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2024-01-12

俺流ハウスDJ基本的DJの仕方

無知すぎなんて感情的になりすぎたコメントで場を濁してしまったので、私なりのDJの仕方を書いてDJクラブカルチャーの普及になればと思い綴ります

もっと音楽を好きになって好きな曲をかける

ハウスDJをやっているとBeatPortとかで "それっぽい"曲を何曲も買って60分の持ち時間ミスがないようにDJをやるみたいなプレイスタイルなっちゃってる人いませんか?

でもそれだと全く選曲に愛を感じなくなってしまうんですよ。

DJをやることによって気づく新しい発見があり、さらハウス・ミュージックが面白くなっていって更に好きになっていく。

これが一番のDJとしての心持ちとして大事だと思っています

デトロイト伝説DJMoodymannが今はなきCONTACTでDJやっているところを聞きに行ったことがあるんですが、途中でBPM無視してJeru the Damaja の Come Clean を流しました。全くHouseというジャンルじゃないHipHopの曲を流したんですよ。

でもその時、フロアの一体感、なんとも言えない高揚感がその時間にありました。

"それっぽい"曲にDJ面白さないし、お客さんのウケは良くないです。

今までの自分よりさら音楽が好きになってその好きな曲をかける、そしてその曲に対する愛をお客さんに聞いて感じてもらう。

これが一番のDJ醍醐味だと思います。その中でハウスというジャンルをかけるのが多いかハウスDJくらいのスタンスいいんじゃないかなと思っています

ロングミックスは足し算と引き算

まず、ハウスDJをやるならロングミックスが基本的ミックス方法ですが、無理にやる必要もありません。

かっこよくミックスしたもん勝ちです。

まあでも、4つ打ちのロングミックスにはなんとも言えない気持ちよさがある。

ではなぜロングミックスは気持ちいいのか?それは音の足し算と引き算がうまくできているからです。

クラブDJやるとして、1曲をかけているとき時点でスピーカー or フロアの音量の許容度はすでにパツパツです。

そこの次の曲をボリュームMAXでいれたら、お客さんも聞いてられないし下手したらスピーカーが飛びます

なので次の曲をどう少しづつ足して行くのか?逆に前の曲を削っていくのか?これがロングミックスです。

ボリュームをだけで徐々に切り替えていくのもよし、EQ使って一部の帯域の音を入れていきEQで削っていくのもよし、

また、ロータリーならアイソレータで全体の帯域を抑えつつ切り替えていくのもよし。エフェクトを使って削っていくのもよいででしょう。

DJプレイをたくさんみる、DJをたくさんやる

DJのやり方を覚えたいのならDJの手元をみるのが一番です。

DJの手元なんてどうやってみるんだよとお思いの人もいるかと思いますが、

一番見やすいのはBoilerRoomなどのDJプレイ動画をみることです。

私が始めたての頃はBoilerRoomやCircle、Lot Radioの動画の手元の部分だけめちゃくちゃ見て参考にしました。

それを現場でやってみる。そのトライ・アンド・エラーミックスを覚えていきました。

また、現場にも足繁く聞きに通っていました。現場の音量、空気感しかからないことを踊りながら感覚を掴みました。

でもDJを始めるのは誰でもできる

楽器と違いすでにできている曲を流すので誰でも簡単に始められます

今ではラップトップがあればコントローラーを買えば家でできるし、現場ならUSB1本あればできます

(ちなみに私はコントローラーをつかわずラップトップ1台でやることもあります。)

DJ社長も言ってたけど誰でもできるんですよ。でも奥がとても深い。DJをやることによって新たに知れる音楽の良さ。

これにハマってしまうんですよね〜。

ジャンルなんてHouseじゃなくてもいいし、HipHopでも別なダンスミュージックでもいいと思います

音楽の側面を知る上でぜひDJを始めてみてはいかがでしょうか!(もちろんクラブいっていいDJ聞くだけでもサイコーです!)

2019-07-28

anond:20190728122910

最後netflixの”get down”というドラマにも触れておきたい。ヒップホップの創生について描いたドラマである監督は”華麗なるギャツビー”を手掛けたバズ・ラーマン。jaden smithがハウスクラブで、友達男の子キスをするシーンが話題になった。

ハウスは元々シカゴゲイディスコ”ウェアハウス”を由来とする。ヒップホップも元々、ディスコを由来としていて、初期はエレクトロなどの引用サンプリング)が多かった。故にハウスヒップホップディスコを親とした兄弟と呼ばれたりもする。

例えばSlum Villageのdj dezという人物象徴的で、ヒップホップDJでもあり、ハウスDJでもある。Andresという別名義で、moodymannというディープハウス大御所レーベルからリリースしてたりもする。

上記したキスシーンは、不寛容時代から現在へとブリッジするものとして描かれた(ようにかんじた)。少なくともラッパーが同性とぶっちゅーなんてのは、20年前にはできなかった表現である

 

Slum Village "Fall in love"

https://www.youtube.com/watch?v=s732BigTxZk

Andres "Moments In Life"

https://www.youtube.com/watch?v=nPT0Zw0z90g

Jose James "Desire (moodymann mix)”

https://www.youtube.com/watch?v=WHNZy-9u2FU

"Get Down"

https://www.youtube.com/watch?v=FYcVrWDOiao

 

 

補足。

Childish Gambinoは役者コメディアンとしても活躍しており、netflixなどで公開されている”Atlanta"はべらぼうに面白い

元嫁に尻に敷かれまくりながらも、養育費のためにがんばるサウスの男のお話

Frank Ocean "Super Rich Kids"はソフィア・コッポラの”ブリングリング”の劇中歌である。おもろい映画なので、おすすめしたい。

歌うラッパーは昔も少数いた。Outkast、Ceelo、Bone Thugs N HarmonyNelly、Nate doggなど。今のように誰でも歌ってる訳ではなかった。

SNS活用で一番最初に売れたのはSouja boyである。然しながら、今日のTypicalな成功例とはすこし趣が違っている。彼の場合は、まずダンスが先行した。

Kodie Shane "Sad"における三番目のナードな男の名前が"Napoleon"なのは、"バス男"("Napoleon Dynamite")から引用と思われる。いい映画です。勝手邦題暴力性よ。

 
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