2025-01-24

高学歴はなぜFXで勝てないのか

結論から言うと学歴が高いこととFXで勝てることとの間は負の相関があるからである。これは高学歴無能だとか言いたいわけではなく、彼らはおおむね有能なのだけれどFXには絶望的に向いていない、というだけの話だ。以下、なぜ高学歴FXで勝てないのかを述べていくことにする。

高学歴理不尽を嫌う

高学歴公式が大好きであり、「AならばB」といった法則を至上のものとする。しかしながらFXにおいては「普段はAならばBでいいんだけど今回は織り込んでいたのでCでした」「織り込んでいたら普段はAならばCでいいんだけど織り込みが甘くてDでした」「トランプが何か喋ったからEになりました」「よくわからんけどFでした」といった理不尽な展開が頻発する。そもそも、例えば「利確千人力」と「利益は伸ばせ」といった矛盾する2つの格言が両立している時点で意味不明である高学歴が得意とする「公式習得し、そこから演繹的に結論を導いていく」という世界とは全く異なるルールで動いているのだが、過去成功体験を捨てられない者が多い。

高学歴には発達障害が多い

一説には東大生の4人に1人は発達障害であると言われている。この特性FXにおいて明確に不利に働く。

ASDの有する「頑固であり、決まったルールを過度に順守する」性質は柔軟性が大事FXにおいては致命的である。彼らはトレンドが変わったにもかかわらず過去トレンド固執して永遠に金を吐き出すことになるであろう。もちろん、「シンプルな優位性を発見してそれを無限に繰り返す」という方向で上手く活かせればこの特性は活きるかもしれないが、「シンプルな優位性」の賞味期限が多くの場合短いのがネックである

ADHDはより深刻である。なぜなら彼らは常に刺激に飢えているがゆえにポジションを取り過ぎるためである公式のないFXにおける数少ない黄金律「ポジポジ病はやめろ(無暗にポジションを取るな)」との相性があまりにも悪すぎる。高知ADHDFX勝てる人っているのだろうか。もしいるのであればどうやって勝てるようになったのか教えて欲しい。

高学歴負けず嫌いである

損切りをしない勝ち組存在しない。ところが高学歴は過度な負けず嫌いであるため損切りが苦手である。「トータルで勝つためにここは負けを受け入れる」という風に考えられれば良く、彼らも理屈理解しているだろうが、苦手意識払拭するのは簡単なことではないだろう。

高学歴は投下したリソースに対する恩恵を求める

FX勉強労働とは異なり、1時間稼働したから1時間恩恵が得られるという類のものではない。しかし彼らは投下したリソースに対する恩恵を求める(得られる恩恵を想定してリソースの投下先を考える)傾向がある。結果として、恩恵を確定するために利確が早くなってしまい、コツコツドカンの道を歩むことになる。

高学歴無為を嫌う

相場をずっと監視し、予想もするが、ポジションは滅多に取らない」これはFXが上手い人たちに共通する特徴の一つである。ところが高学歴無駄時間が嫌いである(実際は無駄時間ではないのだが)。結果として、相場をただ監視し続けることに耐えられず、期待値の低い場面で過剰にポジションを取ってしまい、損失を重ねる。

じゃあ高学歴はどうすればいいの?

もちろん上記の弱点を克服できた高学歴もいるだろうが、多くの場合ではそもそもFXで勝つことを諦めた方がいいと思う。シンプルに向いていない。冒頭にも書いたが彼らはFX以外ではおおむね有能なのだから、その能力を生かして労働して高い給与をもらい、雑にインデックス投資でもやるのが最善と思われる。

それでもどうしても勝ちたいという人は自動売買botでも開発すればいいんじゃないかな。裁量よりそっちの方が向いてると思う。

  • 割と納得

  • 彼らはFXは博打だと思って手を出さないし、海外市場で為替相場が大きく動いたときに即座に対応できない。場合によって対応する必要ないのに対応して損する。 労働の対価でお金もら...

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