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許昕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
許 昕
基本情報
よみがな キョキン(シューシン)
ラテン文字 Xu Xin
生年月日 (1990-01-08) 1990年1月8日(34歳)
国籍 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
出身地 江蘇省徐州
性別
身長 181cm
体重 75kg
選手情報
最高世界ランク 1位 (2020年3月[1])
現在世界ランク -位
利き腕
グリップ 中国式ペンホルダー
ラケット ダイナスティカーボン許昕Edition( Dynasty carbon Xu Xin Edition)
フォア面ラバー 国天NEO2蓝海绵42度
バック面ラバー 国狂NEO3 37度
戦型 裏ソフトドライブ型
ITTFサイト ITTFプロフィール
ITTFワールドツアー戦歴
���涯成績 652試合 561勝 勝率86%
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 11
初-最終出場 2007 - 2019
受賞歴
世界卓球殿堂 2016
獲得メダル
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
男子卓球
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 男子団体
2020 東京 男子団体
2020 東京 混合ダブルス
世界選手権
2009 横浜 男子ダブルス
2010 モスクワ 男子団体
2011 ロッテルダム 男子ダブルス
2012 ドルトムント 男子団体
2013 パリ 男子シングルス
2014 東京 男子団体
2015 蘇州 男子ダブルス
2015 蘇州 混合ダブルス
2016 クアラルンプール 男子団体
2017 デュッセルドルフ 男子ダブルス
2017 デュッセルドルフ 男子シングルス
2018 ハルムスタッド 男子団体
2019 ブダペスト 混合ダブルス
ワールドカップ
2009 リンツ 男子団体
2010 ドバイ 男子団体
2011 マクデブルク 男子団体
2013 広州 男子団体
2013 ヴェルヴィエ 男子シングルス
2015 ドバイ 男子団体
2016 ザールブリュッケン 男子シングルス
アジア競技大会
2010 広州 男子団体
2010 広州 混合ダブルス
2010 広州 男子ダブルス
2014 仁川 男子シングルス
2014 仁川 男子ダブルス
2014 仁川 男子団体
アジア卓球選手権
2009 ラクナウ 男子ダブルス
2009 ラクナウ 男子団体
2009 ラクナウ 混合ダブルス
2009 ラクナウ 男子シングルス
2012 マカオ 混合ダブルス
2012 マカオ 男子団体
2012 マカオ 男子シングルス
2013 釜山 男子団体
2013 釜山 男子シングルス
2013 釜山 男子ダブルス
2015 パタヤ 男子ダブルス
2015 パタヤ 男子団体
2015 パタヤ 男子シングルス
2017 無錫 男子団体
アジアカップ
2010 ���州 男子シングルス
2011 長沙 男子シングルス
2012 広州 男子シングルス
2013 香港 男子シングルス
2015 ジャイプル 男子シングルス
2016 ドバイ 男子シングルス
グランドファイナル
2009 マカオ 男子シングルス
2012 杭州 男子シングルス
2013 ドバイ 男子シングルス
2015 リスボン 男子シングルス
2016 ドーハ 男子シングルス
2019 鄭州市 男子シングルス
2019 鄭州市 混合ダブルス
2019 鄭州市 男子ダブルス
2020 鄭州市 男子シングルス
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧
許 昕
各種表記
繁体字 許 昕
簡体字 许 昕
拼音 Xǔ Xīn
和名表記: きょ きん
発音転記: シュー・シン
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許 昕(きょ きん、Xu Xin、シュ・シン、1990年1月8日 - )は、中国江蘇省徐州出身の男子卓球選手。最高ランク1位。馬龍樊振東と共に中国のトップ3として活躍した。

2011年の第51回世界卓球選手権個人戦の男子ダブルスで馬龍とのペアで陳玘馬琳組を決勝で破り優勝した[2]

シングルスのみに絞り第1シードで迎えた2013年の第52回世界卓球選手権個人戦であったが、準々決勝で松平健太に勝ったあと、準決勝で張継科にストレートで敗れ銅メダルに終わった。

2014年の第52回世界選手権東京大会で団体金メダルを獲得。更に、アジア競技大会ではシングルスで優勝し、ダブルスで準優勝、団体でも金メダルを取る活躍を見せた。

2016年リオデジャネイロオリンピックでは馬龍張継科と共に男子団体の代表に選出され、準決勝までを全勝するが、決勝で日本水谷隼にフルセットに持ち込まれ、ポイント10-7とマッチポイントを先に掴みながらもそこから水谷に5連続ポイントを奪われて敗れるという波乱があった。しかし直後のダブルスでは張継科とのペアで日本の丹羽孝希吉村真晴ペアを退けてチームは3勝1敗で金メダルを獲得した。

現在は上海でカフェを経営している。

2022年開催のWTT Grand Smash Singapore 2022以来国際大会に出場しておらず、2023年7月4日付けの世界ランキングにて姿を消した。

プレースタイル

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長い手足を生かした回転量の多いドライブと俊敏なフットワークが持ち味で、ラリー戦に強い。中陣へ下がり打点を落としたドライブを連打する事が多いが、プレー位置は広く前・中・後どこでも戦える選手である。身体能力が異常に高く、普通の選手では届かないようなボールに飛びついて返球したりというスーパープレイをしばしば見せる。ロビングからの反撃も得意。

肩甲骨打法から繰り出すフォアドライブの回転量・変化は世界トップであり、ペンであることを生かし腕の振りと共に手首を限界に使用して強烈な回転を生み出すループドライブが特徴である。前では振りぬいて一撃で決めるフォアドライブと超回転のループを使い分け、後ろでは限界まで高く上げるロビングと変化の激しいカーブドライブを織り交ぜるなど、戦術の幅も広い。

台上技術もうまく、フォアハンドのピタッと止まるストップや裏面打法によるチキータが得意。稀に"フォアハンド版チキータ"とも言える彼独特のフリックレシーブを使う。

左利きであることを生かし、ダブルスの実力は世界一であり、どんな人と組んでもほとんどの大会で優秀な成績を残した。

主な戦績

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 454 453 458 449
2006年 436 435 443 444 437 439 434 213 227 232 227
2007年 216 215 216 216 218 209 220 219
2008年 150 151 150 150 114 116 113
2009年 47 34
2010年 15 13 7 7 7 7 8 9 8 7 7 9
2011年 10 8 6 6 6 7 9 9 9 7 8 5
2012年 5 5 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3
2013年 1 1 2 2 1 1 2 2 2 2 2 2
2014年 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
2015年 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3
2016年 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3
2017年 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 4
2018年 5 5 5 4 4 6 5 2 2 2 2 2
2019年 2 2 2 2 3 3 1 1 1 1 2 1
2020年 2 1 1 2 2 2
2021年 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3
2022年 3 9 8 8 83 86 88 93 107 106 108 111
2023年 114 120 125 110 113 115

脚注

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  1. ^ ITTF - World Ranking”. ITTF. 2021年10月20日閲覧。
  2. ^ 世界卓球、女子単は丁寧が初優勝 中国勢対決制す”. 共同通信 (2011年5月15日). 2012年3月31日閲覧。

外部リンク

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