宮古島市未来創造センター
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宮古島市未来創造センター | |
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施設情報 | |
前身 |
宮古琉米文化会館 平良市文化センター 平良市立図書館 宮古島市立平良図書館 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 宮古島市 |
管理運営 | 宮古島市 |
延床面積 | 12,203 m2 |
開館 | 2019年(令和元年)8月17日 |
所在地 |
〒906-0011 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根807番地 |
位置 | 北緯24度48分06.2秒 東経125度17分26.4秒 / 北緯24.801722度 東経125.290667度座標: 北緯24度48分06.2秒 東経125度17分26.4秒 / 北緯24.801722度 東経125.290667度 |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 56,713冊(2016年度[2][注 1]時点) |
貸出数 | 135,630冊(2016年度[注 2][2]) |
来館者数 | 41,051人(2016年度[注 1][2]) |
館長 | 上地誠賢[1] |
公式サイト | https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/kyouiku/syougaigakusyu/miraisouzou/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
宮古島市未来創造センター(みやこじましみらいそうぞうセンター)は、沖縄県宮古島市にある図書館及び中央公民館の複合施設である[1][3]。
概要
[編集]旧沖縄県立宮古病院跡に建設され[4]、2019年(令和元年)8月17日に開館した。3階建てで、外観はテーブルサンゴをモチーフにしている[1][3]。
沿革
[編集]当初は老朽化した宮古島市立平良図書館のみを旧県立宮古病院跡に移転し建て替える計画であったが、後に同じく老朽化した宮古島市中央公民館も旧県立宮古病院跡に移設して、図書館と公民館の複合施設を建設する計画に変更された[5]。
平良市立図書館・宮古島市立平良図書館
[編集]- 1952年(昭和27年)8月 - 宮古琉米文化会館設立(木造瓦葺き)[6][7]。
- 1959年(昭和34年) - 宮古島台風により建物が倒壊[6]。
- 1961年(昭和36年)4月18日 - 鉄筋コンクリート構造2階建に改築[6][7][8]。
- 1971年(昭和46年)6月 - 閉館[6]。
- 1973年(昭和48年) - 本土復帰に伴い、日本政府が施設を買い上げ平良市に無償譲渡。平良市文化センターに改称[7]。
- 1985年(昭和60年)4月 - 平良市中央公民館の完成に伴い、平良市立図書館に改称[7][9]。
- 2005年(平成17年)10月 - 市町村合併に伴い宮古島市立平良図書館に改称[10]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)3月 - 旧平良市立図書館解体[11]。
- 2018年(平成30年)
沖縄県立図書館宮古分館・宮古島市立平良図書館北分館
[編集]沖縄県立図書館宮古分館が2010年(平成22年)3月31日に閉館した後、同年4月に宮古島市立平良図書館北分館となった。北分館は2018年(平成30年)3月31日に閉館したが、蔵書・資料は未来創造センターに引き継がれている[13][14][15]。
- 1928年(昭和3年)8月 - 宮古簡易図書館(昭和図書館)設置[13][14]。
- 1948年(昭和23年)4月 - 宮古群島政府宮古図書館が開館。
- 1961年(昭和36年) - 宮古島市平良字東仲宗根42(閉館までの所在地)に移転[13][14]。
- 1965年(昭和40年)1月8日 - 宮古群島政府宮古図書館から琉球政府立中央図書館宮古分館に改称。
- 1972年(昭和47年)5月15日 - 本土復帰に伴い、琉球政府立中央図書館宮古分館から沖縄県立図書館宮古分館に改称。
- 1979年(昭和54年)3月 - 宮古分館新館が竣工[13][14][15]。
- 敷地面積 - 482m2
- 延床面積 - 639m2
- 規模・構造 - 地上2階(鉄骨鉄筋コンクリート造)[16]
- 2010年(平成22年)3月31日 - 宮古分館廃止。翌4月1日から宮古島市立平良図書館北分館となる[13][15][17]。
- 2017年(平成29年)12月28日 - 宮古島市立平良図書館北分館一般利用終了[13][15]。
- 2018年(平成30年)
平良市中央公民館・宮古島市中央公民館
[編集]宮古島市未来創造センター
[編集]施設概要
[編集]- 1階
- 多目的ホール(移動観覧席200席、舞台ピット100席)
- スタジオ1-3
- ホワイエ
- 郷土エリア(郷土資料 約3万9000冊、28席)
- 2階
- ギャラリー
- こどもエリア(子ども用資料、絵本、紙芝居 約2万7000冊、50席)
- おはなしのへや
- 一般エリア1(一般図書資料 約6万8000冊、57席)
- 喫茶コーナー
- 視聴覚コーナー(8席)
- ブラウンジングコーナー
- 新聞コーナー(5席)
- 研修室(60人程度)
- 調理室
- 3階
- ティーンズエリア(中・高校生用資料 約4300冊、32席)
- 一般エリア2(芸術関連資料 約1400冊、14席)
- 学習室(24席)[3]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “広がる読書空間/市未来創造センター”. 宮古毎日新聞. (2019年8月15日)
- ^ a b c “入館者は6万8534人/16年度市立3図書館利用実績”. 宮古毎日新聞. (2017年5月12日)
- ^ a b c d e “未来創造センター、17日に開館”. 宮古新報. (2019年8月15日)
- ^ “未来創造センターが着工/旧宮古病院跡地”. 宮古毎日新聞. (2017年3月26日)
- ^ “国有財産を活用した地域づくりへの貢献 ~旧県立宮古病院跡地を中央図書館・公民館へ~” (PDF). 沖縄総合事務局宮古財務出張所. 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b c d 漢那憲治「宮古琉米文化会館の歩みとその活動 -元職員のインタビューを基に- -沖縄の米軍占領期における図書館についての総合的研究の一環-」『同志社図書館情報学』第18号、2007年7月20日、1-20頁、doi:10.14988/pa.2017.0000011269。
- ^ a b c d 砂川幸夫「-da.net/e2262393.html 宮古琉米文化会館のあゆみ」『宮古郷土史研究会会報』第129号、2002年3月18日。
- ^ “改修費9400万円見込む/旧平良図書館”. 宮古毎日新聞. (2011年2月22日)
- ^ a b “市町村合併 まちからむらから特集号 さあ、新たな島づくりへ”. 宮古毎日新聞. (2005年9月30日)
- ^ a b c “市立平良図書館/49年の歴史に幕”. 宮古毎日新聞. (2010年5月19日)
- ^ “平良図書館の歴史記す/跡地にモニュメント”. 宮古毎日新聞. (2011年8月25日)
- ^ a b “今月末で貸出終了/平良図書館”. 宮古毎日新聞. (2018年11月1日)
- ^ a b c d e f “市立図書館北分館きょう閉館 イベントで別れ惜しむ”. 宮古新報. (2017年12月28日)
- ^ a b c d e f “平良図書館北分館閉館、90年の歴史に幕”. 宮古新報. (2018年5月15日)
- ^ a b c d “38年間の歴史に幕/図書館北分館きょう閉館”. 宮古毎日新聞. (2017年12月28日)
- ^ “平良図書館北分館17年度中に閉館 18年度にも解体”. 宮古新報. (2017年4月15日)
- ^ “郷土資料など充実6万冊/市立図書館北分館”. 宮古毎日新聞. (2010年5月8日)
- ^ a b “新中央公民館基本計画(素案)” (PDF). 宮古島市 (2012年8月3日). 2019年8月16日閲覧。