鵜原駅
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鵜原駅 | |
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駅舎(2012年2月) | |
うばら Ubara | |
◄勝浦 (3.6 km) (2.7 km) 上総興津► | |
所在地 | 千葉県勝浦市鵜原1664 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 74.5 km(千葉起点) |
電報略号 | ウハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
84人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
鵜原駅(うばらえき)は、千葉県勝浦市鵜原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)4月1日:鉄道省の駅として開設[1]。
- 1961年(昭和36年)11月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1972年(昭和47年)8月21日:荷物扱い廃止[3]。無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)7月:ホーム上にログハウス風の待合室が設置される[5][6]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。東京近郊区間に組込まれる[7]。
- 2017年(平成29年)2月:簡易委託解除、再度無人化。
- 2025年(令和7年)夏頃:JR東日本と日本郵便との連携協定に基づき、本駅敷地内に鵜原駅郵便局(仮称)を開局し、同局が駅の窓口業務を受託(予定)[8]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。ホーム上にログハウス風の待合室がある[5]。
国鉄末期の合理化で無人駅化が実施されたが、余剰人員対策による特別改札の常態化を経て、1990年度から簡易委託駅となっていたが、2017年2月限りで有人窓口の営業が終了し、再度無人駅化された。
トイレは改札外の跨線橋下に設置されており、男女共用の簡易水洗式である。かつては改札内に汲取り式の男女共用トイレが設置されていたが、現在は閉鎖されている。
Suicaチャージ機、簡易Suica改札機が設置されているが、自動券売機は設置されていない。2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■外房線 | 下り | 安房鴨川方面[9] |
2 | 上り | 勝浦・大網方面[9] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは10両編成までに対応する。
-
改札口(2022年2月)
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待合所(2022年2月)
-
駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員は84人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)259 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)240 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)231 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)220 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)213 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)190 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)187 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)181 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 155 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 159 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]159 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]155 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]142 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]128 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]137 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]130 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]119 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]105 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]104 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]108 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]97 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]80 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]82 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]82 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]85 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]84 | [* 26] |
駅周辺
[編集]駅は山間部の小さな谷に位置する。駅前には勝浦鵜原郵便局があり、鵜原海水浴場方面へ200m程行くと宿泊施設(民宿等)や土産物店が点在する。勝浦海中公園へは、駅から鵜原海水浴場方面へ150m程行ったところで左折する。
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鵜原理想郷
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勝浦海中公園 海中展望塔
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、616頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第183号”. 官報. (1972年8月19日)
- ^ “通報 ●外房線鵜原駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1972年8月19日)
- ^ a b “車窓”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1988年8月31日)
- ^ 「うばらログ・キャビン新築」、『鉄道建築ニュース』(1990年1月号・通号481)、鉄道建築協会 p. 53
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2019年7月30日閲覧。
- ^ 『日本郵便とJR東日本との連携協定に基づく「郵便局と駅の機能連携」~鵜原駅で郵便局窓口業務と駅窓口業務の一体運営を実施します~』(PDF)(プレスリリース)日本郵便関東支社/東日本旅客鉄道千葉支社、2024年2月21日。オリジナルの2024年2月21日時点におけるアーカイブ 。2024年2月21日閲覧。
- ^ a b “時刻表 鵜原駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月10日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(鵜原駅):JR東日本