伊予鉄道連絡線
表示
連絡線 | |
---|---|
上一万停留場付近にある城南線との分岐部 右手前が連絡線、左手前および奥が城南線 | |
概要 | |
起終点 |
起点:平和通一丁目停留場 終点:上一万停留場 |
駅数 | 2停留場 |
運営 | |
開業 | 1969年12月1日 |
所有者 | 伊予鉄道 |
使用車両 | 伊予鉄道を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 0.1 km (0.062 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
過去の軌間 | 1,435 mm (4 ft 8+1⁄2 in) |
電化 | 直流600 V 架空電車線方式 |
停留場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
連絡線(れんらくせん)は、愛媛県松山市の平和通一丁目停留場から上一万停留��までを結ぶ伊予鉄道の軌道路線。
路線データ
[編集]- 路線距離(営業キロ):平和通一丁目 - 上一万間0.1km[1]
- 軌間:1067mm
- 停留場数:2(起終点含む)
- 複線区間:全線単線[1]
- 電化区間:全線電化(直流600V)
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(トロリーコンタクター式)[2]
運行形態
[編集]系統 | 運行区間 | 乗り入れる区間 |
---|---|---|
■1号線 | 環状線 松山市駅→JR松山駅前→木屋町→鉄砲町→大街道→松山市駅 | 全線 |
■2号線 | 環状線 松山市駅→大街道→鉄砲町→木屋町→JR松山駅前→松山市駅 |
歴史
[編集]前身となる城北線は1927年(昭和2年)4月3日に開業、一万駅(現・上一万停留場)で城南線と接続された。当時は城南線道後温泉方面より城南線南堀端方面および城北線へ分岐する構造となっていた。
その後1969年に城北線・城南線の環状運転を開始する際、城南線南堀端方面より城北線へ分岐する構造に変更し、平和通一丁目停留場を新設した。この際、平和通一丁目 - 上一万間は城南線の支線へと変更された。さらにその後、城南線から独立し「連絡線」の名が与えられている。
- 1927年(昭和2年)4月3日:城北線 木屋町 - 一万(現在の上一万)間が開業。
- 1969年(昭和44年)12月1日:平和通一丁目停留場開業。城北線の平和通一丁目 - 上一万間が廃止され、城南線の支線として平和通一丁目 - 上一万間が開業。城南線からの分岐を道後温泉方面からの分岐から、警察署前方面からの分岐に変更。
- 2018年(平成30年):この年の『鉄道要覧』より平和通一丁目 - 上一万間が城南線から分離され、連絡線の名称で独立して記載[3][4]。
停留場一覧
[編集]駅番号 | 停留場名 | 営業キロ | 系統 | 接続路線 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | 上一万停留場 | 1.2 | ☆ | 伊予鉄道:城南線 | ||||
15 | 平和通一丁目停留場 | 1.3 | 伊予鉄道:城北線 |
脚注
[編集]- ^ a b 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和4年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.230
- ^ 軌道運転規則第2条に基づき国土交通大臣の許可を得た方法であり、鉄道統計年報においては「その他の方式」とされる。
- ^ 『平成29年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.230
- ^ 『平成30年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.232