土気駅
土気駅 | |
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南口(2024年6月) | |
とけ Toke | |
◄誉田 (5.5 km) (4.8 km) 大網► | |
所在地 | 千葉市緑区土気町1727-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 18.1 km(千葉起点) |
電報略号 | トケ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
10,937人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)11月1日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
土気駅(とけえき)は、千葉県千葉市緑区土気町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
歴史
[編集]外房線内の駅で標高が最も高い79.4mに位置する。
- 1896年(明治29年)11月1日:房総鉄道の駅として野田(現・誉田)- 大網間に開設[2]。旅客・貨物取扱開始[3]。
- 1907年(明治40年)9月1日:房総鉄道が買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1979年(昭和54年)1月:国鉄と南口開設及び快速停車へ向けて協議を行う。
- 1982年(昭和57年)7月:橋上駅舎化及び快速停車化促進へ県議会及び市議会で採択される。
- 1984年(昭和59年)12月:橋上駅舎化及び南北自由通路起工式を行う。
- 1986年(昭和61年)8月28日:新駅舎竣工及び南口開設[4]。
- 1987年(昭和62年)
- 1995年(平成7年)8月19日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 1999年(平成11年)12月4日:通勤快速停車により全快速列車が停車するようになる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2002年(平成14年)
- 2010年(平成22年)2月18日:改札とホームにLED式発車標を設置。
- 2013年(平成25年)2月4日:この日限りでみどりの窓口の営業が終了[6]。
- 2014年(平成26年)4月1日:業務委託駅化[6]。
駅名の由来
[編集]駅名は周辺の地名に由来する。土気の読みの由来は、大網からの長い峠を取って「とけ」となったという説もあるが、真偽は定かではない。周辺は南関東ガス田と呼ばれる水溶性ガス田の範囲内であり、古来天然ガスが湧出する気配を示す土地は「土気」と呼ばれ、これが地名由来と考えられている[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。かつて非電化単線だった頃は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線であったが、電化および複線時に相対式ホーム2面2線となった。さらに橋上駅舎化に際して現在の配置となる。橋上駅舎ではあるが、南口側は地表面レベルに出入口がある。北口の道路へ出るには階段かエレベーターを経由する。この他、エレベーターはコンコース - ホーム間に設置されている。また、ホーム大網方の階段に上りエスカレーターが設置されている。
千葉統括センター(蘇我駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)であり、自動改札機・指定席券売機が設置されている。みどりの窓口は2013年2月4日限りで営業を終了した。鎌取駅委託化前は同駅の被管理駅であった。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■外房線 | 下り | 大網・東金・勝浦方面 |
2 | 上り | 千葉・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
自由通路(2017年5月)
-
改札口(2021年5月)
-
駅ホーム(2021年5月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は10,937人である[JR 1]。外房線内では千葉駅・蘇我駅・鎌取駅に次いで4番目に多い。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)7,174 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)7,995 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)8,789 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)9,746 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)10,535 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)11,119 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)11,527 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)11,685 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 12,039 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 12,367 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]12,642 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]12,760 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]12,853 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]12,951 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]13,056 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]13,326 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]13,502 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]13,788 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]13,896 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]13,861 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]13,913 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]13,847 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]13,765 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]13,856 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]13,495 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]13,658 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]13,553 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]13,390 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]13,335 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]13,078 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]9,979 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]10,240 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]10,706 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]10,937 |
駅周辺
[編集]駅南口には高級住宅街「ワンハンドレッドヒルズ」で有名なあすみが丘ニュータウンが広がる。あすみが丘周辺は豊かな森林に囲まれ、千葉県内最大の森林公園である千葉市昭和の森公園にも隣接する。
駅北口を出るとすぐに千葉県道20号千葉大網線(大網街道)である。
北口
[編集]南口
[編集]- あすみが丘
- あすみが丘バーズモール
- 土気駅前郵便局
- 土気郵便局
- 千葉あすみが丘郵便局
- 千葉市土気あすみが丘プラザ
- 千葉市緑図書館あすみが丘分館
- あすみが丘ブランニューモール
- 創造の杜公園
- 千葉県立土気高等学校
- 千葉市立土気南小学校
- 千葉市立土気南中学校
- 千葉市立大椎小学校
- 千葉市立大椎中学校
- 千葉市立あすみが丘小学校
- 土気ステーションホテル
- ディスカウントストアトライアルあすみが丘店
- せんどう 土気店
- あすみが丘東
- 千葉土気緑の森工業団地
バス路線
[編集]特記以外は千葉中央バスによって運行されている。
北口
[編集]- 1番のりば
- 2番のりば
南口
[編集]- 1番のりば
- あすみが丘南(大椎町南)行
- 2番のりば
- 3番のりば
- あすみが丘ブランニューモール行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ 「停車常設置」『官報』1896年10月28日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、613頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「しゃれた橋上駅舎 国鉄土気駅が変身」『読売新聞』読売新聞東京本社、1986年8月29日、千葉 第二県版、19面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ a b “みどりの窓口廃止は、駅業務外注化に向けた攻撃だ! 乗客の不便よりも機械化 合理化を優先するJR”. 国鉄千葉動力車労働組合. 2019年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月30日閲覧。
- ^ “会社の歴史 > 写真で見る歴史”. 関東天然瓦斯開発. 2021年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月31日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(土気駅):JR東日本