出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
阪急梅田駅の切符で使われる字体
- 筆順
(日本における筆順)
(中国における筆順)
- 象形。区画分けされた土地を象る。「たんぼ」を意味する漢語{田 /*lˤiŋ/}を表す字。
- 『説文解字』によれば「田,陳也,樹穀曰田。象四口,十,阡陌之制也 ― 田とは、陳べること。穀物を植えるところを田という。4つの口に象る。十は縦横のあぜ道による区画である」。
- [補足] 「田,陳也」は類音による注釈。殷代の主食はアワ(粟)を含む雑穀と言われており、「田」字の象形を現代の水田のイメージでとらえることは相応しくない。
- た。はたけ。農耕地。
- 原義としては、水田のみを指すものではなく、日本で言う畑も含むことに注意
- 狩りをする。
- 耕す。
- 何かを産出する場所の例え。
- 田舎。
― 星消えやらぬ早朝に馬車で出かけ、桑畑において〔農民の労を〕ねぎらえ。
― 叔父上が狩りに出かけてしまうと、巷には人が誰もいなくなる。
- 第4画と第1画、第4画と第2画との離接は問わない[1](筆順画像のように離して書いてもよい)。第2画に接するよう指示する副読本[2]が存在するが、根拠がない。
字典掲載
康熙字典 |
756ページ, 11文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
21723 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
7335 |
角川大字源 (1992) |
6049 |
講談社新大字典 (1993) |
10132 |
大漢語林 (1992) |
7161 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1167ページ, 1文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
4巻, 2524ページ, 1文字目 |