コンテンツにスキップ

故里明美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふるさと あけみ
故里 明美
故里 明美
故里千秋(左)
住江みちる(右)
本名 山田国子
別名義 故里 千秋
没年月日 2007年
出生地 日本の旗 日本兵庫県神戸市
国籍 日本の旗 日本
テンプレートを表示

故里 明美(ふるさと あけみ、?−2007年)は、元宝塚歌劇団(元月組主演男役スター、元月組組長)の元女優、実業家。本名は山田国子。兵庫県神戸市出身。宝塚歌劇団時代の愛称はおやまちゃん。宝塚歌劇団入団時の芸名は故里 千秋であった。宝塚歌劇団29期生。 姪に孝まりおがいる。 晩年は兵庫県西宮市西宮北口駅界隈で鉄板焼のお店「松朝(しょうちょう)」を経営していた。

略歴

[編集]

1939年宝塚音楽舞踊学校(現在の宝塚音楽学校)に入学。

1942年、宝塚歌劇団に入団。初舞台公演演目は『ピノチオ』であった。

1952年 - 1953年、月組組長。

1959年、宝塚歌劇団退団。1960年代にかけ、女優として活動した。

2007年に死去。

2014年、宝塚歌劇団創立100周年記念で創設された『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂入りを果たす。

宝塚歌劇団時代の舞台出演

[編集]
  • 『ヴェネチア物語』(雪組)(1948年2月1日 - 2月29日、宝塚大劇場
  • 『銀之丞一番手柄』(雪組)(1948年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『懐しのアリゾナ』(雪組)(1949年6月22日 - 7月13日、宝塚大劇場)
  • 『ヴギウギホテル』『宝塚花くらべ』(月組)(1950年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)
  • 『西施』『ステイジランド』(月組)(1950年5月2日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 『安土夜話』(月組)(1950年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『雨』『ラ・ヴィオレテラ』(月組)(1951年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)
  • 『春のおどり』第一部 さくら歌舞伎、第二部 サクラジェンヌ(月組)(1951年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 虞美人��(月組)(1951年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『アメリカーナ』『春のおどり』(月組)(1952年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 『トウランドット(カラフ王子の冒険)』(月組)(1952年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『トウランドット(カラフ王子の冒険)』(星組)(1952年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『白蓮記』(花組)(1953年2月1日 - 2月27日、宝塚大劇場)
  • 『春の踊り(花の宝塚)』(月組)(1953年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 『桃太郎記』(月組)(1953年8月1日 - 8月30日、宝塚大劇場)
  • 『サッカ・ローラ』『若き日の花咲爺』(月組)(1954年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『ラヴ・パレード』(星組)(1954年8月1日 - 8月30日、宝塚大劇場)
  • 『ブロードウェイ・シンデレラ』(月組)(1954年10月1日 - 10月31日、宝塚大劇場)
  • 『ピンドラーマ(椰子の国)』『紅孔雀』(月組)(1955年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 美女と野獣』『虹に歌えば』(月組)(1955年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 静御前』『ホノルル・ホリデー』(星組)(1956年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『春の踊り』第一部 花の歌舞伎、第二部 花のエキスプレス(雪組)(1957年3月27日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 『マンハッタン物語』(月組)(1957年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『寿初春絵巻』(月組)(1958年1月1日 - 1月29日、宝塚大劇場)
  • 『修善寺物語』『花の中の子供たち』(月組)(1958年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 『ブロードウェイ・シンデレラ』『花の中の子供たち』(月組)(1958年8月2日 - 8月31日、東京宝塚劇場)
  • 『秋の踊り(日本の旋律)』『青い珊瑚礁』(月組)(1958年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 『カレンダー・ガールス』(花・月・雪合同)(1958年12月2日 - 12月26日、宝塚大劇場)
  • 『日本美女絵巻』『ミュージック・アルバム』(月組)(1959年2月1日 - 2月26日、宝塚大劇場)
  • ダル・レークの恋』(月組)(1959年7月1日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 『弓張月』(雪組)(1959年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『五番街のお嬢さん(ニューヨーク千一夜)』(月組)(1959年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)

ドラマ

[編集]
  • 小公子(1960年3月29日 - 6月18日、ABC
  • 敦煌(1960年7月9日、NHK
  • 絶望のそばを突っ走れ(1960年10月16日、CBC
  • 間違った女(1961年1月8日 - 1月15日、TBS
  • 飛田ホテル(1961年6月16日、NTV
  • 大桶師為三郎(1961年7月29日、CX
  • 帽子(1961年12月2日、NHK)
  • トリオ(1962年1月11日 - 3月29日、CX)
  • 泉はかれず(1964年4月8日 - 10月7日、NHK)
  • 火の国の恋(1965年8月26日、NHK)

映画

[編集]
  • 天狗の源内(1953年、東宝)- 錦太夫 役
  • 悲剣乙女桜(1953年、東宝)- 吉太夫 役