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国道503号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道503号標識
国道503号
地図
地図
総延長 114.4 km
実延長 036.3 km
現道 036.3 km
制定年 1993年平成5年)
起点 熊本県阿蘇郡高森町北緯32度49分37.44秒 東経131度7分56.59秒 / 北緯32.8270667度 東経131.1323861度 / 32.8270667; 131.1323861
主な
経由都市
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町東臼杵郡諸塚村
終点 宮崎県日向市
新生町交差点(北緯32度25分9.78秒 東経131度37分50.76秒 / 北緯32.4193833度 東経131.6307667度 / 32.4193833; 131.6307667 (新生町交差点)
接続する
主な道路
記法
国道265号標識 国道265号
国道218号標識 国道218号
国道327号標識 国道327号
国道388号標識 国道388号
国道446号標識 国道446号
国道10号標識 国道10号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

国道503号(こくどう503ごう)は、熊本県高森町から宮崎県日向市に至る一般国道である。

概要

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飯干峠(五ヶ瀬町側)
飯干峠(諸塚村側)
諸塚村・飯干集落(五ヶ瀬町方面)

九州山地を貫く国道であるが、ほとんどの場所が別の国道と重複しているため、実体区間として存在するのは西臼杵郡五ヶ瀬町東臼杵郡諸塚村を結ぶ飯干峠の区間のみである。単独区間は全体を通じて幅員が狭く、ほとんどが未整備・未改良区間であるため、走行の際は対向車に十分注意する必要がある。特に、飯干峠付近は標高が1,000 m以上あるため、冬季は路面凍結・積雪によるチェーン規制、雨季は災害による通行止め、大型車通行規制等の交通規制がたびたびあるので注意を要する。また、道路工事等による交通時間規制が行われていることがあるので注意が必要。

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史

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飯干峠の開通記念碑
  • 1967年昭和42年)10月21日 - 当時の県道新塚原五ヶ瀬線として、飯干峠前後の約10キロメートルが車道として開通。工費は2億5400余万円、幅員は4メートルであった[3]
  • 1993年平成5年)4月1日 - 路線認定
当時の宮崎県道21号五ヶ瀬諸塚線が一般国道に昇格し、現在に至る。

路線状況

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重複区間

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道路施設

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橋梁

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  • 宮崎県
    • 荒谷橋(耳川、東臼杵郡諸塚村 - 東臼杵郡美郷町、国道327号重複区間内)
    • 八重原大橋(耳川、日向市、国道327号重複区間内)
    • 富高橋(富高川、日向市、国道327号重複区間内)

トンネル

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起点から

  • 熊本県
    • 起雲山トンネル:延長91 m1985年昭和60年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 内山トンネル:延長72 m、1987年(昭和62年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森3号隧道:延長88 m、1976年(昭和51年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森4号隧道:延長102 m、1979年(昭和54年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森5号隧道:延長160 m、1981年(昭和56年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森6号隧道:延長100 m、1982年(昭和57年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森7号隧道:延長56 m、1981年(昭和56年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森8号隧道:延長58.5 m、1987年(昭和59年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森9号隧道:延長54 m、1978年(昭和53年)竣工、阿蘇郡高森町(国道265号重複区間)
    • 高森峠隧道:延長589 m、1975年(昭和50年)竣工、阿蘇郡高森町 - 上益城郡山都町(国道265号重複区間)
    • 笹尾隧道:延長93 m、1982年(昭和57年)竣工、上益城郡山都町(国道265号重複区間)
    • 二瀬本隧道:延長392 m、上益城郡山都町(国道265号重複区間)
  • 宮崎県
    • 五ヶ瀬隧道:延長179 m、1974年(昭和49年)竣工、西臼杵郡五ヶ瀬町(国道218号重複区間)
    • 赤谷隧道:延長44 m、1984年(昭和59年)竣工、西臼杵郡五ヶ瀬町(国道218号重複区間)
    • 吐の川(はきのかわ)トンネル:延長118 m、2004年平成16年)竣工、東臼杵郡諸塚村

道の駅

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 都道府県名 市町村名 交差する場所
国道265号 重複区間起点
国道325号 重複区間起点
熊本県 阿蘇郡 高森町 大字高森
熊本県道28号熊本高森線 大字高森 [注釈 6]
国道325号 重複区間終点 上益城郡 山都町 山都町柳交差点
宮崎県道・熊本県道141号河内矢部線
熊本県道151号清和高森線 菅尾
国道218号 重複区間起点 滝上 山都町滝上交差点
国道218号 重複区間終点
国道327号
馬見原 山都町馬見原交差点
宮崎県道202号鞍岡赤谷線 宮崎県 西臼杵郡 五ヶ瀬町 大字三ヶ所
大分県道・熊本県道・宮崎県道8号竹田五ヶ瀬線 大字三ヶ所 五ヶ瀬町車屋橋交差点
国道218号 重複区間終点 大字三ヶ所 埋立交差点
国道327号 重複区間起点 東臼杵郡 諸塚村 大字家代
宮崎県道50号諸塚高千穂線 大字家代
国道388号 重複区間起点 美郷町 西郷田代
国道388号 重複区間終点 西郷田代
宮崎県道225号八重原延岡線 日向市 東郷町山陰辛
国道446号 重複区間終起点 東郷町山陰辛 鶴野内交差点
宮崎県道225号八重原延岡線 東郷町山陰辛
宮崎県道51号中野原美々津線 東郷町山陰乙
宮崎県道226号土々呂日向線 南町 富高交差点
国道10号
国道327号 重複区間終点
国道446号 重複区間終点
宮崎県道23号細島港線
新生町1丁目 新生町交差点 / 終点

交差する鉄道

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  • 宮崎県
    • 飯干峠(西臼杵郡五ヶ瀬町 - 東臼杵郡諸塚村)

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年2月11日、上益城郡国見町阿蘇郡矢部町と合併して、上益城郡山都町発足。
  3. ^ 2006年1月1日、東臼杵郡北郷村南郷村と合併して、東臼杵郡美郷町発足。
  4. ^ 2006年2月25日、日向市に編入。
  5. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  6. ^ 阿蘇方面からは右折禁止。

出典

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2014年10月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
  3. ^ 「期待される奥地産業開発 よろこびに充ちた飯干峠」『広報ごかせ』昭和42年11月10日号(第11号)、五ヶ瀬町役場、1967年11月10日 pp.1-2

関連項目

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