タイ・プレミアリーグ2008
シーズン | 2008 |
---|---|
優勝 | プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ(1回目) |
降格 |
バンコク・バンク ロイヤル・タイ・アーミー カ��タムズ・デパートメント |
ACL 2009出場 | プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ |
AFC 2009出場 | チョンブリー |
得点王 |
アーノン・サンサノイ (20得点) |
← 2007 2009 → |
タイ・プレミアリーグ2008は、1996-97シーズンに創設されてから12シーズン目のタイ・プレミアリーグである。大会名はタイランド・プレミアリーグ(タイ語: ไทยแลนด์ พรีเมียร์ ลีก, 英語: Thailand Premier League)。
概要
[編集]2008年シーズンは、昨年のタイ・ディヴィジョン1リーグの上位4チームが昇格した。カスタムズ・デパートメント、コーク・バンプラ、サムットソンクラームの3チームは初昇格、チュラ・シンタナは4シーズンぶりのプレミアリーグ復帰となった。
プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティが初優勝を果たした。プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティはAFCチャンピオンズリーグ2009の予選プレーオフ出場権、2位のチョンブリーはAFCカップ2009出場権を獲得した。バンコク・バンク、ロイヤル・タイ・アーミー、カスタムズ・デパートメントはディヴィジョン1リーグへ降格する。
BECテロ・サーサナのアーノン・サンサノイが20得点で得点王に輝いた。年間最優秀監督にはプロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティのPrapol Pongpanichが選出された。
所属チーム(2008年シーズン)
[編集]- チョンブリー (前年優勝)
- クルン・タイ・バンク
- BECテロ・サーサナ
- バンコク・ユニバーシティ
- ロイヤル・タイ・アーミー
- タイ・タバコ・モノポリー
- バンコク・バンク
- プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ
- オーソットサパー
- TOT
- ナコーンパトム
- ポート・オーソリティ・オブ・タイランド
- カスタムズ・デパートメント (ディヴィジョン1リーグから昇格)
- チュラ・シンタナ1 (ディヴィジョン1リーグから昇格)
- コーク・バンプラ (ディヴィジョン1リーグから昇格)
- サムットソンクラーム (ディヴィジョン1リーグから昇格)
チーム名の変更
[編集]1 チュラ・シンタナFCは、2008年8月にチュラ・ユナイテッドFCに変更した。
順位表
[編集]順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ (C) | 30 | 18 | 7 | 5 | 38 | 15 | +23 | 61 | AFCチャンピオンズリーグ2009・予選プレーオフ |
2 | チョンブリー | 30 | 15 | 14 | 1 | 34 | 14 | +20 | 59 | AFCカップ2009 |
3 | BECテロ・サーサナ | 30 | 16 | 7 | 7 | 50 | 31 | +19 | 55 | |
4 | オーソットサパー | 30 | 13 | 12 | 5 | 37 | 25 | +12 | 51 | |
5 | TOT | 30 | 13 | 11 | 6 | 36 | 27 | +9 | 50 | |
6 | クルン・タイ・バンク | 30 | 13 | 7 | 10 | 47 | 36 | +11 | 46 | |
7 | サムットソンクラーム | 30 | 11 | 10 | 9 | 35 | 31 | +4 | 43 | |
8 | チュラ・シンタナ(チュラ・ユナイテッド) | 30 | 10 | 9 | 11 | 47 | 41 | +6 | 39 | |
9 | ナコーンパトム | 30 | 11 | 4 | 15 | 24 | 38 | -14 | 37 | |
10 | バンコク・ユニバーシティ | 30 | 9 | 8 | 13 | 27 | 36 | -9 | 35 | BKU 2-1 COK |
11 | コーク・バンプラ | 30 | 8 | 11 | 11 | 24 | 27 | -3 | 35 | |
12 | タイ・タバコ・モノポリー | 30 | 7 | 12 | 11 | 20 | 25 | -5 | 33 | |
13 | ポート・オーソリティ・オブ・タイランド | 30 | 7 | 9 | 14 | 30 | 47 | -17 | 30 | |
14 | バンコク・バンク | 30 | 6 | 11 | 13 | 23 | 35 | -12 | 29 | ディヴィジョン1リーグ降格 撤退1 |
15 | ロイヤル・タイ・アーミー | 30 | 6 | 7 | 17 | 21 | 44 | -23 | 25 | ディヴィジョン1リーグ降格 |
16 | カスタムズ・デパートメント | 30 | 5 | 5 | 20 | 18 | 39 | -21 | 20 |
1 ディヴィジョン1リーグ降格が決定したバンコク・バンクはシーズン終了後にプレミアリーグから撤退した。
得点ランキング
[編集]順位 | 選手 | チーム | 得点 |
---|---|---|---|
1 | アーノン・サンサノイ | BECテロ・サーサナ | 20 |
2 | Ronnachai Rangsiyo | プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ | 16 |
3 | サラーユット・チャイカムディー | オーソットサパー | 12 |
ティーラテープ・ウィノータイ | BECテロ・サーサナ | ||
Wuttichai Tathong | チュラ・シンタナ | ||
6 | カシム・コネ | クルン・タイ・バンク | 10 |
7 | サミュエル・グベンガ・アジャイ | クルン・タイ・バンク | 9 |
ピパット・トンカンヤー | プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ | ||
Sompong Soleb | チュラ・シンタナ | ||
10 | Phuwadol Suwannachart | TOT | 8 |
Suriya Domtaisong | バンコク・ユニバーシティ |
表彰
[編集]- 得点王 : アーノン・サンサノイ (BECテロ・サーサナ)
- 年間最優秀ゴールキーパー賞 : コーシン・ハタイラタナクン1 (チョンブリー)
- 年間最優秀ディフェンダー賞 : ナタポーン・パンリット (チョンブリー)
- 年間最優秀ミッドフィールダー賞 : ナロンチャイ・ワシラバーン (プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ)
- 年間最優秀フォワード賞 : ティーラテープ・ウィノータイ (BECテロ・サーサナ)
- 年間最優秀若手選手賞 : Ronnachai Rangsiyo (プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ)
- 年間最優秀監督賞 : Prapol Pongpanich (プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ)
1 現在の名前はSinthaweechai Hathairattanakool。2008年2月6日に行われた2010 FIFAワールドカップ・アジア予選の日本戦ではコーシン・ハタイラタナクン(Kosin Hathairattanakool)となっている[1]。
コー・ロイヤルカップ
[編集]コー・ロイヤルカップ2009は、プレミアリーグ2位のチョンブリーが同優勝のプロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティに1-0で勝利した。
タイ・ディヴィジョン1リーグ
[編集]タイ・ディヴィジョン1リーグ2008は、ムアントン・ユナイテッドが優勝した。ムアントン・ユナイテッド、2位のシーラーチャー、3位のRajnavy Rayongは来シーズンのプレミアリーグに昇格する。
TPLオールスターサッカー
[編集]2008年5月17日、タイ・プレミアリーグオールスターサッカーチームは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティと対戦した。2007年シーズン得点王のネイ・ファビアーノ・デ・オリヴェイラらの得点で、3-1で勝利した。