コンテンツにスキップ

通遼市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 内モンゴル自治区 通遼市
ホルチン左翼後旗の草原
ホルチン左翼後旗草原
ホルチン左翼後旗草原
旧称:遼源県・哲里木盟
内モンゴル自治区の中の通遼市の位置
内モンゴル自治区の中の通遼市の位置
内モンゴル自治区の中の通遼市の位置
簡体字 通辽
繁体字 通遼
拼音 Tōngliáo
カタカナ転写 トンリャオ
モンゴル文字
モンゴル語キリル文字 Тонляо хот
モンゴル語ローマ字転写 Tüŋliyou qota
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
自治区 内モンゴル
行政級別 地級市
面積
総面積 59,535 km²
人口
総人口(2004) 311 万人
経済
電話番号 0475
郵便番号 028000
ナンバープレート 蒙G
行政区画代碼 150500

通遼市(つうりょうし)は中華人民共和国内モンゴル自治区に位置する地級市。旧ジェリム(哲里木)盟の中心で、松遼平原の西の縁、ホルチン(科爾沁)草原と「黄金帯」西遼河沖積平原にある地級市の一つ。漢族を主として蒙古族回族満族朝鮮族などの少数民族を有する。

歴史

[編集]
  • 1914年:遼源県を設置
  • 1918年:遼源県を廃し通遼県を設ける
  • 1951年:通遼市を設ける
  • 1958年:通遼県を市へ併入
  • 1965年:再び通遼県を設置
  • 1969年:ジェリム盟を吉林省に合併
  • 1979年:ジェリム盟を再び内モンゴル自治区に返還
  • 1986年:通遼県を再併入
  • 1999年:ジェリム盟を廃し地級市となる

行政区画

[編集]

1市轄区・1県級市・1・5を管轄する。

通遼市の地図

年表

[編集]

この節の出典[1][2]

内モンゴル自治区ジェリム盟(1949年-1953年)

[編集]

通遼市(第1次)

[編集]
  • 1953年5月10日 - 東部行政公署通遼市が地級市の通遼市に昇格。(1市)
  • 1954年5月21日 - 通遼市がジェリム盟に編入。

内モンゴル自治区ジェリム盟(1954年-1969年)

[編集]

吉林省ジェリム盟

[編集]

内モンゴル自治区ジェリム盟(1979年-1999年)

[編集]
  • 1980年7月26日 - ホルチン右翼中旗がヒンガン盟に編入。(1市2県5旗)
  • 1985年11月9日 - ジャルート旗の一部が分立し、ホーリンゴル市が発足。(2市2県5旗)
  • 1986年7月21日 - 通遼県が通遼市に編入。(2市1県5旗)

通遼市(第2次)

[編集]
  • 1999年1月13日 - ジェリム盟が地級市の通遼市に昇格。(1区1市1県5旗)

産物

[編集]

交通

[編集]
大連~通遼各駅停車列車(2002年)

観光地

[編集]
珠日河草原(珠日河牧場)
  • 莫力廟沙漠水庫(ホルチン区)
  • 珠日河牧場(ホルチン左翼中期)
  • 大青溝(ホルチン左翼後期)

毎夏8月18日、珠日河草原(珠日河牧場)でナーダムが行われる。[3][4]

出身人物

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]