コンテンツにスキップ

新藤枝駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新藤枝駅
しんふじえだ
SHIN-FUJIEDA
瀬戸川 (2.2 km)
(2.2 km) 高洲
所在地 静岡県志太郡青島町前島[1](現・藤枝市
北緯34度50分59秒 東経138度15分11秒 / 北緯34.849818度 東経138.253096度 / 34.849818; 138.253096座標: 北緯34度50分59秒 東経138度15分11秒 / 北緯34.849818度 東経138.253096度 / 34.849818; 138.253096
所属事業者 静岡鉄道
所属路線 駿遠線
キロ程 0.0 km(新藤枝*起点)
駅構造 地上駅
ホーム 頭端式2面3線
開業年月日 1913年大正2年)11月16日
廃止年月日 1970年昭和45年)7月31日
乗換 国鉄東海道本線藤枝駅
備考 *大手-新藤枝間廃止以前は大手駅。
テンプレートを表示

新藤枝駅(しんふじえだえき)は、かつて静岡県藤枝市にあった静岡鉄道駿遠線である。東海道本線藤枝駅の北側にあった。

沿革

[編集]

当時の様子

[編集]

時代によって線路配置が異なる。全盛期には頭端式ホーム2面3線の駅だった[10]。路線の構造上、大手駅から大井川駅地頭方駅方面へ行く直通列車は当駅で向きを変えて出発していた(スイッチバック駅)。

2013年(平成25年)、藤枝市郷土博物館25周年記念特別展『���風ドールハウス』[11]に合わせて、ドールハウス職人の小幡耕一によって縮尺1/24の「軽便・新藤枝駅周辺のにぎわい(昭和32年頃)」が製作された[12]

現在の様子

[編集]

新藤枝駅跡は静鉄不動産の分譲マンション[5]とFUJIEDA mikine(フジエダミキネ)[6]に変貌しており、かつての面影は無い。また、駿遠線の代替バス路線である藤枝相良線は藤枝駅南口から発着している。

青島史蹟保存会による「軽便鉄道駿遠線蹟」がコミュニティパーク内に設置されている。再開発前は第2号緑地(現 市営駐車場)に設置されていた[4]

隣の駅

[編集]
静岡鉄道駿遠線
瀬戸川駅 - 新藤枝駅 - 高洲駅

脚注

[編集]
  1. ^ 鉄道停車場一覧:昭和12年10月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b 中村與資平年表」『浜松が生んだ名建築家 中村與資平展浜松市立中央図書館、1989年9月、5頁https://adeac.jp/hamamatsu-city/viewer/mp200060-200110/yoshiheiten/?p=37 
  3. ^ 『写真で綴る静岡鉄道70年の歩み』静岡鉄道株式会社、1989年4月、164頁。 
  4. ^ a b 『青島の史蹟めぐり』青島史蹟保存会、1995年3月、36-37頁。 
  5. ^ a b 静岡鉄道ゆかりの地「藤枝」 - ウェイバックマシン(2018年6月23日アーカイブ分)
  6. ^ a b c d 藤枝駅前一丁目8街区第一種市街地再開発事業”. 株式会社まちづくり藤枝. 2021年5月16日閲覧。
  7. ^ 藤枝駅北口駐車場 - ウェイバックマシン(2015年11月17日アーカイブ分)
  8. ^ 藤枝駅北口バスロータリー改修に伴う乗り場変更について - ウェイバックマシン(2016年8月17日アーカイブ分)
  9. ^ 市営藤枝駅北口駐車場をご利用ください! - ウェイバックマシン(2020年11月25日アーカイブ分)
  10. ^ 新井清彦『〔新装版〕軽便探訪』機芸出版社、2022年5月20日、33頁。ISBN 978-4905659211 
  11. ^ 過去の展示会 2013年の展示会”. 藤枝市郷土博物館. 2021年5月17日閲覧。
  12. ^ 藤枝の教育2014 (PDF) -61頁を参照。

リンク

[編集]