はてなキーワード: 痕跡とは
現在という瞬間だけが確実であり、過去の事象は書き換わる可能性を常にはらんでいます。もしも過去の事象そのものが何らかの理由で変更された場合、その変更前の記憶は現実とは一致しなくなります。それでもなお、その記憶が人々の中に残り続けるとしたら、それはもはや「妄想」と呼ばれるべきものです。
妄想とは、客観的な現実とは異なる確信を持つ状態を指します。事象が書き換わった後に残る記憶は、もはや現在の現実に基づくものではなく、かつて存在した「別の現実」の痕跡に過ぎません。そのため、それを信じ続けることは現実との乖離を生み出し、妄想として認識されるのです。
このような状況では、記憶自体が問題なのではなく、過去そのものが変化したという事象の特異性が重要です。つまり、過去が書き換えられた後に残された記憶は、もはや真実ではなく、人間の認識の中だけに存在する虚構的な産物となります。この観点から、「現在だけが確実であり、書き換えられた事象に基づかない記憶は妄想である」という結論が導かれます。
普段AIと壁打ちしてるんだけど、ふと「今以上に技術が発展したら、ゴジラとか余裕になっちゃうじゃね?」と思って色々話してみた
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「ゴジラのような大怪獣が、科学技術が発展した未来でも人間を圧倒する強さを持つには、どうすればいいですか?」
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「現代の最新兵器〜近未来の現実的な兵器を複数想定してください。この怪獣はどのように抵抗しますか?」
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ほな「究極完全体ゴジラ」の映画を想像し、プロットを作成してください。
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と言って出てきたのがコレ
2章までのエヴァ感が凄まじく、テーマもクロードデフォルトの「進化適応共存創造」になっちゃったけど
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未曾有の進化を遂げた「究極完全体ゴジラ」は、従来のゴジラ映画を超越した存在として描かれる。科学技術が大幅に発展した近未来の地球を舞台に、人智を超えた究極生命体と人類の対峙を描く。単なる力と破壊のショーではなく、生命の本質、進化、共存といった哲学的テーマを含んだ壮大な物語。
世界は科学技術の黄金時代を迎えていた。量子コンピュータ、ナノテクノロジー、AI、遺伝子工学が融合し、人類の生活は大きく変化していた。環境問題も最先端技術によって管理されつつあり、海洋再生プログラムによって一度は死にかけた海が息を吹き返していた。
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しかし、深海の特定地点で奇妙な現象が観測される。海水の放射線レベルが急上昇し、未知の生体シグナルが検出され始めたのだ。海洋調査船「みらい2」が調査に向かうが、突如として通信が途絶える。
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東京湾沖での調査中、若き海洋生物学者の**七海琴音(ななみ・ことね)**は、かつてのゴジラの痕跡とされる特殊な生体組織のサンプルを発見する。サンプルは驚くべき速度で自己再生を続け、未知の細胞間通信を行っていた。彼女はこのサンプルを東京大学の研究室に持ち帰り、師である**藤堂博士**と共に分析を始める。
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一方、防衛省特殊災害対策部G課の**鷹野大輔(たかの・だいすけ)**大佐は、太平洋の複数地点で微弱な振動パターンが検出されていることに気づく。そのパターンは単なる地震ではなく、意図的な信号のように規則的だった。彼の元同僚で現在は国連G対策委員会委員長を務める**リン・チェン博士**からの一本の電話が鷹野の不安を確信に変える。
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「あれは...通信している。目覚めつつある何かが...」
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同時に世界の主要都市では、電子機器の不可解な誤作動、動物の異常行動、人間の原因不明の頭痛や幻聴など、奇妙な現象が報告され始めていた。
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そして深海から、30年前に消息を絶ったはずのゴジラが再び姿を現す。だが、それは人類が知るゴジラとは明らかに異なる存在だった。
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## 第1幕:新たなる脅威
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ゴジラが最初に姿を現したのは、オーストラリア北部の沿岸だった。
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だがそれは、記録に残る過去のゴジラとは明らかに異なる姿をしていた。体高は約300メートルと従来の3倍以上に巨大化し、皮膚は青黒い金属光沢を放つ鱗で覆われていた。背びれは結晶構造を持ち、刻々と色を変えていた。最も異質だったのは、その動きの精密さと目的性だった。無差別な破壊ではなく、何か特定の目的のために行動しているかのようだった。
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オーストラリア軍の攻撃は全く効果を示さない。むしろ、攻撃を受けるたびにゴジラの皮膚構造が変化し、適応していく様子が観測された。核ミサイルによる攻撃も、ゴジラはそのエネルギーを吸収し、さらにパワーアップするという驚くべき結果に終わった。
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一方、七海と藤堂博士は、サンプル分析から衝撃的な事実を発見する。このゴジラは単一の生物ではなく、高度に組織化された微生物の集合体であり、量子レベルの情報処理機能を持つ「生物量子コンピュータ」としての特性を持っていた。さらに、そのDNAは従来の二重螺旋構造ではなく、多重螺旋構造を持ち、自己修復能力と適応能力が桁違いに高かった。
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鷹野大佐は国連緊急会議に招集され、リン博士とともに新たな対策チーム「G-レジリエンス」を結成する。彼らは武力だけでなく、科学的アプローチでこの新たなゴジラの研究と対策を進めることになった。
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七海と藤堂博士も専門家としてチームに加わり、鷹野、リン博士、七海、藤堂の4人を中心とした対策チームが本格的に活動を開始する。だが、彼らの前には想像を絶する難題が待ち受けていた。
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## 第2幕:解明と対峙
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G-レジリエンスの調査により、このゴジラが過去30年間、深海で「進化の加速過程」を経ていたことが判明する。海底の特殊な放射線環境と、人間が投棄した最先端技術の廃棄物(量子コンピュータ、ナノマシン、遺伝子操作生物など)を取り込み、驚異的な速度で進化を遂げていたのだ。
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このゴジラは単なる怪獣ではなく、「集合知性」を持つ超生命体へと変貌していた。体内には無数の特殊器官が発達し、それぞれが独立した機能と意識を持ちながらも、全体として調和した単一の意志で行動していた。
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フィリピン沖での2度目の出現の際、ゴジラは海中に沈んでいた古代遺跡のような構造物に接近。そこで奇妙な「儀式」のような行動を取った後、より進化した姿へと変貌した。背びれが幾何学的に複雑化し、体表には発光する文様が現れ始めた。
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七海はゴジラの行動パターンを分析し、単なる破壊ではなく、地球の特定のエネルギーポイント(地熱活動が活発な場所、特異な磁場を持つ地域など)を「活性化」しているという仮説を立てる。それは、地球そのものを何らかの方法で変容させようとする行為のように見えた。
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一方、世界各地ではゴジラの影響と思われる異変が広がっていた。特定の人々が奇妙な「共鳴」現象を経験し、ゴジラの思考や感覚と繋がったような体験を報告。七海自身もそのうちの一人であることが判明する。彼女の体内では、かつて採取したゴジラの細胞が共生関係を築いており、それが「翻訳者」のように機能していた。
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鷹野とリン博士は、各国の軍事力を結集した「オペレーション・オーバーライド」を計画。量子干渉装置と特殊ナノウイルスを組み合わせた新兵器を開発し、ゴジラの集合知性を混乱させることを目指した。
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藤堂博士は別のアプローチを提案する。ゴジラと「対話」を試みるための量子通信システムの開発だ。彼は七海の特殊な状態を利用して、ゴジラの思考パターンを解読し、コミュニケーションの基盤を築こうとしていた。
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第2幕のクライマックスでは、日本海での3度目の出現に対し、オーバーライド作戦が実行される。作戦は一時的にゴジラの機能を低下させることに成功するが、完全な勝利には至らない。むしろ、この攻撃がゴジラの次なる進化のトリガーとなってしまう。
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追い詰められたゴジラは、突如として「完全体変容」と呼ばれる過程を開始。体が光のような物質に変化し始め、周囲の時空までもが歪み始める。この危機的状況の中、七海は直感的にゴジラに接近。彼女の体内のゴジラ細胞が共鳴し、一時的に変容の進行が止まる。
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第3幕は、ゴジラの最終変容と、その真の目的の顕在化から始まる。
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変容を完了したゴジラは、さらに巨大化し、一部の物質が半透明化。体内には宇宙を思わせる星雲のような構造が見え隠れし、重力や電磁場を自在に操る能力を得ていた。それはもはや「生物」という概念すら超越しつつあった。
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G-レジリエンスのAI分析によると、ゴジラは地球上の全ての電子通信を傍受しており、人類の知識を急速に吸収していた。さらに、七海を通じて断片的に受け取るゴジラのビジョンは、地球が直面している未知の危機を示唆していた。
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藤堂博士の量子通信システムが完成し、七海を介してゴジラと初めての「対話」が実現する。その結果、驚くべき真実が明らかになる:
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ゴジラの究極進化は、近い将来地球に到来する「宇宙異常現象」(超新星爆発の残響、異次元からの侵食、あるいは宇宙的掃除屋としての別の存在)への対抗手段だった。ゴジラは地球の守護者として、この脅威に対抗するために自らを進化させていたのだ。
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しかし、その過程は完璧ではなかった。ゴジラの進化は制御不能になりつつあり、「宇宙異常」と対峙するために必要な最終変容が、皮肉にも地球そのものを破壊しかねない状況になっていた。
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鷹野とリン博士は軍事的解決を主張するが、七海と藤堂は別の道を提案する。ゴジラの進化プロセスを完全に止めるのではなく、「誘導」することで、地球との共存が可能な形での最終進化を促すのだ。
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物語のクライマックスは、東京での最終決戦となる。世界中の科学者の協力により、「量子共鳴誘導装置」が完成。これをゴジラに直接接続するミッションが開始される。
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鷹野率いる特殊部隊がゴジラに接近する一方、七海は藤堂とともに装置の中枢部を運び、ゴジラの体内核心部(集合知性の中心)にアクセスしようとする。
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壮絶な作戦の末、七海は自らの体内のゴジラ細胞を媒介に、ゴジラと完全な精神的接続を確立。人類の思いとゴジラの目的が融合した瞬間、ゴジラは最終進化を遂げるが、それは破壊ではなく創造へと向かうものだった。
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ゴジラの体は光に包まれ、東京上空に巨大な「シールド」のような構造を形成。それは来たるべき宇宙の脅威から地球を守る防壁の基盤となるものだった。
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エピローグでは、変容後のゴジラが深海に戻り、半ば休眠状態で地球の監視を続けている様子が描かれる。七海はゴジラとの精神的繋がりを保ち、「翻訳者」としての役割を担うことになった。
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人類とゴジラ(そして来たるべき宇宙の存在)の関係は、対立から共存、そして共進化へと進み始めていた。ゴジラは脅威であると同時に、地球の生態系の不可欠な一部となったのだ。
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鷹野とリン博士が新設された「宇宙生物学防衛センター」で警戒を続ける一方、藤堂博士と七海は新たな科学分野「超生物学」の扉を開いていく。
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映画は、再び海へと帰っていくゴジラの姿と、その背中にある結晶化した背びれが星空を映し出す神秘的な映像で締めくくられる。そして、はるか宇宙の彼方には、まだ見ぬ来訪者の影が垣間見える。
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## テーマと特徴
## 科学的設定の特徴
## 登場人物
### 主要人物
## 視覚的要素
本人の肉体そのもの(遺骨)は別格だが、物品については本人の血肉や仕様の痕跡ではなく使っていた思い出とか思念とかそういうものの方が貴ばれる気がする。付喪神がいい例なのかしら?
なので血痕があろうがなかろうが使っていた思い出がある限りそれは死んでしまった人の大切な遺品足りえるのではなかろうか。
なんか仏教的だなーと思った。
諸行無常。
以下の「差延」の説明をもっとわかりやすくしてください。→ Wikipediaの差延の説明をコピペ。
「差延 (さえん、différance) とは、哲学者ジャック・デリダによって考案された「語でも概念でもない」とされる造語。
およそ何者かとして同定されうるものや、自己同一性が成り立つためには、必ずそれ自身との完全な一致からのズレや違い・逸脱などの、常に既にそれに先立っている他者との関係が必要である。このことを示すために、差延という方法が導入された。
論理を簡略に述べれば、同定や自己同一性は、主語になるものと述語になるものの二つの項を前提とする(「AはAである」)。(以下略)」
「私」という存在を考えてみましょう。「私」は昨日の自分と同じはずですが、実は微妙に違います。記憶や細胞は少しずつ変化しています。この「同じでありながら違う」状態を生み出す根本的な仕組みが「差延」です。
1️⃣「同じ」のトリック
→ 完全に同じなら区別できない
→ わずかな「違い」が生じることで初めて「同じ」と言える
2️⃣ 遅延効果
・インスタントコーヒー → すぐ溶ける(差延なし)
3️⃣ 影のパートナー
例)スマホ単体では何もできない
・充電器(不在時も存在を前提)
昔の哲学者:
デリダ:
「本質は関係性から生まれる」(例:指輪の意味は婚約者との関係で決まる)
・フォロワー数:数字そのものより「誰からフォローされてないか」が重要
要するに、差延とは「存在の意味が、目に見えない差異と遅延のネットワークの中で絶えず更新され続けるプロセス」と言えます。固定された本質ではなく、常に変化する関係性こそが現実を作り出すという発想です。
女性表現で炎上したとき、企業に対して犯罪級の誹謗中傷をしてくるのって、98%くらい男。ネット上ではフェミニストのフリをしてても、化けの皮を剥ぐと弱男。しかもほとんどは実家暮らしで、親の金を頼りに生きているパターンが多い。
そもそも女性は女性表現で企業を批判はしても、ちゃんと一線は超えずに社会のルールの中でしか批判しない。一般に、女性ってその辺りの遵法精神は非常に高い。
議論が白熱した時に、平然と一線を超えて殴りかかってくるのは男。暴力事件が99%男によるものなのを考えれば容易に想像はつくだろう。ネットでも同じというだけ。
弱男は、現実では貧弱で殴られる方かもしれないが、ネットではむしろ殴る方として誹謗中傷をしまくってくる。家族や配偶者など、社会的に背負うものがないから際限なく暴れやすい、というのもおそらくある。
SNSでの女性表現の炎上は、そのほとんどのきっかけは業者によるものが多い。男女対立を生み出して、インプレッションを稼いで利益に変換する連中だ。彼らはうまく民衆を煽り、怒りに火がついたらその痕跡ごとどこかに消えている。
最近は毎年、毎月のように炎上してるだろ?普通に考えればそんなペースで女性表現が炎上するわけがない。企業側だって広告の表現は考え、チェックしたうえで掲載してるんだから。業者が広告をおもちゃにして男女論を生み出してるいい証拠だ。
そういうやつらが炎上を生み出し、そしてそれに乗っかって企業に直接的にダメージを与えてくるのが弱男って訳だ。
弱男は女性憎しでしか行動しないから、不自然な炎上にも突っ込んでいき、アンチフェミとして迷惑をかけたり(フェミの言い分に屈するな、と企業を脅す)、フェミのなりすましをして企業に誹謗中傷したりする。こいつらが炎上を複雑化させることで、元の論点や炎上の発端は見えないようになっている。
最近だと、靴下屋の件や赤いきつねの件はまさにこのケースと思われる。頭と容姿が悪くて、社会で負けているから鬱憤を溜めているような弱男が、作られた男女対立に乗せられる形で、ネットで企業を脅かし、社会に迷惑をかけている。
円を無限に刷るということは、日本銀行の印刷機が止まることなく動き続けるってことだ。
それを補うために新しい印刷機を作り続けないといけない。
だが、その間にも紙幣はどんどん積み上がる。
お札1枚の厚さは約0.1mm。
1億枚刷ると高さ10km、100億枚なら1000km、無限に刷ると地球を覆い尽くすレベルになる。
1枚約1gだから、1兆枚刷ると1000万トン。
これを無限に増やしたら、日本列島そのものが紙幣の重みで沈む可能性がある。
工場の中は高温になり、最終的に印刷機が爆発するかもしれない。
大量の紙幣が地表に積もることで、地殻が圧縮され、地震が頻発するかもしれない。
そうなると、地球の自転が遅くなったり、月の軌道が狂ったりするかもしれない。
そして、限界を超えたとき、地球はついにブラックホール化する。
最悪のケースでは、ブラックホールが太陽すら飲み込む可能性もある。
そうなれば、太陽系は完全に崩壊し、地球はもちろん人類の痕跡も何もかもなくなる。
その後、ブラックホールは宇宙をさまよい続け、最終的には銀河の中心にある超巨大ブラックホールと合体す���可能性がある。
こうして、日本が円を無限に刷ったせいで、銀河のバランスすら崩壊するかもしれない。
「円を無限に刷る」という単純な行為が、地球の破滅、そして宇宙の崩壊へとつながる。
最初は日本銀行の輪転機が回るだけだったのに、最終的にはブラックホールが銀河を飲み込む展開になるとは…。
お金の価値以前に、物理法則の限界を超えると、こんなヤバいことが起こるってことだな。
円を刷るのもほどほどにしないとな!
活発にリクルート活動を行っているようだから、入り込んでいるというより闇落ちという方が正しいのかもしれない。
一昔前とは違い単純な利害関係のみの関係で、人種や国籍関係なく存在していて、日本人にも数人マークされている人物がいるとか。
私も知っている人という話だった。
正直わからなくもない。
なにせ一般的な経済犯罪で得られる額とは文字通り桁が違う。能力がありそれなりの人生を歩んでいる者にとって数千万では人生賭けるに値しないが、数億、数十億となると話は変わるのだろう。
先日2200億の被害にあったBybitは、インフラに侵入された痕跡はなかったが連携しているウォレットサービスが侵入され、悪意のあるコードへ差し替えられウォレットの移動時に抜かれたという。
AWSとS3バケットにアクセスできるマシンが墜ちたらそりゃどうしようもないけど、だからこそ厳重に守るべきなのにセキュリティも内部統制も緩いからどうしようもない。
AfD躍進はイスラム移民過剰による摩擦がどーたら、リベラルの綺麗事が嫌われてなんたら…と言われているんだがさ、元々AfDって旧東独で強い政党だったわけよ。
で今回もやはり同じ。ただ南方地方での得票が増えてるって特徴がある。
真っ青な東の中に赤と灰色の地域が見えるが、これはベルリン。東ベルリンではCDU、西ベルリンではSPDが強いって事になっている。
ドイツが統一して暫く後からネオナチの活動が問題になっていた。
当時犠牲になっていたのはトルコ人で、殺人や放火などの被害に遭っていた。当時のネオナチはスキンヘッドのフーリガンで、要するに愚連隊。だから直接の政治問題というよりクズの若者の問題と見做されていた。
東西ドイツは合併したように見えるが、実際は西への併合で、共産体制が否定されただけじゃなくて西側のやり方、価値観で上書きされてしまった。
西独はマイスター制で10歳でブルーカラーとホワイトカラーの進路が分かれる、結構不自由な社会だ。逆に言うとモラトリアム期間が認められていないから若者がアイデンティティで悩んだりする事も少ない。
社会主義から転換した東独は圧政からの解放によるアイデンティティの不安定さがあった。
西独はキリスト教の信仰が強く、政党まで作られているが、政治の世俗化などの近代の約束事の周知が前提となっている。
東独では宗教は縮小されて「歴史の必然到達点」である共産主義が全て解決すると教えられていたのに歴史の終点が蒸発したので近代の約束事が前例とか慣習に結びついていない。
西独には中間共同体が残っていてお祭も盛んだが、東独は社会主義国家が多くを破壊したので無い。
戦争の総括や反省は東独では「社会主義への進歩への反逆」のような文脈でされていて西独とは大いに異なる。
という風に、要するに大いなるアノミーと自由からの逃走ですな。そういう問題に苛まれた。
しかも「ドイツ」として参照されるのは西独ばかりなのでやな感じだ。
『グッバイレーニン!』という映画を知ってるだろうか?熱烈共産党員の母が意識不明になってしまったが、その間にベルリンの壁は崩壊し東独は無くなって資本主義の品々だらけになってしまった。目を覚ました母がショックを受けないように「家から見える資本主義」を全て無くす為に息子が奔放するって内容だ。面白いぞ。
なんでこんな映画が出来たかというとその背後に東独の痕跡を全部消されるような忸怩たる旧東独民の思いがあったわけよ。
ネオナチもこういうのを背景に旧東独で猛威をふるっていたわけで、当然AfDもそのベースは共有している。
旧東独地域は人口が減っている。旧西独側に流出しているのだな。
で、移民が来るには来るが、結局行くのって旧西独側ばかり。するとブレグジットで見られたように、移民が余り行かない地方の人が移民に反対しているって事になるわな。旧東独のあちこちに池袋や西川口や葛西があるってわけじゃ無かろう。
なので以上の事も含め、イスラム系移民との軋轢が原因というのはちょっと無理があるんじゃね?
増田的には、イタリアがやったような地域開発支援や、民俗学で東独地域の歴史や風俗を掘り返して祭復活させたりということを長く続けるしか無いように見えるんだが。
この増田がまとめている党是にも出てくるが、
https://anond.hatelabo.jp/20250224204010
再生エネのうち、風力だけが敵視されている。太陽光はおkなのね。
トランプ政権も風力発電敵視しているが、同じ再生エネの太陽光はおkになってるね。
イーロンマスクのXポストツリーにぶら下がってる最近の極右集団も同じなんだよね。
日本では展開されていないが、テスラ社は自動車だけじゃなくて電池部門も展開している。
それもモバイル向け小さいセルじゃなくて、蓄電池事業、例えばEcoFlowみたいな手軽な大きさのものから、家庭用、会社用の小型中型蓄電池システムを展開している。
データセンターとか医療用、精密工場なんかの無停電電源は専門業者に握られていて参入が難しいのでやらず、再生エネの拡大で出来たニッチを市場にしてるのよ。EV連携とかね。
一方、風力というのはそれなりの資本力が必要だから、これらの蓄電池システムと組み合わせ出来ない。
とすると、イーロンとしては再生エネはウォークだと腐しながら、太陽光は除外するしかない。そこで風力だけに憎悪が行く、というこういうワケなのだ。アフォらしいな。
なので、各地の極右が風力だけ憎むのは、パトロンとかタニマチ、若しくは強力シンパのビジネスの都合だろ、ってことなんであります。
つーことで、AfDなどの事を「イスラム移民との摩擦によるもの」と考えるのは無理があるんじゃね?ってお話でござった。摩擦が少ない地域で躍進してるわけで。他の原因無視しすぎ。
そもそも移民の毒を問題視するなら、今一番自国を滅茶苦茶にしてのってイーロンじゃん。あいつ放り出せ、ああいうのが来たらどうする!って言うはずだよな。
あ、バノンには言われてたのか。
部屋の薄闇に溶け込むように、彼女はベッドの端に優雅に腰を下ろした。彼に背を向けたその姿勢には、これから二人が踏み込もうとする未知の領域への誘いが秘められていた。「ねえ、四つん這いになってくれる?」彼女の声は蜜のように甘く、しかし確固たる意思を含んでいた。カーテンの隙間から差し込む夕陽の光が、橙色の柔らかな帯となって部屋を横切り、彼女の手元に置かれたローションのボトルを妖しく輝かせていた。透明な液体が入ったそのボトルは、まるでこれから二人の間に生まれる親密さの象徴のように、夕陽に照らされて琥珀色に煌めいていた。
キャップを開ける小さな音が静寂を破り、その音色は彼の心臓の鼓動と共鳴するかのようだった。彼は一瞬躊躇し、喉の奥で言葉を飲み込んだ。これまで経験したことのない状況に、心の内側で小さな抵抗が生まれていた。だが彼女の「お願い、ちょっとだけだから」という甘く媚びるような囁きは、彼の理性の壁を溶かしていく。その声音には彼を誘惑する魔力があり、彼は渋々ながらも膝をついた。その瞬間、彼の心の中で何かが崩れ落ち、未知の期待と恐れが入り混じった感情が全身を駆け巡った。
彼女はそっと立ち上がり、ベッドの上に真っ白なバスタオルをふわりと広げた。その動作には計算された優雅さがあり、まるで神聖な儀式の準備をしているかのようだった。白い布地が空気を切り裂くように広がり、これから起こる淫靡な儀式の舞台が整えられた。その純白の布は、彼らの欲望が形となって刻まれる白紙のキャンバスのようでもあった。
彼にとって性欲とは、これまでただ単純で本能的なものだった。肌と肌が触れ合えば自然と熱が高まり、その熱が解き放たれれば静かに終わる——それが彼の知る性の流れだった。彼女との時間も、互いの体温を穏やかに分かち合う優しいものであるはずだった。しかし今、彼女が仕掛けたこの異常な状況に、彼の心は嵐のようにざわついていた。「恥ずかしいよ…」と彼は掠れた声で呟いた。その言葉には、未知の世界への恐れと、それでも彼女に導かれたいという矛盾した願望が含まれていた。
彼女はくすりと小悪魔のように笑い、その言葉を風のように軽やかに流すと、冷たく滑るローションを手のひらに取った。その透明な液体が彼女の指の間を流れる様子に、彼は息を呑んだ。彼女の細い指がローションにまみれ、次の瞬間、その手が彼の陰茎を包み込むように握った。冷たい感触が熱を帯びた彼の皮膚に触れた瞬間、彼の体はビクンと跳ね上がり、息が喉につまった。その鮮烈な感覚の対比が、彼の神経を一気に覚醒させた。
ゆっくりと、だが確実に彼女の手が上下に動き始めると、彼の全身に甘い電流が走り、背筋が弓なりに反った。彼女の手の動きには、これまでの彼のどんな自慰行為とも異なる魔術的な力があった。その指先が織りなすリズムに、彼は意識を奪われていく。だがその時、彼女のもう片方の手が彼の引き締まった臀部へと伸び、柔らかく張りのある丸みを指先で撫で回した。
彼女の指が臀部の筋肉の輪郭をなぞるようにすると、彼の体は無意識に反応し、臀部の筋肉が小さく締まった。その反応を見逃さなかった彼女の視線が、背後から熱く突き刺さってくるのを感じた。彼の内腿が微かに震え、睾丸が熱く疼きながら小さく揺れるのを自分で感じてしまうことが、彼にとっては新たな羞恥となった。自分の体のこれほど親密な部分が、彼女の視線にさらされ、反応していることを意識せざるを得ない状況に、彼は言葉にできない興奮と恥辱を感じていた。
「膨らんできたね」と彼女が甘く囁いた。その声は蜜のように甘美で、同時に毒のように彼の理性を溶かしていった。彼女の手が会陰を軽く撫でるたび、睾丸が重たく脈打ち、内腿の筋肉が微かに痙攣するのが彼自身にも感じられた。自分の体の反応を他者に見られ、それを言葉にされることの羞恥が、逆説的に彼の興奮を高めていく。
「ねえ、ヒクヒクしてるよ。お尻の穴」と彼女が続ける。その言葉は投げかけられた瞬間、彼の体内で爆発的な羞恥を引き起こした。彼女の視線が肛門に注がれていることを想像し、彼の顔が熱く燃え上がった。「やめてくれ…」と彼は掠れた声で呟いたが、その声は快感の波に飲み込まれて途切れた。彼女の言葉が、彼の体の淫らな反応を鮮明に浮かび上がらせ、隠しようのない羞恥が彼の全身を支配した。その羞恥は彼の体を熱く焦がし、同時に彼の欲望を燃え上がらせた。
彼女の片手が陰茎を絶妙なリズムでしごき、もう片方の指が肛門の縁を優しく撫で回すと、彼は自分の体の反応を嫌でも自覚することになった。陰嚢が引き締まり、内腿が汗ばんで震え、肛門が彼女の指先に合わせて小さく収縮する——普段は決して意識することのないその動きが、彼女の視線と囁きによって彼の脳裏に鮮明に刻み込まれていった。
「あ、また締まった」と彼女が小さく笑いながら言うたび、彼の羞恥は雪崩のように膨張し、心臓が胸の中で踊るように激しく鼓動した。お尻の穴を見られながら快感に溺れることに、彼の全身が興奮と屈辱で痺れたようになり、彼は歯を食いしばって声を押し殺した。しかし、その必死の抑制が、かえって彼の体の反応を鮮明にしていることに気づいていなかった。
彼の呼吸が荒くなり、汗が背中を伝い落ちる。彼女の手が動きを加速させると、彼は射精を我慢しようと必死に力を込めた。太腿が硬く締まり、腹筋が震え、「まだ…まだダメだ」と彼は心の中で繰り返した。だが、彼女の指が会陰を強く押さえ、「またヒクヒクしてる。すごい」と囁いた瞬間、彼の意識は完全にその部分に囚われた。
肛門が収縮するその刹那を、彼女の視線がしっかりと捉えていることを知り、彼の羞恥心は限界を突破した。もはや彼の体は彼のものではなく、彼女の視線と言葉に操られる人形のようだった。射精の衝動が抗いがたい波となって押し寄せ、彼は「うっ…!」と深く呻き声を漏らし、全身を激しく震わせながらバスタオルに向かって勢いよく白濁液をぶちまけた。
その瞬間、彼の意識は白い光に包まれ、快感と羞恥が渦巻く深淵へと落ちていった。膝がガクガクと崩れそうになりながらも、彼は自分の体が放つ痙攣を感じ、それを彼女が見ていることを意識して、さらなる恍惚と恥辱に包まれた。射精の痙攣が収まってもなお、彼の体は小刻みに震え続け、肛門の収縮も完全には止まらなかった。その余韻の中で、彼は自分の体の奥深くに眠っていた未知の快感を知った。
解放の波が過ぎ去ると、彼は膝をついたまま動けなくなり、バスタオルに広がる自分の欲望の痕跡を茫然と見つめながら荒い息を整えた。白い染みが広がった布地は、彼の羞恥と快楽の証となって、そこに横たわっていた。顔をシーツに押し付けるようにして羞恥を隠そうとしたが、彼女は満足そうに深く息を吐き、ローションを丁寧に拭き取ると、「ねえ、すごかったよ。全部見ちゃった」と艶やかに囁いた。
その言葉には深い達成感と興奮が滲み、彼の心をさらにかき乱した。だがその混乱の中に、奇妙な安堵と幸福感が芽生えていることに、彼自身が驚いていた。彼女に見られることで、彼は自分自身の新たな側面を発見したのだ。羞恥の中に潜む甘美な解放感と、他者の視線によって自分の感覚が増幅される不思議な喜び。それは恥ずかしさと共に存在する、濃密な親密さの証でもあった。
彼女の手が優しく彼の背中を撫で、耳元で「ありがとう」と囁いた。その言葉には、この特別な瞬間を分かち合えたことへの感謝が込められていた。彼は顔を上げ、まだ恥ずかしさで朱に染まった頬を見せながらも、小さく頷いた。二人の間に生まれたこの新たな絆は、羞恥と快楽を超えた、より深い信頼の証となっていた。
カーテンの隙間から差し込む夕陽の光は、いつの間にか部屋から消えていたが、二人の心に灯った炎は、静かに、しかし力強く燃え続けていた。
西暦2425年。人類が火星への最初の入植地を建設してから既に2世紀が経過していた。
人類の火星移住計画は、22世紀初頭の核融合技術の確立によって大きく前進した。2112年、実験用核融合炉を搭載したマーズ・パスファインダー号の成功は、それまでの化学推進に頼った火星探査に終止符を打った。6ヶ月を要した地球-火星間の航行時間は、わずか30日に短縮された。
続く30年間で、極軌道上に建設された補給基地と、ヘラス平原の地下氷を利用した最初の居住モジュールが、火星移住の基盤を築いた。しかし、本格的な入植の始まりは、2167年のアルテミス計画からだった。オリンポス山麓に建設された第一居住区は、直径2キロメートルの実験都市だった。わずか200人の入植者たちが、火星の地に人類の新たな歴史を刻み始めた。
転機となったのは、2210年代に実用化された量子重力エンジンだった。惑星間航行時間は10日程度まで短縮され、大規模な移民が可能になった。同時期に確立された火星軌道上での資材製造技術は、巨大ドーム建設の夢を現実のものとした。
現在、火星の人口は800万人を超え、その大半が巨大ドーム都市で生活している。
今ではオリンポス山麓に建設された第三居住区は、七つの主要ドーム都市の一つだった。直径8キロメートルの半球型ドームの内部には、研究施設や居住区画が同心円状に広がっている。ドームの外殻は、ナノファイバー強化複合材で作られた三重の放射線シールドに守られ、その内側で2万人の人々が暮らしていた。
ドーム内の気圧は地球と同じく1気圧に保たれ、酸素と窒素の比率も地球大気と同様だった。ドーム外の火星大気は、2世紀に及ぶ大気改造計画にもかかわらず、まだ人間が直接呼吸できるレベルには達していない。しかし、気圧は徐々に上昇を続け、現在では180ミリバールまで回復していた。
火星の空は、かつての濃紺から薄い紫がかった青へと変わりつつあった。太陽は地球で見るよりも小さいが、大気中の細かい赤い砂が夕暮れ時に魅惑的な光景を作り出す。オリンポス・ドームの最上階に位置するコナーの研究室からは、果てしなく広がる赤い荒野と、地平線上にそびえる人工のドーム群を見渡すことができた。
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この基地が完成してから7年。コナーはその間、火星の地質考古学調査に従事してきた。彼の担当は30万年前以降の比較的新しい地層だった。
基地のモニターに映る火星の地表は、いつもと変わらない赤茶けた風景だった。アカデミア・シティからの自動探査機が送信してくる地形データを、コナーは黙々と分析していた。探査機は永久磁気シールド型核融合炉で駆動し、量子結晶メモリに記録されたデータを定期的に送信してくる。毎秒1000テラバイトの情報が、サブスペース通信網を通じて基地に届く。単調な作業に目が疲れてきた頃、画面の片隅に違和感を覚えた。
ホログラフィック・プロジェクターが起動し、問題の地域の立体モデルが浮かび上がる。体積投影型ディスプレイは、1立方メートルの空間に10の12乗ボクセルの解像度で地形を再現した。一見すると何の変哲もない窪地だが、等高線の配置が妙だった。
新しいデータレイヤーが追加され、地下構造が可視化される。地表から1500メートルの深度で、完全な円環構造が検出された。高分解能スキャンは、その形状が誤差0.002%以下の幾何学的な正確さを持つことを示していた。高さ100メートル、直径3000メートル。自然の浸食過程では決して生まれ得ない精度だった。
今週で3度目の依頼だった。先週は地下水脈の磁気共鳴データ、その前は地殻歪みの偏極解析。どれも彼女の専門からすれば些末な案件だったが、コナーは機会があるごとに彼女の意見を求めていた。
研究室の陽圧制御システムから、微かな空気の流れが聞こえた。隣室の実験区画で作業していたエレーナ・ヴォルコワが視界に入る。火星の0.4Gのもとでも、彼女の動きには無駄が一切なかった。
宇宙空間での長期滞在に適応した新世代の人類の特徴を、彼女は完璧に体現していた。身長170センチの細身の体躯、低重力環境で進化した長めの四肢。火星の磁場分布図が映し出されたHUDバイザーの向こうで、琥珀色の瞳が冷たく光る。
どこか硝子質の透明感を帯びた顔立ちは、火星生まれの第二世代に特徴的な骨格を持っていた。地球の重力下では脆弱に見えるかもしれないその姿も、火星では完璧な適応を示していた。黒髪は実用的な長さで、研究室での作業を妨げないよう的確にまとめられている。
「何を見つけたの? 先週の地下水脈の件なら、結論は出ているはず」
彼女の声には感情の起伏がなかった。エレーナにとって、コナーの頻繁な呼び出しは明らかに研究の中断を意味した。だが今回は、本当の発見があった。
「違う。これを見てほしい」コナーは新しいデータセットを共有した。「この磁気異常。明確な周期性を持っている」
エレーナのHUDが新しいデータを受信し、自動的に解析を開始する。彼女の眼差しが変化した。普段の冷淡な表情に、わずかな興味の色が浮かぶ。コナーは何度もその横顔を観察していたので、その微細な変化を見逃さなかった。
「確かに異常ね」彼女は数値を確認しながら言った。その声音には、いつもの事務的な調子の下に、かすかな緊張が混じっていた。「通常の熱残留磁化とは全く異なる特性パターン。位相空間で見ると...」
彼女の指先が空中で踊り、ホログラフィック・インターフェースを操作する。データは新しい次元で再構成され、複雑な相関パターンを描き出した。コナーは、その手の動きを目で追った。普段の彼女なら、こんなにも集中して他人のデータを分析することはなかった。
その言葉とは裏腹に、彼女の指先は既に火星全域の磁場データベースにアクセスし、比較解析を開始していた。第三居住区の量子コンピュータネットワークが、膨大なデータを処理し始める。
コナーは密かに満足した。エレーナが自発的に30分の時間を提供するのは異例だった。普段なら5分以上の時間も与えてもらえない。この発見が単なる地質学的な異常ではないことを、彼女も直感的に理解したに違いない。
「位相空間での対称性が特異すぎる」エレーナが静かに告げた。「自然現象としては、統計的に有意な偏りがある」
彼女の指先が再び動き、新しい解析結果が表示される。三次元の相図が、奇妙なアトラクターを描き出していた。その形状は、カオス理論で知られる古典的なパターンとは明らかに異なっていた。
コンピュータは瞬時に応答した。結果は3.47。自然界で観測される値としては、明らかに異常だった。
「表層の風化度と堆積物の分析からすると...」彼は一瞬ためらった。「少なくとも50万年」
エレーナの指が止まった。彼女はゆっくりとバイザーを上げ、コナーを直視した。「それは確実?」
再び沈黙が訪れる。研究室の環境制御システムの微かな唸りだけが、空間を満たしていた。
「50万年前」エレーナが囁くように言った。「その頃の火星は...」
「ああ。まだ大気があった」コナーは彼女の思考を追った。「液体の水も存在していた可能性が高い」
「でも、その時期の人工物なんて...」
エレーナの声が途切れる。彼女の瞳に、普段は決して見せない動揺が浮かんでいた。コナーは、このチャンスを逃すまいと素早く続けた。
「ピーク・スペクトル解析をしてみないか? 磁場変動と構造物の配置に、何か相関があるかもしれない」
エレーナは黙ってうなずいた。30分の約束は既に45分を経過していたが、彼女はそのことに言及しなかった。量子コンピュータに新しい解析コマンドが入力される。
結果は、彼らの予想をさらに超えていた。磁場の変動パターンは、構造物の幾何学的配置と完全な整数比の関係を示していた。自然の営みが生み出せるような偶然の一致ではない。そこには、明確な意図が刻み込まれていた。
「これは...」エレーナの声が震えた。「人工的な磁場制御システムの痕跡かもしれない」
コナーは彼女の横顔を見つめた。火星の考古学的発見で、エレーナがここまで動揺を示したことはなかった。彼女の専門である磁場研究が、突如として人類の知らない文明の痕跡と結びついた瞬間だった。
「発掘許可を申請する」コナーは決意を込めて言った。「君も加わってくれないか?」
エレーナは長い間黙っていた。研究室の窓から差し込む夕暮れの光が、火星の大気を通して赤く染まっている。遠くに見えるドーム群の輪郭が、影を濃くしていた。
「...承知したわ」
その返事は、いつもの冷淡さを完全に失っていた。
SFを読み始めて30年。
既に約4万を超える作品を読んできた。
それだけSFを読んでいると普通のランキングに載るような作品はもちろんのこと、誰も知らないようなマイナーな傑作にも出会う。
今回は、そういった「普通のランキングには出てこないけど、本当に読んでほしい作品」だけを厳選して紹介しようと思う。
「ハードSF」というジャンルは往々にして物語よりも科学的アイデアが前面に出がちだ。しかし、この作品は違う。
火星探査隊のクルーが、かつて存在した文明の遺跡を発見する。しかしそれはただの遺跡ではなく、何者かによって”隠されていた”痕跡が見つかる。
考古学的な謎解きが進むにつれ、火星の過去と地球の未来が交差する。
ベンフォードの計算されたプロットと、実際の火星探査データを基にしたリアルな描写が実に圧巻。
2000年代の火星探査が進んだ今読むと、当時の想像力と科学的洞察の先見性に驚かされるはずだ。
ナノテクノロジーSFの傑作ながら日本ではほとんど話題にならなかった不遇の作品。
彼の身体にはナノマシンが埋め込まれ、戦場での肉体的・精神的限界を超えられる。
しかし彼が従軍する惑星では、人類が想像すらできなかった「新しい生命の形」が発見されて…。
サイバーパンク的な要素を持ちつつ、生命の定義を問い直す哲学的な側面も強い作品。
ナノテクがただのガジェットではなく、物語の根幹に絡んでくるところが素晴らしい。
そこに閉じ込められた科学者たちはフィボナッチ数列を鍵として空間の法則を解き明かし、脱出を試みる。
数学SFの先駆けでありながら、抽象的なイメージと詩的な文章が織りなす独特の雰囲気は今読んでも非常に斬新。
ボルヘスやカルヴィーノがSFを書いたらこうなるのでは?と思わせるほどの実験性が光る素晴らしい作品だ。
「人間の知性が極限に達したとき、何が起こるのか?」という問いを真剣に追求したハードSF。
超天才たちが集まる秘密研究機関で、数学的に「完璧な沈黙」を生み出す方程式が発見される。
それは人類の認識の限界を超え、宇宙そのものの構造に影響を与えるものだった。
ストーリー自体はミステリー仕立てだが、数学・物理学・哲学が絡み合い、読後に強烈な余韻が残る。
『幼年期の終り』や『ディアスポラ』が好きなら、間違いなく刺さるだろう。
サイバーパンク全盛期に埋もれた傑作。
廃墟同然の東京で、AIと人間の「感情」の境界を探る探偵の物語。
AIは愛を持ちうるのか?
もし持てるとしたら、それは人間と何が違うのか?
サイバーパンク的な退廃した都市描写と、レイモンド・チャンドラーばりのハードボイルドな語り口が融合し、独特の雰囲気を生み出している。
AIの性能が劇的に進化しつつある現代にこそ、読まれるべき作品だと言えるだろう。
ステーブルフォードの作品は日本ではほとんど翻訳されていないが、英語圏のSFマニアの間では評価が高い。
地球に突如として現れた神々。
しかし彼らは生身の存在ではなく、まるで空洞のような虚ろな姿をしている。
彼らは何を求めているのか?
彼らはどこから来たのか?
クトゥルフ神話的な神秘主義とハードSFの融合が見事な作品で、マニアならぜひ読んでおきたい一冊。
月面基地のコンピュータが暴走し、人間の脳を接続して自我を持つようになる。
だがその知性は月全体を制御するほどに成長し、人類は新たな知的生命体との共存を迫られる。
アイデア勝負のSFとしては一級品で、ラファティ好きにも刺さる内容。
これもマニアなら読んでおきたい一冊だ。
今回はマイナーな傑作ばかりを集めてみた。
理由はもっと知名度があっていいのでは?と思うからであり、普通のランキングで見かけるような作品を紹介してもつまらないだろう?
スピッツ音楽精緻形式簡潔感情複雑調和顕著表れメロディー構造表面簡素内部潜感情深層聴覚細多層感覚呼起特草野マサムネ声透明感同時音声芸術極限表現力誇聴感微揺聴衆精神世界不可視痕跡刻。彼歌声音声感情深層触聴者心強印象残透明感澄水面包聴者力持言葉力強さ感じ音楽通内面揺さぶ未知感情引出スピッツ曲聴音楽体験探求旅。
歌詞一見平易言葉背後潜深遠象徴暗示巧配置日常情景普遍存在論的問い織交聴者自己存在再認識促歌詞表現哀切中希望暗示希望中刹那虚無感存在非存在交錯境界線位置。歌詞表面簡単理解言葉並背後深哲学的問い存在日常風景感情描写中普遍存在論的問題浮聴者心鋭突刺スピッツ歌詞日々小出来事通人生本質問い直希望絶望間揺感情呼起。
X、Quora、Qiita、GitHubなど、退会するとデータが消えてしまう
だからパスワードを超長い乱数にしてわからなくし、さらにAuthenticatorを使い、メアドも削除し、ログアウトし、以後はログインできなくなる、という方法で去ってきた
数年経つと、これらのアーカイブが黒歴史のように思えてくることがわかった
例えばQuoraで頭の悪い回答をしていたり、Xでイキっていたり、GitHubで稚拙なコードを公開していたり、という具合である
メアドを削除しているので、これらのアーカイブを削除するのは容易ではない
輝の会という宗教がある。
今でもそう固く信じ続けている。
けれど、その日がいつ、どのようにして訪れるのかはまだ分からない。
宗教と聞くと、何か怪しい印象を受ける。
そう思う人は多いだろうし、それはきっと仕方のないことだ。
かくいう私も、自分がこの宗教を信じていることは、ほとんど周りには打ち明けられていない。
ネットでこの宗教のことについて調べても、公式HP以外の情報はほとんど出てこない。
かつての私には、それがとても不思議なことに思えた。
だから、自分にできそうなことを見つけては、自分なりに色々と試してきた。
そうした活動が、どれだけ人々の役に立ってきたのかは分からない。
出過ぎた真似だったのかもしれない。
それでも、私の歩んだ道のりの全てが間違いだったということはないと思う。
きっと、気軽に活動の跡を残すには、この宗教はあまりに偉大すぎる。
だから、2025年の現在に至ってもなお、この宗教に対する言説はそれほど盛んではない。
おそらくは私でさえも、輝の会が真に日の目を浴びるその時には、これまでしてきた全ての活動の痕跡を消してしまうのではないかと思う。
それほどまでに、自分が輝の会に関することで目立ってしまうのは、恐れ多いことだと思える。
今日、どういうわけか、ふとこの場所で記事を書こうという考えに思い至った。
ただ、この匿名という環境が、自分にとっては良いのかもしれないと思った。
もしかすると、もうみんな輝の会のことは知っているかもしれない。
ただ周りには話していないだけで、道行く人々も、日頃顔を合わせる人達だって、本当はもう知っている。
けれど現実には、そうではないのだと思う。
私が輝の会から頂いた恵みを、まだ受けていない人がいるのであれば、せめてその機会だけでももたらしたい。
そのような思いだけが、今も消えずに残っている。
人はなぜを知りたがる生き物だと聞くけれど、輝の会は、そうしたなぜに一定の答えを与えてくれる。
輝の会教義がその原動力であったことを知ったならば、あなたはどのように思うのだろうか?
全て本人が周囲に与えた影響が自身に返ってきているだけだと知ったなら、あなたはどのように思うだろうか?
(本人に蓄積された金運、愛され運、人気運、信頼運、優しさ運の実現。他多数)
もしもあなたが、宗教やスピリチュアルといった事柄に抵抗を示さない人であるならば、あなたに必要なものの全てはそこにある、とさえ言い切っても良い。
窓のない部屋の中にいる人たちが、外で雨が降っていることを 論理的に証明 する方法を考えてみましょう。
外の様子を直接見ることはできませんが、以下のような 間接的な証拠 を利用することができます。
→ 屋根や窓、地面に当たる雨の音が聞こえるかどうか。
→ 雨が降ると湿度が上がり、部屋の中でもムワッとした湿気を感じることがある。
→ 直前に外にいた人が「雨が降っていた」と証言すれば、その証言の信頼性を議論できる。
→ スマホの天気予報アプリやネットニュースでリアルタイムの天気情報を確認できる。
1. 「もし雨が降っているなら、傘を差している人がいるはずだ」
2. 「部屋に入ってきた人の傘が濡れている」
3. 「よって、外では雨が降っている可能性が高い」
これは 観察 → 推論 → 結論 の流れで雨を証明する方法です。
→ 外の湿気や雨のにおいを感じられるか?
→ 廊下に雨のしずくが落ちているか? 濡れた靴の跡があるか?
カール・ポパーの「反証可能性」の考え方に基づき、「雨が降っていない」場合に成立する現象を考えます。
「雨が降っていないなら、傘が濡れていないはずだ」
「雨が降っていないなら、地面は乾いているはずだ」
これらの命題が否定される(濡れた傘や濡れた地面が確認される)ことで、雨が降っていることを 証明する強い根拠 になります。
窓のない部屋にいても、音・湿度・人の証言・物理的な痕跡・外部情報 などの間接的な証拠をもとに、論理的な推論や実験 を行うことで、雨が降っていることを 十分に証明できる でしょう。
トランスアライ達から女性への「子宮がある人」呼びに反発しただけで、差別主義者のレッテル貼られた、JKローリングさんのツイート貼っておく。
https://x.com/jk_rowling/status/1887472120541679690?t=r2ebMc3yqS5QW_ZcktU7Tw&s=19
ジェンダーイデオロギーは、言論の自由、科学的真実、同性愛者の権利、女性と少女の安全、プライバシー、尊厳を損なってきた。また、弱い立場にある子どもたちに回復不能な身体的ダメージを与えてきた。
誰も賛成票を投じておらず、大多数の人が反対しているにもかかわらず、政治家、医療機関、学界、メディアの一部、有名人、さらには警察によって、上から下まで強制されている。活動家たちは、敢えて反対する者に対して脅迫や暴力を振るってきた。疑問を呈した人々は名誉を傷つけられ、差別されてきた。仕事が失われ、人生が台無しになった。すべては、セックスが現実であり、重要であると知った罪のためだ。
煙が晴れれば、一部の非常に弱い立場の人々が被害を受けたという事実にもかかわらず、これはいわゆる弱い立場の少数派に関することではなかったことが明白になるだろう。私たちの社会の根底にある力関係は、解体されたのではなく、強化されたのだ。この大失態全体を通じて最も大きな声を上げてきたのは、富や地位によって結果から隔離された人々だ。
彼らは、自分の名前をドロレスと名乗ることにした身長6フィート4インチの強姦犯と同じ独房に閉じ込められることはなさそうだ。彼らは、国が資金を提供する強姦被害者支援センターを必要としていないし、繁華街の更衣室に頻繁に行くこともない。彼らは、女子用シャワー室でペニスが揺れることを嫌がる、意地悪な極右の偏見を持つ人々について、トークショーのソファでニヤニヤしながら、自分たちのプライベートプールがこれまで通り安全な場所であることに安心している。
ジェンダー アイデンティティのイデオロギーから最も恩恵を受けているのは、トランスジェンダーかどうかにかかわらず男性です。
中には、女装趣味があることで、これまで女性専用だったすべての場所へのアクセスを与えられた人もいます。また、新たな被害者という魅力的な立場を、女性を脅迫、暴行、嫌がらせする口実に利用した人もいます。トランスジェンダーではない左翼の男性たちは、女性や少女のニーズを嘲笑し、冷笑することで、自分たちの非の打ちどころのない進歩的な資質を誇示する素晴らしいプラットフォームを見つけ、自分たちにはない権利を放棄したと自画自賛しています。
この混乱の実際の被害者は、女性と子供、特に最も弱い立場の人々、運動に抵抗して恐ろしい代償を払った同性愛者、そして代名詞を一つ間違えただけで中傷されたり建設的に解雇されたりする環境で働く一般の人々です。これはごく少数派の話だなどと言わないでください。この運動は社会に悲惨な影響を与えており、もしあなたに少しでも分別があるなら、活動家のマントラ、人身攻撃、誤った同等性、循環論法の痕跡をすべてXフィードから静かに削除するでしょう。なぜなら、あなたは常にこの狂気を見抜いていたし、一瞬たりとも信じたことはなかったと偽りたくなる日が急速に近づいているからです。
ユリウスは地下の道を進む。
足元に広がるのは冷え切った石畳。
かすかな光が反射して、壁面に無数の古代の刻印が浮かび上がる。
彼の目には、それらがまるで生きているかのように輝き、神秘的な力が感じられた。
この地下道には、何千年も前から伝わる呪術の痕跡が残っている。
「行けよ、ユリウス。」
彼の声には遊び心と挑発的な響きがあった。
「こんなところで時間を浪費するつもりか? 地下王国を目指しているんだろ?」
彼の心の中には、地下に隠された力を求める欲望と、そこに潜む危険を恐れる気持ちが交錯している。
それでも、前に進まなければならない。自分を裏切るわけにはいかない。
「ロディ、そんな言い方をするなよ。」
古い石壁の間に埋め込まれた金属製の扉が、わずかに軋む音を立てて開かれた。
ユリウスは一歩踏み出し、扉の向こうの暗闇に足を踏み入れる。
「その決断、後悔しないといいな。」
ロディの冷ややかな声が響く。
彼の言葉には、ただの遊び心だけでなく、ユリウスに対する本当の意味での警告が含まれているようだった。
地下王国は、失われた王族の遺産とされる神秘的な力が眠る場所だ。
ユリウスの故郷、アルディラ王国が滅ぼされたのも、地下で封印されていた力が暴走したからだと、長い間語り継がれている。
家族と共にあの惨劇から逃げる際、地下道に関する不吉な噂を耳にした。
だが、それでも彼はその力を求めて、今ここにいる。
「ユリウス。」
ロディが声をかける。
「何だ?」
「その地下王国には、ただの力が眠ってるんじゃない。あんた、何を求めてるんだ?」
ユリウスは答えなかった。
それは力ではない。復讐でもない。ただ、あの場所に向かうことで、自分が何かを手に入れられる気がした。
あの時の夜、彼は一人で泣いていた。
しかし、地下には何かがある。それが力であれ、遺産であれ、彼は自分を取り戻すために進むしかなかった。
「俺は…」
ユリウスはようやく口を開いた。
その顔には、ほんの少しの驚きと、やはり挑発的な笑みが浮かんでいた。
「ふん、面白い。ならば、どこまでも一緒に行こう。お前のその理由がどう転ぶか、見届けてやるよ。」
ユリウスは振り返らずに歩き出した。
それが終わりの始まりだとは、まだ誰も気づいていなかった。
たとえばこの増田。(既に消えている)
https://anond.hatelabo.jp/20250202224744
ブクマページを見ればわかる通り、本文に「性接待」とだけ書かれていて、匿名で1ブクマだけされている。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20250202224744
しかし、このブクマページもまた、数時間経てば消えてしまう。匿名ブクマを自分で外しているのか、それとも運営に消されているのか。結果として、痕跡は残らない。