出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- もと「糸」と同字で、のち羨符を加えて区別したもの。仮借して「もと」を意味する漢語{素 /*sˤak-s/}に用いる。
- もとの、基となるもの、原材料(の)。
- 手を加えていない。
- 普通の。
- (もと)原材料、あるものを構成するもの、エッセンス。
- 味の素。
- 大洋がすつかり乾いてしまつてその底に、塩の原素が残つたとすると、その塩の素は地球の表面を一様に十メートルの厚さの層ですつかり包んでしまふに十分な程残るのだ。(アンリイ・ファブル著 大杉栄、伊藤野枝訳『科学の不思議』)
- (ス)正気。
- (ソ)(数論)1とそれ自身のほかに約数を持たないこと。また1のほかに公約数を持たないこと。
- (ソ)生み出す元となるもの。特に非金属元素。
- (ソ)言語の構成単位。
字典掲載
康熙字典 |
918ページ, 11文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
27300 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
8878 |
角川大字源 (1992) |
7295 |
講談社新大字典 (1993) |
12129 |
大漢語林 (1992) |
8584 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1348ページ, 7文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
5巻, 3368ページ, 3文字目 |