門真市駅
門真市駅 | |
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大阪モノレールの駅舎(左)と京阪の駅舎(右) | |
かどまし Kadomashi | |
所在地 | 大阪府門真市 |
所属事業者 |
京阪電気鉄道(駅詳細) 大阪モノレール(駅詳細) |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)6月20日 |
門真市駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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門真市駅(かどましえき)は、大阪府門真市にある、京阪電気鉄道・大阪モノレールの駅。駅番号は京阪がKH13、大阪モノレールが24である。
概要
門真市の事実上の中心駅。京阪本線と大阪モノレール本線の連絡利用者のほか、西隣の西三荘駅等と同様付近にパナソニック関連施設が複数立地していることから当駅を目的地とした通勤利用者も多い。
複数路線の連絡駅ながら、駅構造の都合で京阪電車の停車種別は普通と守口市駅以東各駅停車の区間急行のみで日中の主力種別の1つである準急は通過している。このため市内にある他の京阪の駅と停車列車の上では変わらない扱いとなっている。準急通過駅では最多の乗降人員である。
歴史
1971年6月20日 京阪本線の門真 - 古川橋間の中央環状線との交差部に「新門真駅」として開業、開業当初より相対式ホーム2面4線で内側2線は通過線だった。門真駅の廃止と西三荘駅の開業に伴い、1975年3月「門真市駅」と改称、以後1976年9月に当駅と守口市駅間が複々線化、1980年3月には当駅から萱島駅が高架複々線化された[1]。
1997年大阪モノレールの延伸に伴い乗換え駅として橋上駅舎化される[2]。併せてバリアフリー対策がとられ、第6回「大阪・心ふれあうまちづくり賞」で「大阪府知事賞」を受賞した[3]。
年表
- 1971年(昭和46年)6月20日:京阪本線の新門真駅として開業[1]。
- 1975年(昭和50年)3月23日:門真市駅に改称[1]。
- 1976年(昭和51年)9月12日:天満橋駅から当駅まで複々線化[4]。
- 1980年(昭和55年)3月16日:寝屋川信号所まで複々線化[5]。
- 1997年(平成9年)
- 1999年(平成11年)12月10日:第6回「大阪・心ふれあうまちづくり賞」で『大阪府知事賞』を受賞[3]。
- 2004年(平成16年)4月13日:京阪の駅構内に京都銀行のATMが設置され、運用を開始する[9]。
- 2010年(平成22年)12月24日:京阪線のホームに異常通報機器を設置[10]。
- 2016年(平成28年)3月15日:京阪駅に事故情報などをリアルタイムに知らせる「旅客案内ディスプレー」を設置[11]。
- 2019年(令和元年)9月14日:大阪モノレールの駅で可動式ホーム柵の使用を開始[12]。
京阪電気鉄道
京阪 門真市駅 | |
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駅舎(2005年10月) | |
かどまし Kadomashi | |
◄KH12 西三荘 (0.7 km) (0.7 km) 古川橋 KH14► | |
所在地 | 大阪府門真市新橋町436番地の1 |
駅番号 | KH 13 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ■京阪本線 |
キロ程 | 10.1 km(淀屋橋起点) |
電報略号 | 門(京阪・駅名略称方式) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線** |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)24,082人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)6月20日 |
備考 |
* 1975年までは新門真駅 ** 複々線のため、間に通過線2線あり。 |
通過線2本を挟んだ相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[2]。改札口は1か所あり、改札内にはコンビニエンスストア(アンスリー)がある。
この前後の区間は高架区間となっているが、当駅の付近のみ近畿自動車道および大阪中央環状線の高架(跨線橋)と交差するため、線路は地平に降りている[13]。
開業から複々線化完成までは、上下本線のほかに上下副本線を持つ追い抜き可能駅であった。橋上駅化前の地下駅舎は、店舗に転用されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■京阪本線 | 上り | 三条・出町柳方面[14] |
2 | 下り | 淀屋橋・中之島線方面[14] |
- 両ホームとも有効長は8両。1・2番線の間に通過線(A線)がある。通過線にホームはなく、複々線の外側2線(B線)にのみホームがある。
- 接近放送は主要駅並みに細かい内容となっており、2008年4月より番線表示が付与された。
-
北口(門真市役所方面)
-
京阪電気鉄道改札口
-
京阪門真市駅ホーム
大阪モノレール
大阪モノレール 門真市駅 | |
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駅舎(2010年7月) | |
かどまし Kadoma-shi | |
◄23 大日 (1.3 km) | |
所在地 | 大阪府門真市新橋町 |
駅番号 | 24 |
所属事業者 | 大阪モノレール |
所属路線 | ■本線 |
キロ程 | 21.2 km(大阪空港起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
18,443人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1997年(平成9年)8月22日[8] |
島式1面2線のホームを持つ高架駅。改札外正面には大阪モノレール直営のコンビニエンスストア(セブン-イレブン モノウェル門真店)がある。
のりば
ホーム | 路線 | 行先[15] |
---|---|---|
1 | ■本線 | 降車専用ホーム |
2 | 大阪空港方面 |
- 列車の折返しは引上線形式となっている(彩都線の彩都西駅も同様)。到着列車は1番ホームで乗客を降ろした後、駅南側の引上線で折り返し、改めて大阪空港方面行として2番ホームに入線する。
- 現在は当駅が終点だが、2029年度開業を目標として瓜生堂駅(仮称、東大阪市)まで8.9kmの延伸が計画されており[16]、将来形を見越して引上線の両側に本線となる予定の軌道が敷設済みである。
-
大阪モノレール改札口
-
プラットホーム
-
留置線で折り返す列車
利用状況
京阪電気鉄道
2022年(令和6年)度のある特定日における1日乗降人員は24,082人(乗車人員:11,905人、降車人員:12,177人)である。
近年の特定日における1日乗降・乗車人員は下表の通りである。
年次 | 調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日32,686 | 16,308 | [大阪府 1] |
1991年(平成 | 3年)- | [大阪府 2] | ||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 31,486 | 15,647 | [大阪府 3] |
1993年(平成 | 5年)- | [大阪府 4] | ||
1994年(平成 | 6年)- | [大阪府 5] | ||
1995年(平成 | 7年)11月21日 | 29,586 | 14,767 | [大阪府 6] |
1996年(平成 | 8年)- | [大阪府 7] | ||
1997年(平成 | 9年)- | [大阪府 8] | ||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 35,281 | 17,722 | [大阪府 9] |
1999年(平成11年) | - | [大阪府 10] | ||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日35,698 | 17,750 | [大阪府 11] |
2001年(平成13年) | - | [大阪府 12] | ||
2002年(平成14年) | 12月10日 | 34,884 | 17,287 | [大阪府 13] |
2003年(平成15年) | 10月28日 | 34,163 | 17,136 | [大阪府 14] |
2004年(平成16年) | 11月 | 9日34,370 | 16,829 | [大阪府 15] |
2005年(平成17年) | 11月 | 8日34,756 | 17,117 | [大阪府 16] |
2006年(平成18年) | 11月 | 7日35,944 | 17,850 | [大阪府 17] |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 35,918 | 17,566 | [大阪府 18] |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 36,123 | 17,894 | [大阪府 19] |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 34,792 | 17,241 | [大阪府 20] |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日34,424 | 17,275 | [大阪府 21] |
2011年(平成23年) | 11月 | 1日33,590 | 16,666 | [大阪府 22] |
2012年(平成24年) | 10月31日 | 32,068 | 15,969 | [大阪府 23] |
2013年(平成25年) | 11月12日 | 31,858 | 15,800 | [大阪府 24] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 31,129 | 15,375 | [大阪府 25] |
2015年(平成27年) | 11月10日 | 31,119 | 15,304 | [大阪府 26] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日31,601 | 15,624 | [大阪府 27] |
2017年(平成29年) | 11月 | 7日30,659 | 15,163 | [大阪府 28] |
2018年(平成30年) | 11月 | 6日29,913 | 14,766 | [大阪府 29] |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 30,439 | 15,054 | [大阪府 30] |
2020年(令和 | 2年)11月10日 | 23,714 | 11,753 | [大阪府 31] |
2021年(令和 | 3年)11月 | 9日23,583 | 11,700 | [大阪府 32] |
2022年(令和 | 4年)11月 | 8日24,082 | 11,905 | [大阪府 33] |
大阪モノレール
2022年次の1日平均の乗降人員は18,443人である。大阪モノレールの駅では千里中央駅・南茨木駅・蛍池駅に次いで4番目に利用客が多い。
年度/年次 | 各年次 | 各年度 乗車人員 |
出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | 府 | モノレール | ||
1997年(平成 | 9年)8,412 | 4,197 | - | [大阪府 8] | - |
1998年(平成10年) | 15,933 | 7,952 | [大阪府 9] | ||
1999年(平成11年) | 17,051 | 8,503 | [大阪府 10] | ||
2000年(平成12年) | 17,884 | 8,959 | [大阪府 11] | ||
2001年(平成13年) | 18,059 | 9,048 | [大阪府 12] | ||
2002年(平成14年) | 18,771 | 9,418 | [大阪府 13] | ||
2003年(平成15年) | 19,486 | 9,704 | [大阪府 14] | ||
2004年(平成16年) | 20,052 | 10,028 | [大阪府 15] | ||
2005年(平成17年) | 20,376 | 10,176 | [大阪府 16] | ||
2006年(平成18年) | 21,427 | 10,603 | [大阪府 17] | ||
2007年(平成19年) | 21,874 | 10,770 | [大阪府 18] | ||
2008年(平成20年) | 22,148 | 10,903 | [大阪府 19] | ||
2009年(平成21年) | 21,740 | 10,743 | [大阪府 20] | ||
2010年(平成22年) | 21,595 | 10,656 | [大阪府 21] | ||
2011年(平成23年) | 21,241 | 10,491 | [大阪府 22] | ||
2012年(平成24年) | 21,118 | 10,398 | [大阪府 23] | ||
2013年(平成25年) | 20,707 | 10,237 | [大阪府 24] | ||
2014年(平成26年) | 20,861 | 10,322 | [大阪府 25] | ||
2015年(平成27年) | 21,318 | 10,547 | [大阪府 26] | ||
2016年(平成28年) | 22,310 | 11,104 | [大阪府 27] | ||
2017年(平成29年) | 22,521 | 11,243 | [大阪府 28] | ||
2018年(平成30年) | 22,602 | 11,337 | [大阪府 29] | ||
2019年(令和元年) | 23,027 | 11,610 | [大阪府 30] | ||
2020年(令和 | 2年)18,046 | 9,256 | [大阪府 31] | ||
2021年(令和 | 3年)17,378 | 8,844 | 8,831 | [大阪府 32] | [モノレール 1] |
2022年(令和 | 4年)18,443 | 9,322 | 9,489 | [大阪府 33] | [モノレール 2] |
駅周辺
公共施設
商店街・商業施設・主要企業
- 門真銀座商店街
- 住友通り商店街
- イズミヤ門真店
- 門真新橋郵便局
- パナソニック門真地区事業場
- 三井アウトレットパーク 大阪門真・ららぽーと門真
- コストコ門真倉庫店
宿泊施設
バス路線
南口ロータリーに京阪バスが乗り入れる。停留所名は「京阪門真市駅」。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- 京阪本線
- 大阪モノレール
- ■本線
- 大日駅 (23) - 門真市駅 (24)
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c 「京阪電鉄複々線化工事完成とダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル1980年8月号』 55-59頁
- ^ a b c “門真市駅橋上化が完成 京阪電気鉄道あす使用開始 モノレールと接続”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年6月20日)
- ^ a b 心ふれあうまちづくり賞 過去受賞作品 - 大阪府(2010年10月21日閲覧)
- ^ 『京阪電気鉄道』〈車両発達史シリーズ1〉関西鉄道研究会、1992年2月1日、p.50, ISBN 4-906399-01-0
- ^ 駅置き月刊広報誌・「くらしの中の京阪」1980年3月号、同4月号[出典無効] /「京阪電鉄複々線化工事完成とダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル1980年8月号』 55-59頁
- ^ 駅置き月刊広報誌『くらしのなかの京阪』1997年7月号[出典無効]
- ^ 出典・京阪開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』537頁
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、9頁。
- ^ 「くらしの中の京阪」、駅置き広報誌『K PRESS』2004年5月号12面
- ^ 「くらしの中の京阪」駅置き広報誌『K PRESS』2011年1月号16面
- ^ 出典・駅置きの広報誌『K PRESS』2016年3月号16面「くらしのなかの京阪」
- ^ “門真市駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します”. 大阪モノレール (2019年9月12日). 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
- ^ 構造的には、駅西側に名神高速道路の高架(跨線橋)が横切る阪神久寿川駅と同じ。
- ^ a b “門真市駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “門真市駅情報”. 大阪モノレール. 2023年6月10日閲覧。
- ^ 大阪モノレールからの延伸に係る軌道事業の特許申請事案 配付資料 (PDF) - 国土交通省運輸審議会 2019年1月17日
利用状況
大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
大阪モノレール
- ^ “2021年度駅別旅客数”. 大阪モノレール. 2023年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月3日閲覧。
- ^ 2022年度駅別旅客数
関連項目
外部リンク
- 門真市駅 - 京阪電気鉄道
- 門真市駅 - 大阪モノレール
- おけいはん.ねっと|駅情報局:門真市駅