河田悌一
人物情報 | |
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生誕 |
1945年5月18日 日本京都府京都市 |
出身校 | 大阪外国語大学・大阪大学 |
学問 | |
研究分野 | 中国思想史 |
研究機関 | 和歌山大学・関西大学 |
学位 | 博士(文学) |
河田 悌一(かわた ていいち、1945年5月18日 - )は日本の中国哲学研究者。関西大学東京センター長(2021年4月1日~)。一般社団法人大学基金推進機構理事長(2020年9月1日~ ※一般社団法人大学資産共同運用機構から名称変更)。一般社団法人大学資産共同運用機構理事長(2018年7月1日~ 2020年8月31日)。日本私立学校振興・共済事業団理事長(2010年1月1日[1]~2018年3月31日)。関西大学教授・学長(第38・39代)。専門は中国思想史、現代中国論。大阪大学博士(文学)。
経歴
[編集]1945年、京都府京都市生まれ。1958年、京都市立北白川小学校を卒業。同志社中学校に進み、1961年に卒業。1964年、京都府立鴨沂高等学校卒業。大阪外国語大学中国語学科に進み、1968年に卒業。 大学院は大阪大学大学院文学研究科に進み、1972年に博士課程所定単位修得後退学。
1972年より和歌山大学経済学部助手。1973年に講師、1975年に助教授昇任。1980年、文部省長期在外研究員として派遣され、イェール大学で1年間余英時(Dr. Ying-shih Yu)教授の指導を受けた。1986年、関西大学文学部教授に就いた。1991年、関西大学在外研究員として、プリンストン大学で1年間、再び余英時教授の下で在外研究を行った。1998年より文学部長、2001年より副学長、2003年~2009年には学長をつとめた。2003年からは学校法人関西大学理事も務めた。2009年、『近代中国思想史の研究 :伝統思想から近代思想への展開』を���阪大学に提出して博士(文学)号を取得。
2010年1月1日~2018年3月31日には、日本私立学校振興・共済事業団理事長。2018年7月1日より一般社団法人大学資産共同運用機構理事長。2020年9月1日より一般社団法人大学基金推進機構[2]理事長。2021年4月1日より関西大学東京センター長。
委員ほか
[編集]- 文部科学省 中央教育審議会 臨時委員(2009年2月~2021年2月)
- 大学教育再生加速プログラム(AP)委員会 委員長
- 日本学術振興会 育志賞選考委員会 委員
- 公益財団法人村田学術振興財団 理事
- 公益財団法人竹中育英会 理事
- 公益財団法人三井住友銀行国際協力財団 評議員
- 一般財団法人公正研究推進協会 評議員
- 国立大学法人金沢大学 経営協議会学外委員
- 国立大学法人千葉大学 経営協議会学外委員
- 国立大学法人筑波大学 経営協議会学外委員
- IDE大学協会 理事
- 織田作之助賞 名誉顧問
受賞・栄典
[編集]研究内容・業績
[編集]家族・親族
[編集]- 祖父:河田嗣郎は経済学者。
- 従弟:フランシス・フクヤマ(母方の祖父が河田嗣郎)。
著作
[編集]単著
[編集]- 『中国近代思想と現代-知的状況を考える 』(研文出版、1987年)
- 『中国を見つめて』(研文出版、1998年)
- 『書の風景-書と人と中国と』(二玄社、2007年)
- 『定点観測 -中国哲学思想界の動向-』(関西大学出版部、2011年)
- 『書に想い時代を讀む』(東信堂、2014年)
翻訳
[編集]脚注
[編集]- ^ “私学事業団 新理事長に河田悌一氏”. 2010年1月3日 2157号 (1面). 一般社団法人全私学新聞
- ^ 一般社団法人 大学資産共同運用機構から名称変更。
- ^ 『官報』号外第99号、令和3年4月30日
- ^ “令和3年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月15日閲覧。
外部リンク
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