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宝神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 港区 > 宝神宝神町
宝神
宝神の位置(愛知県内)
宝神
宝神
宝神の位置
宝神の位置(名古屋市内)
宝神
宝神
宝神 (名古屋市)
北緯35度5分20.64秒 東経136度51分6.89秒 / 北緯35.0890667度 東経136.8519139度 / 35.0890667; 136.8519139
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
港区
町名制定[1] 1980年(昭和55年)3月2日
面積
 • 合計 1.089788393 km2
人口
2021年令和3年)1月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 6,481人
 • 密度 5,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
455-0832[WEB 3]
市外局番 052(名古屋MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋
宝神町
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 名古屋市
港区
町名制定[1] 1937年昭和12年)10月1日
面積
 • 合計 0.143866076 km2
人口
(2021年(令和3年)1月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 1,130人
 • 密度 7,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
455-0833[WEB 5]
市外局番 052(名古屋MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋

宝神(ほうじん)は、愛知県名古屋市港区の町名。現行行政地名は宝神一丁目から宝神五丁目と宝神町。住居表示未実施[WEB 6]。宝神町は丁番をもたない単独町名であり、10の小字をもつ。

地理

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名古屋市港区の中央部に位置し、宝神の東に十一屋、南に稲永、北に神宮寺と接する。

宝神町は宝神の北に位置する。小字が北から、敷地、西屋敷、操出、い、会所裏、葭野、屋敷の順に存在する。東に神宮寺、西に当知町、南に宝神、北に多加良浦町が接する[WEB 7]。字元美は飛び地として僅かな区画が存在し、東に善進町、西及び北に高木町、南に神宮寺が接する[WEB 7]

字一覧

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宝神町と前身である小碓村大字宝神の小字は以下の通り[2][WEB 7]。消滅した字については背景色    で示す。

裏屋敷(うらやしき)
会所裏(かいしょうら)
会所東(かいしょひがし) 議念(ぎねん)
操出(くりだし) 三角(さんかく)
山藤(さんとう) 敷地(しきじ)
神宮寺前(じんぐうじまえ)
中川埋(なかかわうめ) 西川埋(にしかわうめ)
西屋敷(にしやしき)
東川埋(ひがしかわうめ) 東屋敷(ひがしやしき)
元美(もとみ) 屋敷(やしき)
屋敷東(やしきひがし)
葭野(よしの)
蓮台越(れんだいこし)
 

歴史

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町名の由来

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来新田・宮寺新田の合成地名[3]。宝来新田は、尾張国愛知郡の新田。はじめ、大宮司新田と言った。神宮寺新田は、熱田神宮寺の名義を借りて開拓されたことに由来する[3]

行政区画の変遷

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  • 1878年明治11年)12月28日 - 愛知郡山藤新田・宝来新田・神宮寺新田・元美新田が合併し、同郡宝神新田として成立[1]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、愛知郡寛政村大字宝神新田となる[1]
  • 1906年(明治39年)5月10日 - 愛知郡小碓村大字宝神新田となる[1]
  • 1921年大正10年)
    • 8月12日 - 愛知郡小碓村大字宝神と改称する[1]
    • 8月22日 - 名古屋市編入に伴い、同市南区宝神町となる[1]
  • 1937年昭和12年)10月1日 - 港区編入に伴い、同区宝神町となる[1]
  • 1980年(昭和55年)3月2日 - 港区十一屋町・宝神町・十一屋三丁目の各一部により、同区宝神一丁目が成立する[1]
  • 1981年(昭和56年)6月21日 - 宝神一丁目に宝神町・十一屋町の各一部が編入される[1]。また、港区宝神町・十一屋町の各一部により宝神二丁目・宝神三丁目が、宝神町の一部により宝神四丁目・宝神五丁目がそれぞれ成立する[1]
  • 1987年(昭和62年)11月22日 - 宝神町の一部が港区稲永五丁目に編入される[4]

年表

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  • 1976年(昭和51年)
    • 3月31日 - 宝神汚泥処理場焼却炉が完成する[5]
    • 5月8日 - 宝神保育園が開園[6]

世帯数と人口

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2021年(令和3年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

町丁丁目 世帯数 人口
宝神町 517世帯 1,130人
宝神一丁目 234世帯 443人
宝神二丁目 732世帯 1,611人
宝神三丁目 802世帯 1,669人
宝神四丁目 877世帯 1,605人
宝神五丁目 540世帯 1,153人
3,702世帯 7,611人

人口の変遷

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宝神

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 6,182人 [WEB 8]
2000年(平成12年) 5,745人 [WEB 9]
2005年(平成17年) 5,717人 [WEB 10]
2010年(平成22年) 5,810人 [WEB 11]
2015年(平成27年) 6,312人 [WEB 12]

宝神町

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 1,348人 [WEB 8]
2000年(平成12年) 1,283人 [WEB 9]
2005年(平成17年) 1,209人 [WEB 10]
2010年(平成22年) 1,115人 [WEB 11]
2015年(平成27年) 1,099人 [WEB 12]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 13]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 14]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。

町丁・丁目 小学校 中学校 高等学校
宝神一丁目 名古屋市立港西小学校 名古屋市立宝神中学校 尾張学区
宝神二丁目
宝神三丁目 名古屋市立港西小学校
名古屋市立稲永小学校
名古屋市立宝神中学校
名古屋市立港南中学校
宝神四丁目 名古屋市立港西小学校 名古屋市立宝神中学校
宝神五丁目
宝神町字い 名古屋市立神宮寺小学校
宝神町字会所裏
宝神町字繰出
宝神町字敷地
宝神町字西屋敷
宝神町字ぬ 名古屋市立港西小学校
宝神町字元美 名古屋市立神宮寺小学校
宝神町字屋敷
宝神町字葭野 名古屋市立港西小学校
名古屋市立神宮寺小学校
宝神町字り 名古屋市立港西小学校

交通

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施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
750 m
3
2
1
略地図
1
名古屋市立宝神中学校
2
名古屋市上下水道局 宝神水処理センター
3
港西コミュニティセンター
  • 名古屋市立宝神中学校
  • 名古屋市上下水道局 宝神水処理センター
  • 港西コミュニティセンター
  • 宝神北公園
1981年(昭和56年)4月1日供用開始[WEB 15]
  • 宝神中央公園
1987年(昭和62年)4月1日供用開始[WEB 15]
  • 宝神第二公園
1981年(昭和56年)4月1日供用開始[WEB 15]

その他

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日本郵便

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  • 集配担当する郵便局は以下の通りである[WEB 16]
町丁 郵便番号 郵便局
宝神 455-0832[WEB 3] 名古屋港郵便局
宝神町 455-0833[WEB 5]

脚注

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注釈

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出典

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WEB

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  1. ^ a b 愛知県名古屋市港区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年4月14日閲覧。
  2. ^ a b c 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  4. ^ a b 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  6. ^ 港区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2020年11月15日閲覧。
  7. ^ a b c 名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2022年5月13日閲覧。「港区宝神町」のページを参考とした。
  8. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  9. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  10. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  11. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  12. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  13. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  14. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  15. ^ a b c 都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年3月31日閲覧。

書籍

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参考文献

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  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、名古屋、1992年3月31日。 NCID BN08352481全国書誌番号:93012879 
  • 諸戸満夫『土古山回顧 : 小碓村いまむかし』愛知県郷土資料刊行会、名古屋、1985年。ISBN 4871610373 
  • 名古屋市会事務局 編『総合名古屋市年表 昭和編 6』名古屋市会事務局、1995年3月22日。 

関連文献

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関連項目

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外部リンク

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