藤川町 (岡崎市)
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藤川町 | |
---|---|
藤川の松並木 | |
北緯34度54分39.22秒 東経137度13分0.02秒 / 北緯34.9108944度 東経137.2166722度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 東部地区 |
面積 | |
• 合計 | 2.321316293 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,991人 |
• 密度 | 860人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-3523[3] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[4] |
ナンバープレート | 岡崎 |
藤川町(ふじかわちょう)は、愛知県岡崎市東部地区の町名。丁番を持たない単独町名であり、47の小字が設置されている。
地理
[編集]岡崎市の南東部に位置する。山綱川により形成された谷底平野にある。名鉄名古屋本線を挟んで、北部は主に工業地域、南部は主に住居地域として指定されている[5]。
河川
[編集]小字
[編集]- 字石丸(いしまる)
- 字一里山北(いちりやまきた)
- 字一里山南(いちりやまみなみ)
- 字岩田(いわた)
- 字王子ケ入(おうじがいり)
- 字沖野々(おきのの)
- 字上西ノ入(かみにしのいり)
- 字唐沢(からさわ)
- 字河原(かわはら)
- 字北荒古(きたあらこ)
- 字黒土(くろつち)
- 字小坂(こさか)
- 字小鷹ボロ(こだかぼろ)
- 字駒ノ爪(こまのつめ)
- 字境松(さかいまつ)
- 字境松西(さかいまつにし)
- 字沢渡(さわたり)
- 字椎ノ木坪(しいのきつぼ)
- 字清水ケ入(しみずがいり)
- 字下西ノ入(しもにしのいり)
- 字陣山下(じんやました)
- 字田中(たなか)
- 字堤ケ入(つつみがいり)
- 字堤下(つつみした)
- 字峠荒古(とうげあらこ)
- 字中町北(なかまちきた)
- 字中町南(なかまちみなみ)
- 字西沖田(にしおきだ)
- 字西川向(にしかわむこう)
- 字西小坂(にしこさか)
- 字西大蓮坊(にしだいれんぼう)
- 字西町北(にしまちきた)
- 字西町南(にしまちみなみ)
- 字二反田(にたんだ)
- 字乗越���のりこし)
- 字東沖田(ひがしおきだ)
- 字東川向(ひがしかわむこう)
- 字百田ケ入(ひゃくだがいり)
- 字比丘尼山(びくにやま)
- 字松本(まつもと)
- 字道ケ入(みちがいり)
- 字三ツ沢(みつざわ)
- 字南荒古(みなみあらこ)
- 字薬師山(やくしやま)
- 字家下(やした)
- 字柳沢(やなぎさわ)
- 字山崎(やまざき)
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
藤川町 | 987世帯 | 1,991人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 2,514人 | [6] | |
2000年(平成12年) | 2,211人 | [7] | |
2005年(平成17年) | 2,147人 | [8] | |
2010年(平成22年) | 2,018人 | [9] | |
2015年(平成27年) | 1,971人 | [10] |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 岡崎市立藤川小学校 | 岡崎市立東海中学校 |
歴史
[編集]ふじかわむら 藤川村 | |
---|---|
廃止日 | 1889年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 藤川村、市場村、蓑川村 → 藤川村 |
現在の自治体 | 岡崎市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 額田郡 |
隣接自治体 |
額田郡 岡村、市場村、池金村 桑谷村、龍泉寺村、蓑川村 |
藤川村役場 | |
所在地 | 愛知県額田郡藤川村 |
ウィキプロジェクト |
額田郡藤川村を前身とする。古くから交通の要衝であり、中世には鎌倉街道が通っていた。戦国時代には、徳川家康家臣の内藤家長居城藤川城が築かれた[12]。もともとは関山神社奥宮などがある北の明神山山麓に集落があったが、1590年に豊臣秀吉家臣だった岡崎城主田中吉政により南に移転された。
江戸時代は主に幕府領や称名寺領などであった。東海道五十三次の一つ藤川宿が置かれ、宿場町として栄えた。藤川宿は、国土交通省により愛知県で唯一歴史国道に選定されている[13]。藤川宿は当初5町45間であったが、1648年に舞木村字市場の住民を移住させて市場村(現市場町)として加宿され、中町と西町、市場村の東町の3町で、9町20間の藤川宿となった。
2020年8月7日、旧東海道の「藤川の松並木」が愛知県指定文化財(天然記念物)に指定された[14][15]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。藤川村・市場村・蓑川村が合併し、藤川村大字藤川となる[16]。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 岡崎市へ編入し、同市藤川町となる[17]。
- 1984年(昭和59年) - 岡町との間で境界を変更[17]。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - 住居表示実施に伴い、一部が藤川台1丁目となる[17][18]。
- 1989年(平成元年)3月1日 - 一部が藤川台2丁目となる[17][18]。
- 1990年(平成2年)3月1日 - 一部が藤川台3丁目となる[17][18]。
- 2001年(平成13年)2月10日 - 岡崎蓑川土地区画整理事業の換地処分に伴い、一部が藤川荒古となる[18]。
史跡
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]施設
[編集]- 藤川宿資料館
- 旧野村家住宅
- 一畑山薬師寺
- 十王堂
- 伝誓寺
- 称名寺
- 関山神社
- 岡崎警察署藤川警察官駐在所
- 岡崎市東部地域交流センター・むらさきかん
- 道の駅藤川宿
- 藤川運動広場
- 第4号藤川緑地
- レッドバロン 本社
- 愛厚藤川の里
教育
[編集]- 愛知県立岡崎東高等学校の一部
- 岡崎市立藤川小学校
- 岡崎市藤川児童育成センター
ギャラリー
[編集]-
藤川宿本陣跡広場
-
旧野村家住宅(岡崎市景観重要建造物)
-
十王堂(岡崎市景観重要建造物)
-
藤川小学校で開かれた納涼夏まつり
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 「藤川地区景観形成重点地区(1)」岡崎市
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ “藤川城跡”. 岡崎いいとこ風景ブログ. 岡崎市まちづくりデザイン課 (2010年9月18日). 2021年7月20日閲覧。
- ^ 「岡崎市の歴史的資産」愛知県
- ^ a b “藤川の松並木が愛知県指定文化財に指定されます。”. 岡崎市ホームページ (2020年7月31日). 2020年8月14日閲覧。
- ^ “岡崎市指定文化財目録”. 岡崎市ホームページ (2023年7月12日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 644.
- ^ a b c d e 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 645.
- ^ a b c d “4 新旧町名対照一覧表” (XLS). 岡崎市. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。
参考資料
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]藤川荒古 蓑川町 |
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