牛首の戦い
表示
牛首の戦い | |
---|---|
戦争:牛首の戦い | |
年月日:紀元前698年 | |
場所:鄭の東郊・牛首 | |
結果:宋軍は鄭の東郊を襲い、牛首を取った。 | |
交戦勢力 | |
宋 斉 衛 陳 蔡 |
鄭 |
指導者・指揮官 | |
荘公 | 厲公 |
牛首の戦い(ぎゅうしゅのたたかい)は、紀元前698年に発生した、宋を盟主とした、連合軍が鄭を討伐した戦い。
牛首の戦い
[編集]紀元前699年2月、鄭の厲公は宋の荘公にあまりにも多くの賄賂を要求してきたので、魯・斉・紀と同盟し、宋を攻撃した。宋は衛・南燕の3国同盟軍で迎え撃った。しかし、宋は大敗した[1]。
紀元前698年冬、宋の荘公は1年前の敗戦の報復で、斉・衛・陳・蔡の4国と同盟を組み、鄭に侵攻した。宋連合軍は鄭の渠門を焼き、大逵(広道)にまで攻め込んだ。また、牛首を占領し、大宮(祖廟)の椽(たるき)を持って帰り、宋の盧門の椽に使用した[2]。この戦が牛首の戦いである。
脚注
[編集]- ^ 《春秋左氏傳 桓公十三年》:春,二月,公会紀侯・鄭伯,己巳,及斉侯・宋公・衛侯・燕人戦,斉師・宋師・衛師・燕師敗績。宋多責賂于鄭,鄭不堪命,故以紀・魯,及斉,与宋・衛・燕戦,不書所戦,後也。
- ^ 《春秋左氏傳 桓公十四年》:冬,宋人以諸侯伐鄭,報宋之戦也,焚渠門,入及大逵,伐東郊,取牛首,以大宮之椽,帰為盧門之椽。