるとみんな善いことをしようとしてるってことがわかったの。善意であふれているのよ。だからね。絶望しないでね。世界は善いところなのよ。貴方には幸せになってほしいの。」
妻が愛した世界を僕は恨んでいる。
『先生』を殺したら、その愛と決別することになるのではという想いが急に胸にいっぱいになった。
だが、落とし前は付けなければならない。
でなければ生きさせて上げられなかった僕の心が救われない。
悲鳴、警備員の緊張感ある声、飯山さんのなだめるような混乱しているような声がする。
次第にそれらの喧騒は遠くなり、首に当たるセラミックの冷たい感触と、
妻の「貴方には幸せになってほしいの」という声だけが聞こえるようになった。
僕は「もう手遅れだよ」と呟くしかなかった。
あなたの心の中にある痛みや孤独感に向き合おうとしていること、その勇気は本当に大切で尊いものです。
まず、あなたは一人ではありません。多くの人が、匿名の場で心の重さを一時的に軽くしようとしてしまうことがあります。
それは、心の奥にある孤独や不安、あるいはストレスからの一時的な逃げ道になることがあるからです。
しかし、あなたがもう「どうすればいいか」と考えている時点で、すでに変わりたいという気持ちが芽生えています。これは素晴らしい第一歩です。
ユダヤ教ではתשובה (Teshuvah) という概念があります。これは「悔い改め」や「戻ること」を意味し、誤った道から正しい道に戻る機会は、いつでも誰にでも与えられていると教えます。
過去の行動は変えられませんが、未来の選択はあなたの手の中にあります。
何がその孤独感を生んでいるのか、少しずつでも考えてみてください。書き出すことも助けになります。
信頼できる友人や家族、カウンセラーに話してみるのも大切です。
オンラインのコミュニティでも、ポジティブで支え合う場を探してみてください。
もし興味があれば、地元のシナゴーグやサークル、ボランティア活動なども、心のつながりを深める良い機会になります。
一日の中で特定の時間だけネットから離れる「デジタルサバト(Shabbat)」を設けてみるのも良いでしょう。
短い瞑想や散歩、読書の時間を取り入れることも心の安定に役立ちます。
たとえば、匿名サイトを訪れる回数を一日一回に減らす、時間を決めるなど、小さな目標を設定してみましょう。
「孤独」というのは、しばしば自分自身とのつながりが薄れているサインでもあります。
でも、あなたはすでにそのつながりを取り戻そうとしています。それだけで、あなたは大きな一歩を踏み出しています。
"הַרְגֵּל נַעֲשֶׂה טֶבַע" (Hargel na'aseh teva)
「習慣は第二の天性となる」
新しい、より良い習慣も、最初は小さな一歩から始まります。あなたの心に平穏とつながりが訪れるよう、祈っています。あなたがここで話をしてくれたこと自体、すでに強さの証ですよ。
風を起こすのは、他ならぬ自分だ。鼻の穴近辺を、鼻毛がちょろつく時期となった。
布団から起き出し、毛抜きを手に洗面所に向かう。鼻腔の平穏を乱すものはどれか、どれかと目を剥き鏡を凝視しあたりを付ける。
キングクリムゾンのアルバムジャケットのような表情。ほどなくして、首謀者と思しき獲物をキャッチする。
コツは、無理に引き抜かない事だ。掴んでテンションを掛け続けると、向こうが根負けしてくれる。
召し取った獲物をティッシュの上に置き、定規と合わせて撮影する。
「今日はまずまず。長さはめぼしくないけど、先端が白くなってハーフアンドハーフなのはレアかな」
コメントをつけてSNSにアップする。フォロワーが投資で成功し南国で暮らしているらしいブロガーただ一人の、
今日の調子なら、来週ぐらいに大物が捕れるかもしれない…。鼻毛は群生する。そして白髪になると自律を失い
出勤時間を確認するためスマホを見ると、SNSの通知が来ていた。
「この程度でレアとかwww義務教育からやり直しレベルじゃんwwwwww」
引用リツイート。誰だ?発信元を見に行く。フォロワー10万の鼻毛アカウントだった。製図用の定規を隣に、毎日のように
アップされる鼻毛。太い。これはひじきではないのか?驚愕で汗の滲んだ手の中で、スマホが震える。
「ごめんねえ。急で。」
父親が心不全で倒れた。ICUの前で母と落ち合う。一命は取り留めたが、しばらく一般病棟での入院が必要との事だ。
「携帯の充電の線とか分かるかしら?あと枕元にあるラジオも持ってって」母に促され、十数年ぶりに父の部屋へ入る。
煙草と、名状しがたい臭い…。父の余命がいくばくもないように感じる。ふと目が留まる。机の上にSNSで見た製図用の定規があった。
…まさかな。病院に戻ると、父は寝入っていた。実家から持ち出した父の一式を置き、踵を返すと、懐かしく厳しい声がした。
「太さは…」
「え?」
父は目を閉じて続ける。
「太さは、葉巻タバコを吸う事で養われる。安い…安いものでいい。たくさん吸い込み、鼻から出す」
3日後、父は容態が急変し死んだ。鼻毛アカウントの更新は倒れた日を最後に途絶えた。
父の鼻の穴には今、ひじきと見紛うような業の塊ではなく、白い綿がしおらしく詰まっている。
女を敵視することで心の平穏を保とうとしてる人ならたくさん見かける
彼女居たことない、友達もほぼ居ない、でもパパ活女子の遊び相手、愛人は結構な人数居る、始めたのが36歳から
35歳くらいまでにパートナーを作らなきゃその後の人生だいぶ変わるかも、というタイムリミットに焦ってるんだと思う
本当に寂しいのか、単に焦ってるだけなのかって実はわかんなくて
俺の場合は焦ってるだけだった、36歳くらいになったらすごくスッキリした
「30代になって急に寂しくなった」って正直あやしいんだよね
20代からずっと寂しかった独身は、40代独身になって更に寂しくなると思うけど
20代で「まあ別に一人でもいいし」と思ってたやつは、40代独身では気にならなくなると思う
例えば独身の人生を歩んでいた時、「ひょっとしたら結婚したほうが幸せだったかもなあ」となってしまう
そういう未練たらたらな人生を歩むのが嫌なら、一回行動したほうが良い
何でも良いから前のめりで女性と関わって、付き合う手前でもいいから行ってみると、徐々に解像度が上がってくる
その結果、「やっぱりパートナーが欲しい」となるかもしれないし、「いややっぱ要らないわ」となるかもしれないが
「やっぱい要らないわ」となってからの独身人生は非常に自信が持てるんだ
そうなれないと、酸っぱい葡萄のように「これだから女は!」って言い続ける人生になってしまいかねない
パートナーに限らず、人間近くなりすぎると色々厄介なことが起きる
「家族の良いところと嫌なところ」が「好きな女性」に付与された状態が彼女/嫁だと思うので、それと数十年付き合いたいか考えるべきだと思う
独りでいるときよりイベントは増えるから、そういう強制イベントが楽しいのかどうかって話でもある
パートナーが居なくてもダチがいればよくね?みたいな人いるけど
30代40代でダチが減っていくんだよね
むしろ心の平穏を保つならこちらに注力すべきだけど、ダチの中に既婚者は混ざるはずだから、そしたらやっぱり「結婚したほうが幸せだったのかなあ?」が出てくるから未練問題が発生する
風俗は行くべきだと思う、自分のモヤモヤが性欲なのか性欲以外なのか分離できるから
もし性欲だった場合、新人みたいな風俗嬢に凸して欲しい、「ああ素人ってこんなもんか」ってなるから
30代童貞がドスケベ嫁を捕まえられるわけないんだから、その子くらいのぎこちない性生活になるはず
キャバ・コンカフェ・ガルバは寂しさを紛らわせるのに良いんだけど
パパ活は金があるならおすすめだけど、基本おすすめしない、上手くやってるパパが思ったより少ない