久留米駅
久留米駅 | |
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くるめ Kurume | |
所在地 | 福岡県久留米市京町 |
所属事業者 | ■九州旅客鉄道 |
電報略号 | クル |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,927人/日(降車客含まず) -2007年度- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)3月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 113.9 km(門司港起点) |
◄肥前旭 (3.5 km) (4.9 km) 荒木► | |
所属路線 | 久大本線 |
キロ程 | 0.0 km(久留米起点) |
◄- (- km) (4.9 km) 南久留米*1► | |
備考 |
JR九州直営駅(終日駅員配置) みどりの窓口 有 *1 久留米・南久留米間に久留米高校前駅が設置予定 |
久留米駅(くるめえき)は、福岡県久留米市京町にある九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。鹿児島本線と久大本線(ゆふ高原線)が乗り入れる。
全ての旅客列車が停車する。久留米市のJRの中心駅であるが、繁華街などの中心部からやや西に位置する。
2010年度に、全線開業予定の九州新幹線鹿児島ルートの駅が併設される予定である。これに伴って、在来線の線路および乗り場などの変更工事が行われており、今後駅舎や新幹線ホームの建設などが予定されている。
駅構造
島式ホーム2面4線と、ホームの一部を切り欠いた切欠式ホーム1線、合計2面5線のホームを有する地上駅。リニューアル前は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線が並ぶ配線であった。
現在は側線を含めて6本の線路が敷かれており、このうち一般旅客用には5本が使用されている。東側(駅舎側)のホームには1・3番と切り欠きホームの2番のりば、西側のホームには4・5番のりばが配置されている。
鉄筋コンクリート2階建ての駅舎は菊竹清訓により設計された。昭和43年(1968年)に出来たもので四代目にあたる。駅舎内には待合所・出札口・改札の他にジョイロード久留米支店やキヨスク、久留米市観光案内所、うどん店(中央軒)、ケンタッキー、am/pmがある。
のりば
1 | ■鹿児島本線 | 羽犬塚・瀬高・大牟田方面 |
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■久大本線 | 筑後吉井・日田方面 | |
2 | ■久大本線 | 筑後吉井・日田方面 |
3 | ■特急「リレーつばめ」 | 熊本・新八代・新幹線乗換鹿児島中央方面 |
■特急「有明」 | 熊本・光の森方面 | |
■特急「ゆふ・ゆふDX・ゆふいんの森」 | 日田・由布院・大分方面 | |
■寝台特急「はやぶさ」 | 熊本行 | |
■鹿児島本線 | 羽犬塚・瀬高・大牟田方面 | |
4 | ■特急「有明」 | 博多・小倉方面 |
■特急「リレーつばめ」 ■特急「ゆふ・ゆふDX・ゆふいんの森」 |
博多行 | |
■寝台特急「はやぶさ」 | 名古屋・東京方面 | |
■鹿児島本線 | 鳥栖・博多・小倉・門司港方面 | |
5 | ■鹿児島本線 | 鳥栖・博多・小倉・門司港方面 |
快速列車と普通列車の緩急接続は、当駅でなく1駅下った隣の荒木駅で行われている。
なお、2面3線だった頃は1番のりばは鹿児島本線下りと久大本線(主に特急列車)、2番のりばは久大本線、3番のりばは鹿児島本線上りが使用しており、鹿児島本線上りと久大本線の対面乗り換えも可能だった。
利用状況
- 1日の乗客者数は5,927人(平成18年度)
駅弁
- かしわめし
- くるめふるさと弁当
- にくめし
- 九州内の駅は「かしわめし」を駅弁として採用しているところが多いが、肉を採用している稀な駅(他には佐世保駅など)。
かつて駅弁を販売していた久留米中央軒は2003年末に廃業し、その後は鳥栖駅を拠点とする中央軒が営業を引き継いでいる。
バス
- 北九州 - 久留米線
- 福岡空港 - 久留米線
- 日田 - 久留米線
- 久留米市内各線(西鉄バス・堀川バス)
- 佐賀競馬場友の会バス
駅周辺
開業時は久留米市の中心部に位置したが、その後中心街が東(西鉄久留米駅方面)へ移動したために、現在では中心市街地の西部に位置している。駅前広場にはからくり時計がある。「筑後川花火大会」の際の最寄駅であり、最寄りの会場は駅から徒歩10分程である。
歴史
- 1890年(明治23年)3月1日 - 九州鉄道の駅として開業。
- 1891年(明治24年)4月1日 - 九州鉄道線が玉名駅まで開通。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1928年(昭和3年)12月24日 - 久大本線が筑後吉井駅まで開通。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 鳥栖貨物ターミナル駅開業により貨物列車の設定廃止。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物の取扱が終了。
- 2006年(平成18年)11月26日 - 九州新幹線工事に伴い線路およびのりば配置を変更。
かつては日本貨物鉄道(JR貨物)の施設があったが、九州新幹線の工事に伴い鳥栖駅に統合され、鳥栖貨物ターミナル駅となった。駅舎の北側に1面1線のコンテナホームが、構内西側に1面2線で上屋付きのコンテナホームが設置されていた。また、1980年代ごろまでは、駅の周囲にあるブリヂストン久留米工場やアサヒコーポレーション久留米工場、日本製粉久留米工場、ムーンスター久留米工場への専用線もあった。
その他
- 最高裁判例にもなった労働判例として有名な国労久留米駅事件の舞台になった。
- 駅名標には、市の花であるつつじが書かれている。
- 「筑後川花火大会」の際の最寄駅である。この際は駅が非常に混雑するため、帰りの切符等は前もって買っておくのが無難である。
- 駅自動放送は鳥栖駅や博多駅と違い、列車到着前の編成・車内案内などがない。接近放送と出発放送だけの簡単な構成になっている。
ギャラリー
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駅前風景
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改札風景
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駅構内風景。手前から順番に4,3,1番のりば。
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2番のりば
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5番のりば
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跨線橋の中
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市花のつつじが書かれた駅名標
隣の駅
外部リンク
関連項目
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