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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字

丑󠄀
丑󠄃

字源

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  • 象形。爪を出した手を象る。「つめ」を意味する漢語 /*tsruuʔ/}を表す字。のち仮借して十二支の2番目を意味する漢語{ /*n̥ruʔ/}に用いる。

甲骨文字 金文

小篆

流伝の古文字
西周

説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

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  1. うし。十二支の2番目。
  2. 現代中国)「」の簡体字

日本語

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表外漢字

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名詞

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  1. うし。十二支の2番目。

熟語

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関連語

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十二支

文字 動物 方位
八卦
:カン)
チュウ うし 北東(:ゴン うしとら
イン とら
ボウ :シン)
シン たつ 東南(:ソン たつみ
うま :リ)
ひつじ 南西(:コン ひつじさる
シン さる
ユウ とり 西:ダ)
ジュツ いぬ 北西(:ケン・カン いぬい
ガイ

中国語

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*

名詞

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  1. うし。十二支の2番目。
  2. 道化役。

形容詞

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  1. みにくい。

朝鮮語

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*

名詞

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  1. うし。十二支の2番目。
  2. (方位) 方位の1つ。方位角30度。
  3. (時間) 丑の刻

熟語

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チワン語

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ローマ字表記

  1. 𭠸」の同字

ベトナム語

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*

名詞

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  1. うし。十二支の2番目。

文字情報

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U+4E11, 丑
CJK 統合漢字-4E11

[U+4E10]
CJK統合漢字
[U+4E12]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x7564
字典掲載
康熙字典 77ページ, 4文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 23
新潮日本語漢字辞典 (2008) 26
角川大字源 (1992) 14/15
講談社新大字典 (1993) 24
大漢語林 (1992) 20
三星漢韓大辞典 (1988) 154ページ, 4文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 12ページ, 7文字目