東福山駅
東福山駅 | |
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北口(2024年4月) | |
ひがしふくやま Higashi-Fukuyama | |
◄JR-W12 大門 (3.3 km) (4.2 km) 福山 JR-W14► | |
広島県福山市引野町五丁目50-10(JR西日本) 広島県福山市引野町四丁目50-1(JR貨物) | |
駅番号 | JR-W13 |
所属事業者 | |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 197.5 km(神戸起点) |
電報略号 | ヒフ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅[1]) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,795人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 |
1966年(昭和41年)6月15日(貨物)[2] 1979年(昭和54年)4月1日(旅客)[2] |
備考 |
東福山駅(ひがしふくやまえき)は、広島県福山市引野町[3] にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の駅である。駅番号はJR-W13。
所在地はJR西日本が引野町五丁目、JR貨物が引野町四丁目[4] である。
歴史
[編集]- 1966年(昭和41年)6月15日:国鉄山陽本線大門駅 - 福山駅間に貨物駅として新設[2]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:「荷貨一元化」に伴い、荷物扱い開始[2]。
- 1978年(昭和53年)10月2日:荷物扱い廃止[2]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:旅客取扱開始[1][2]。請願駅[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[2]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始[5]。
- 2007年(平成19年)9月1日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる。
- 2011年(平成23年)3月11日:南北出入口と改札・ホームを結ぶエレベーターの使用開始[6]。
- 2015年(平成27年)3月14日:快速「サンライナー」停車開始[注釈 1][7]。
- 2016年(平成28年):CTC化に伴い、改札口とホームに新設されたLED式発車標使用開始[8]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]JR西日本
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える無人駅である。みどりの券売機プラスを併設する[3]。ICOCA利用可能駅[3](相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。以前はみどりの窓口も設置されていた。
運転扱い上では、旅客案内上における下り1番乗り場が「6番線」、同上り2番乗り場が「7番線」とされている。さらに、ホーム北側に上り貨物列車の停車する8番線と上り貨物留置線、南側には上下貨物列車の停車する4・5番線、下り貨物留置線等がある。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 山陽本線 | 下り | 福山・尾道方面[15] |
2 | 上り | 新倉敷・岡山方面[15] |
上表のホーム番号は旅客案内上のものである。
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南口(2024年4月)
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改札口(2024年4月)
JR貨物
[編集]JR貨物の貨物駅は、旅客駅南口の東側に位置する。3面のコンテナホーム、4本の荷役線、その他数本の着発線、留置線、機回し線等を有する。建造物は、旅客のものとは別に貨物駅本屋を有し、コンテナホームには上屋を据え付けているところもある。
コンテナ貨物は12 ftコンテナ、20 ft・30ft大型コンテナ、20 ftISO規格海上コンテナ(重量20トンまで)を取り扱う。産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている[4]。福山通運専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」が広島貨物ターミナル駅から当駅、岡山貨物ターミナル駅経由で東京貨物ターミナル駅、西濃運輸ブロックトレイン「カンガルーライナーTF60」が当駅から東京貨物ターミナル駅まで、運行されている[16][17][18]。
構内入換作業のために岡山機関区のHD300形ハイブリッド機関車が常駐している[19]。
日鋼線
[編集]当駅から、福山港に面するJFEスチール西日本製鉄所福山地区(旧・日本鋼管福山製鉄所)へ至る専用鉄道(通称・日鋼線)が分岐している。全長約3.6キロメートルで、明確な運行ダイヤは無く不定期で製鉄所で生産されたJR西日本向けレール搬出が行われており、運行がある場合は朝に1往復されるが、稀に昼間にも1往復する[20]。また、当駅は一部の長物車の常備駅に指定されている。
利用状況
[編集]以下のデータは、「統計ふくやま」に基づいたものである。
旅客輸送
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 3,109 |
1988年(昭和63年) | 3,405 |
1989年(平成 元年) | 3,551 |
1990年(平成 2年) | 3,712 |
1991年(平成 3年) | 3,907 |
1992年(平成 4年) | 4,096 |
1993年(平成 5年) | 4,277 |
1994年(平成 6年) | 4,181 |
1995年(平成 7年) | 4,153 |
1996年(平成 8年) | 4,230 |
1997年(平成 9年) | 4,205 |
1998年(平成10年) | 4,200 |
1999年(平成11年) | 3,943 |
2000年(平成12年) | 3,759 |
2001年(平成13年) | 3,575 |
2002年(平成14年) | 3,512 |
2003年(平成15年) | 3,626 |
2004年(平成16年) | 3,658 |
2005年(平成17年) | 3,721 |
2006年(平成18年) | 3,795 |
2007年(平成19年) | 3,765 |
2008年(平成20年) | 3,789 |
2009年(平成21年) | 3,666 |
2010年(平成22年) | 3,693 |
2011年(平成23年) | 3,757 |
2012年(平成24年) | 3,816 |
2013年(平成25年) | 4,079 |
2014年(平成26年) | 4,093 |
2015年(平成27年) | 4,265 |
2016年(平成28年) | 4,334 |
2017年(平成29年) | 4,364 |
2018年(平成30年) | 4,395 |
2019年(令和 元年) | 4,411 |
2020年(令和 2年) | 3,754 |
2021年(令和 3年) | 3,606 |
2022年(令和 4年) | 3,795 |
貨物輸送
[編集]年間発送・到着量は以下の通り。全てコンテナ扱いで、車扱いは無い。
- 2001年度:発送 93,775トン、到着 99,918トン
- 2002年度:発送 91,663トン、到着 102,858トン
- 2003年度:発送 90,192トン、到着 10,742トン
- 2004年度:発送 75,593トン、到着 96,025トン
- 2005年度:発送 75,538トン、到着 98,714トン
- 2006年度:発送 89,429トン、到着 109,905トン
- 2007年度:発送 90,739トン、到着 115,300トン
- 2008年度:発送 85,850トン、到着 121,045トン
- 2009年度:発送 80,737トン、到着 97,725トン
駅周辺
[編集]南口
[編集]- 公共施設
- 福山東郵便局
- NTTネオメイト中国
- 金融機関
- 教育機関
- 福山市立引野小学校
- 福山市立一ツ橋中学校
- 朝日医療専門学校福山校
- 医療機関
- 明神館脳神経外科
- 福山回生病院
- もりかわ内科クリニック
- 娯楽・宿泊施設
- 福山センチュリーホテル
- 東福山ビジネスホテル
- 備後ハイツ
- 平安祭典福山会館
- 小売店
北口
[編集]- 金融機関
- 広島銀行福山蔵王支店
- もみじ銀行蔵王支店
- しまなみ信用金庫
- 教育機関
- 福山市立緑丘小学校
- 広島大学附属福山中学校・高等学校
- 福山りじょう幼稚園
- 福山歯科衛生士学校
- 医療機関
- 蔵王病院
- 福山第一病院
- 娯楽・宿泊施設
- 小売店
- ハローズ引野店 - 同地が登記上本店。
- ゆめタウン蔵王
- メディアカフェポパイ春日店
- その他施設
- 福山総合卸売市場
バス路線
[編集]南口
[編集]夜���便都市間高速バスおよび引野地区乗合タクシーが発着する[22]。
- ジャムジャムエクスプレス
- JAMJAMライナー:横浜(YCAT)・東京(東京駅鍛冶橋駐車場)/ なんば・梅田(プラザモータープール)・USJ
- WILLER EXPRESS
- 引野地区乗合タクシー
- HI 旭ヶ丘団地・ローズタウン方面 - 平日・土曜のみ運行
北口
[編集]井笠バスカンパニーによって運行されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “東福山旅客駅の完成祝う”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1979年4月5日)
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、224頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c JRおでかけネット 東福山駅
- ^ a b コンテナ取扱駅一覧 | 鉄道貨物輸送のご案内 | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社
- ^ JR時刻表1992年11月号・12月号
- ^ 「JR東福山、松永駅 エレベーター整備 障害 高齢者 利用しやすく」『山陽新聞』山陽新聞社、2011年3月11日、朝刊、27面。
- ^ 『平成27年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)JR西日本、2014年12月19日 。2014年12月19日閲覧。
- ^ 『山陽線運行管理システムの使用開始について』(プレスリリース)2016年3月24日 。2021年12月25日閲覧。
- ^ 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
- ^ a b 日本貨物鉄道株式会社 2020年9月16日付ニュースリリース『東福山駅新総合事務所の完成について』(2024年4月23日閲覧)
- ^ a b c “東福山駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2021年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
- ^ a b 『「人ならではのサービス」の充実に向けた 駅の体制変更エリア拡大のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2021年2月16日。オリジナルの2021年2月16日時点におけるアーカイブ 。2021年2月16日閲覧。
- ^ 福山市都市マスタープラン
- ^ a b “東福山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月11日閲覧。
- ^ “ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」の延伸について”. 福山通運. 2023年10月20日閲覧。
- ^ “東海道・山陽線における福山通運株式会社専用貨物列車 「福山レールエクスプレス号」の運転開始について”. 福山通運. 2023年10月20日閲覧。
- ^ “ブロックトレイン「カンガルーライナーTF60」の運転開始について”. www.seino.co.jp. 2023年10月20日閲覧。
- ^ 『レイルマガジン』No.455、ネコ・パブリッシング、2023年、p.74
- ^ WINK 2010年1月号、148頁
- ^ “福山メモリアルパーク”. 福山市. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “引野地区乗合タクシーのお知らせ” (PDF). 福山市建設局都市交通課. 2024年3月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東福山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道