出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 形声。「雨」+音符「令 /*RING/」。「(雨滴が)おちる」を意味する漢語{零 /*riing/}を表す字。
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小篆
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流伝の古文字 |
《説文》 (漢) |
《六書通》 (明) |
零(れい)
- 「ゼロ」に同じ。
数や量が0であることは「零」のほか「ゼロ」で表現されるが、特定のケースでは「ゼロ」を用いず専ら「零」と言う。
- 試験などの得点が0であるとき「零点」という。
- 整数部が0である小数の整数部0。たとえば0.5mmは「零点五ミリメートル」と読まれる。
- 小数の小数部で、0以外の数が登場するまでの0。たとえば1.005mmは「一点零零五ミリメートル」と読まれる。
- ただし小数に類似したバージョン表記などでは「ゼロ」と読まれる。たとえばver 2.01は「バージョン二点ゼロイチ」と読まれる。
零 *
- 0。ゼロ。
- とんで。0でない数字が離れているときに用いる。
- 一千零二(= 1,002)。 cf. 一千二(= 1,200)。
字典掲載
康熙字典 |
1372ページ, 10文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
42242 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
13879 |
角川大字源 (1992) |
11011 |
講談社新大字典 (1993) |
18566 |
大漢語林 (1992) |
12609 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1880ページ, 5文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
6巻, 4061ページ, 1文字目 |