ダニエル・サモーヒン
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2015年JGPファイナルでのサモーヒン | ||||||||||||
生誕 |
1998年3月12日(26歳) イスラエル・テルアビブ | |||||||||||
居住地 | アメリカ合衆国・サンディエゴ | |||||||||||
親族 | スタニスラフ・サモーヒン (兄) | |||||||||||
身長 | 176 cm | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
代表国 |
アメリカ合衆国 イスラエル | |||||||||||
コーチ | イゴール・サモーヒン | |||||||||||
所属クラブ | Israel ISF | |||||||||||
練習拠点 | ネバダ州ラスベガス | |||||||||||
開始 | 2003 | |||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||
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ダニエル・サモーヒン(英語: Daniel Samohin、1998年3月12日 - )は、イスラエル、テルアビブ出身のアメリカ代表フィギュアスケート選手(男子シングル)。兄のスタニスラフ・サモーヒンもフィギュアスケート選手。
経歴
[編集]フィギュアスケートコーチの両親の元に生まれる。2013年の全米選手権に出場し、ノービスクラスでピューターメダルを獲得した。
2013-2014シーズンよりイスラエル代表として、国際大会への参加を始めた。初の国際大会となったジュニアグランプリシリーズのメキシコ杯では銅メダルを獲得した。ジュニアグランプリシリーズでイスラエルの男子選手がメダルを獲得したのは初めてのことである。また、ISU主催の国際大会では、2001年にイワン・ディネフがNHK杯で銅メダルを獲得して以来である。
2014-2015シーズン、初出場の欧州選手権では10位。世界ジュニア選手権では8位。
2015-2016シーズン、初開催となったフィラデルフィアサマーインターナショナルで優勝。ジュニアグランプリシリーズのコロラドスプリングス大会では銀メダルを獲得。チャレンジャーシリーズのUSインターナショナルクラシックで優勝した。ジュニアグランプリファイナルではFSで5度の転倒を喫し、5位に終わった。世界ジュニア選手権は、SP9位スタート。FSでは、3本の4回転ジャンプを成功させて逆転優勝を果たした。この優勝は、イスラエル史上初の世界ジュニア選手権のメダルならびに、イスラエル史上初のISUチャンピオンシップスでの優勝という記録になった。
2016-2017シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートカナダで5位、中国杯で8位の成績を残した。欧州選手権ではロストバゲージに見舞われ、別のスケート靴で演技を披露するも、すべてのジャンプを失敗。SP33位で大会を終えた[1]。世界ジュニア選手権ではSP16位と大きく出遅れるが、FSではジュニア歴代最高得点を更新し(最終グループでヴィンセント・ジョウがさらに更新)、総合6位に順位を上げた。
2018年、平昌五輪に出場し13位。
2023-2024シーズン、所属をアメリカに変更。予選大会に出場し全米選手権出場権を得た。[2]
主な戦績
[編集]アメリカ代表(2023-24シーズンから)
[編集]大会/年 | 2023 -24 |
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全米選手権 | 12 |
イスラエル代表
[編集]国際大会(シニア) | |||||||||
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大会/年 | 2013 -14 |
2014 -15 |
2015 -16 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
2019 -20 |
2020 -21 |
2021 -22 |
冬季オリンピック | 13 | ||||||||
世界選手権 | 20 | 24 | |||||||
欧州選手権 | 10 | 7 | 33 | 26 | 13 | ||||
GPロステレコム杯 | 12 | 途中 棄権 |
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GP中国杯 | 8 | ||||||||
GPフランス国際 | 10 | 10 | |||||||
GPスケートカナダ | 5 | 8 | |||||||
GPスケートアメリカ | 棄権 | 12 | |||||||
CSアイスチャレンジ | 18 | ||||||||
CSゴールデンスピン | 2 | 4 | 15 | 23 | |||||
CSワルシャワ杯 | WD | ||||||||
CSアイススター | 3 | ||||||||
CSフィンランディア杯 | 13 | ||||||||
CSネーベルホルン杯 | 11 | 6 | 5 | ||||||
CSオンドレイネペラ杯 | 6 | ||||||||
CS USクラシック | 1 | 10 | 7 | ||||||
CSオータムクラシック | 6 | ||||||||
CS M.オーナメント | 2 | ||||||||
CSボルボオープン | 4 | ||||||||
クランベリー杯 | 5 | ||||||||
チャレンジカップ | 9 | ||||||||
フィラデルフィアサマー | 1 | ||||||||
タリントロフィー | 2 | ||||||||
アイスモールカップ | 1 | ||||||||
国内大会 | |||||||||
イスラエル選手権 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 3 | |||
国際大会(ジュニア) | |||||||||
世界ジュニア選手権 | 12 | 8 | 1 | 6 | |||||
JGPファイナル | 5 | ||||||||
JGPログローニョ | 2 | ||||||||
JGPコロラドスプリングス | 2 | ||||||||
JGPリュブリャナ杯 | 8 | ||||||||
JGPクロアチア杯 | 16 | ||||||||
JGPメキシコ杯 | 3 | ||||||||
JGPチェコスケート | 4 | ||||||||
ネスレ杯 | 1 J | ||||||||
ババリアンオープン | 2 J |
- J - ジュニアクラス
詳細
[編集]2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年12月5日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) | 11 71.45 |
20 115.90 |
15 187.35 |
2019年11月15日 - 17日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 11 56.94 |
- | WD 56.94 |
2019年11月1日 - 3日 | ISUグランプリシリーズ フランス国際(グルノーブル) | 8 70.84 |
10 122.82 |
10 193.66 |
2019年9月25日 - 28日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 3 69.52 |
5 135.59 |
5 205.11 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2019年3月20日 - 24日 | 2019年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 15 82.00 |
24 123.28 |
24 205.28 |
2019年2月20日 - 23日 | 2019年オープンアイスモール杯(エイラート) | 1 91.32 |
2 147.29 |
1 238.61 |
2019年1月21日 - 27日 | 2019年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ミンスク) | 6 86.48 |
14 130.69 |
13 217.17 |
2018年12月5日 - 8日 | CS ゴールデンスピン(ザグレブ) | 4 85.10 |
6 145.44 |
4 230.54 |
2018年11月23日 - 25日 | ISUグランプリシリーズ 2018年フランス国際(グルノーブル) | 10 72.33 |
9 133.66 |
10 205.99 |
2018年10月26日 - 28日 | ISUグランプリシリーズ2018年スケートカナダ(ラヴァル) | 5 84.90 |
9 140.99 |
8 225.89 |
2018年9月26日 - 29日 | CSネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 4 71.60 |
6 117.43 |
6 189.03 |
2018年9月20日 - 22日 | CSオンドレイネペラ杯(ブラチスラヴァ) | 7 70.93 |
6 126.87 |
6 197.80 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2018年3月19日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権(ミラノ) | 20 72.78 |
18 141.23 |
20 214.01 |
2018年2月16日 - 17日 | 2018年平昌オリンピック(平昌) | 18 80.69 |
11 170.75 |
13 251.44 |
2018年1月17日 - 20日 | 2018年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(モスクワ) | 26 59.18 |
- | 26 |
2017年11月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズスケートアメリカ(レークプラシッド) | 5 82.28 |
- | 棄権 |
2017年10月26日 - 29日 | ISUチャレンジャーシリーズアイススター(ミンスク) | 6 72.76 |
4 146.99 |
3 219.75 |
2017年10月20日 - 22日 | ISUグランプリシリーズロステレコム杯(モスクワ) | 12 62.02 |
12 121.77 |
12 183.79 |
2017年9月13日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 11 64.74 |
9 126.46 |
10 191.20 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年3月13日 - 19日 | 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北) | 16 67.00 |
2 165.63 |
6 232.63 |
2017年1月25日 - 29日 | 2017年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(オストラヴァ) | 33 50.33 |
- | 33 |
2016年12月7日 - 10日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) | 1 82.35 |
7 143.77 |
2 226.12 |
2016年11月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 2 83.47 |
10 130.04 |
8 213.51 |
2016年10月27日 - 30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 5 74.62 |
7 151.91 |
5 226.53 |
2016年10月6日 - 9日 | ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯(エスポー) | 14 52.03 |
13 108.94 |
13 160.97 |
2016年9月29日 - 10月1日 | ISUチャレンジャーシリーズ オータムクラシック(ピエールフォン) | 7 60.81 |
7 129.09 |
6 189.90 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年3月14日 - 20日 | 2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(デブレツ���ン) | 9 71.27 |
1 165.38 |
1 236.65 |
2016年1月25日 - 31日 | 2016年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ブラチスラヴァ) | 5 82.73 |
8 149.35 |
7 232.08 |
2015年12月9日 - 13日 | 2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナル(バルセロナ) | 5 69.48 |
5 115.20 |
5 184.68 |
2015年10月15日 - 18日 | ISUチャレンジャーシリーズ モルドヴィアンオーナメント(サランスク) | 1 79.66 |
2 155.48 |
2 235.14 |
2015年9月30日 - 10月4日 | ISUジュニアグランプリ ログローニョ(ログローニョ) | 2 67.96 |
1 159.23 |
2 227.19 |
2015年9月16日 - 20日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 3 71.52 |
2 152.15 |
1 223.67 |
2015年9月2日 - 6日 | ISUジュニアグランプリ コロラドスプリングス(コロラドスプリングス) | 7 58.53 |
2 148.64 |
2 207.17 |
2015年7月16日 - 19日 | 2015年フィラデルフィアサマーインターナショナル(フィラデルフィア) | 3 63.41 |
1 125.36 |
1 188.77 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年3月2日 - 8日 | 2015年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 12 67.00 |
5 135.39 |
8 202.39 |
2015年1月26日 - 2月1日 | 2015年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ストックホルム) | 8 72.65 |
9 137.28 |
10 209.93 |
2014年12月3日 - 7日 | 2014年タリントロフィー(タリン) | 2 60.40 |
2 124.54 |
2 184.94 |
2014年11月5日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ ボルボオープンカップ(リガ) | 3 61.91 |
4 121.56 |
4 183.47 |
2014年10月8日 - 11日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 16 50.04 |
16 95.88 |
16 145.92 |
2014年9月25日 - 27日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 11 49.67 |
4 94.86 |
11 144.53 |
2014年8月27日 - 31日 | ISUジュニアグランプリ リュブリャナ杯(リュブリャナ) | 10 51.74 |
7 103.87 |
8 155.61 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年3月10日 - 16日 | 2014年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | 17 58.84 |
3 120.64 |
12 179.48 |
2014年1月29日 - 2月日 | 2014年ババリアンオープン ジュニアクラス(オーベルストドルフ) | 2 60.09 |
2 105.57 |
2 165.66 |
2014年1月8日 - 11日 | 2014年メンターネスレネスクイックトルン杯 ジュニアクラス(トルン) | 1 65.24 |
1 125.19 |
1 190.43 |
2013年10月2日 - 6日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 9 51.80 |
4 117.18 |
4 168.98 |
2013年9月4日 - 8日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 6 59.36 |
3 123.53 |
3 182.89 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2021/2022 | L'Immensita 歌:イル・ヴォーロ |
Dawn of Faith 曲:Eternal Eclipse |
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2020-2021 | Natural 曲:イマジン・ドラゴンズ |
映画『ピースメーカー』サウンドトラックより Sarajevo / Chase / Files / Train 作曲ハンス・ジマー |
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2019-2020 | Fastidious Horses (映画『ホワイトナイツ・白夜』サウンドトラックより) 曲:ヴラジーミル・ヴィソツキー |
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2018-2019 | Senza Parole 曲:イル・ディーヴォ |
映画『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』より 作曲:ロバート・ロドリゲス |
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2017-2018 [3] |
L'immensità 曲:イル・ヴォーロ It's a Man's Man's Man's World |
Two Angels 作曲:セルゲイ・エルデンコ 演奏: Loyko |
テネシー・ウィスキー 曲:クリス・ステイプルトン |
2016-2017 | デライラ ボーカル:トム・ジョーンズ |
The Illusionist 作曲:マキシム・ロドリゲス |
Crazy Santa |
2015-2016[4] | Still Loving You 曲:スコーピオンズ 振付:イリーナ・サモーヒン |
映画『シャーロック・ホームズ』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー 映画『ロシア版ホームズ』サウンドトラックより 作曲:ウラジーミル・ダシケーヴィチ 振付:イリーナ・サモーヒン | |
2014-2015 | 映画『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』 サウンドトラックより 作曲:ロバート・ロドリゲス 振付:イリーナ・サモーヒン |
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2013-2014 | Road of the Gypsies 作曲:ニコライ・エルデンコ 振付:イリーナ・サモーヒン |
Hip Hop Tango by DJ 振付:イリーナ・サモーヒン |
脚注
[編集]- ^ DANIEL SAMOHIN FINDS STRENGTH IN ADVERSITY
- ^ 2024 Prevagen U.S. Figure Skating Championships Lineup Announced | U.S. Figure Skating
- ^ https://web.archive.org/web/20171022022944/http://www.isuresults.com/bios/isufs00034509.htm
- ^ In every sense of the word, Samohin emulates Chan
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- ダニエル・サモーヒン (@danielsamohin) - Instagram