土(英:Dirt)は、オーバーワールドのほとんどのバイオームの最上層である草ブロックの層の下で、豊富に見つけることができるブロックである。
入手[]
自然生成から[]
土は様々な高度で見つけることができ、オーバーワールドのほとんどのバイオームで上部地形層の大部分を構成し、石の層と草ブロックの層を様々な厚さで埋めるように生成される。
平原、森林、雪原、ジャングル、吹きさらしの丘バイオームには、1チャンクあたり約1,850の土ブロックがある。また、村の一部の家にも生成されることもある。古代都市の一部としても生成される。
土はオーバーワールドで塊の形で生成されることがある。土は、すべてのバイオームのY=0以上の高度で、大きさ0〜160の塊をチャンクごとに15回生成しようとする。この時石、花崗岩、閃緑岩、安山岩、凝灰岩、深層岩を置き換える。
採掘から[]
土は、任意の道具や素手で破壊してもドロップするが、シャベルで破壊するのが最も早い。
ブロック | 土 | |
---|---|---|
硬さ | 0.5 | |
回収道具 | ||
採掘時間[注釈 1] | ||
デフォルト | 0.75 | |
木 | 0.4 | |
石 | 0.2 | |
鉄 | 0.15 | |
ダイヤモンド | 0.1 | |
ネザライト | 0.1 | |
金 | 0.1 |
耕地、土の道、草ブロック、菌糸、またはポドゾルは、シルクタッチなしで破壊されると、土をドロップする。耕地および土の道[JE限定]は、シルクタッチありで破壊しても土をドロップする。
Mobのドロップから[]
エンダーマンは、土ブロックを持っている場合、倒された時にそれをドロップする。
ワールド生成後[]
耕地は、その上でMobがジャンプするか、上面に固体ブロックが設置されるか、何も植えられておらず水の周囲4ブロック以内にない場合、土に変わる。
土の道は、上面に固体ブロックが設置されたとき、即座に土に変わる。
草ブロックと菌糸は様々な状況のもとで死滅し、その際に土に変わる。
再生可能な入手[]
2個の砂利と2個の土から4個の粗い土を製作し、それを設置し耕すことで、砂利を土に変換できる。砂利はピグリンとの物々交換によって再生可能であるため、この方法により土も再生可能となる。
Java Editionでは、苔ブロックを利用することでも土が再生可能である。苔ブロックは、水と溶岩から再生可能な石から変換でき、トウヒの大木の成長によりポドゾルに変換できるので、水、溶岩、苔ブロック、トウヒの苗木、骨粉がある限り土は再生可能である。ツツジも木に成長する時に苔ブロックを根付いた土に変換できる。この方法ならばBedrock Editionでも再生可能だが、変換されるのは一度に1ブロックのみであるためトウヒの大木に比べ効率は大きく劣る。
行商人からポドゾルを購入することでも土は再生可能であるが、一度に18ブロックまでしか買えないため、この方法では大量生産は行えない。
用途[]
土の主な用途は農業だが、容易に入手可能な建材ブロックとしても使用できる。
製作材料として[]
名前 | 材料 | クラフトのレシピ |
---|---|---|
粗い土 | 土 + 砂利 |
農業に[]
土は、苗木、サトウキビ、キノコ、スイートベリー、竹を育てる能力があり、適切な条件下で土に直接植えることができる。
土にクワを使うと耕地に変わり、小麦の種、カボチャの種、スイカの種、ジャガイモ、ニンジン、ビートルートの種を植えることができる。
土の道[]
草と菌糸の伝播[]
土ブロックが草ブロックに隣接し、明るさレベルが4以上だと、ランダムな間隔で最終的に草ブロックに変換される。
菌糸も同様に伝播するが、明るさレベルは9以上必要である。
泥[]
水入り瓶、水入りスプラッシュ瓶、水入り残留瓶を使用すると、土は泥に変化する。泥は粘土の再生化に重要であり、再生資源である土から粘土を無限に生産できる。
サウンド[]
サウンド | 字幕 | 分類 | 説明 | 名前空間ID | 字幕キー | 音量 | ピッチ | 減衰 距離 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブロックが破壊される | ブロック | ブロックを破壊する | block.gravel.break | subtitles.block.generic.break | 1.0 | 0.8 | 16 | |
なし[sound 1] | エンティティによる | 落下ダメージを受ける高さからブロックに落下する | block.gravel.fall | なし[sound 1] | 0.5 | 0.75 | 16 | |
ブロックが採掘される | ブロック | ブロックを採掘する | block.gravel.hit | subtitles.block.generic.hit | 0.25 | 0.5 | 16 | |
ブロックが設置される | ブロック | ブロックを設置する | block.gravel.place | subtitles.block.generic.place | 1.0 | 0.8 | 16 | |
足音 | エンティティによる | ブロックの上を歩く | block.gravel.step | subtitles.block.generic.footsteps | 0.15 | 1.0 | 16 |
サウンド | 分類 | 説明 | 名前空間ID | 音量 | ピッチ |
---|---|---|---|---|---|
ブロック | ブロックを破壊する | dig.gravel | 1.0 | 0.8-1.0 | |
ブロック | ブロックを設置する | dig.gravel | 1.0 | 0.8-1.0 | |
ブロック | ブロックを採掘する | hit.gravel | 0.17 | 0.5 | |
プレイヤー | 落下ダメージを受ける高さからブロックに落下する | fall.gravel | 0.4 | 1.0 | |
プレイヤー | ブロックの上を歩く | step.gravel | 0.3 | 1.0 | |
プレイヤー | ブロックの上でジャンプする | jump.gravel | 0.1 | 1.0 | |
プレイヤー | 落下ダメージを受けない高さからブロックに落下する | land.gravel | 0.17 | 1.0 |
技術的情報[]
ID[]
名称 | 名前空間ID | 翻訳キー |
---|---|---|
土 | dirt | block.minecraft.dirt |
名称 | 名前空間ID | 数値ID | 翻訳キー |
---|---|---|---|
土 | dirt | 3 | tile.dirt.default.name |
データ値[]
Bedrock Editionでは、土は以下のデータ値を使用している。
データ値 | 説明 | |
---|---|---|
0 | 土 | |
1 | 粗い土 |
ブロック状態[]
Bedrock Editionでは、土は以下のブロック状態を使用している。
名前 | デフォルト値 | 取り得る値 | 説明 |
---|---|---|---|
dirt_type | normal
| normal | 土 |
coarse | 荒れた土 |
歴史[]
Java Edition pre-Classic | |||||
---|---|---|---|---|---|
rd-160052 | 土が追加された。 | ||||
草は明かりの下で土に広がる。 | |||||
Java Edition Classic | |||||
0.24_SURVIVAL_TEST | 草ブロックと土が、破壊されたときに土をドロップするようになった。 | ||||
Java Edition Indev | |||||
? | 土が草とは異なるサウンドを使用するようになった。 | ||||
20100206 | 土がクワで耕すことで耕地に変化するようになった。 | ||||
Java Edition Infdev | |||||
20100617-2 | より多様な洞窟のために、土が砂利とともに自然に地下に生成されるようになった。 | ||||
Java Edition Beta | |||||
1.8 | Pre-release | 土が村に自然に生成されるようになった。 | |||
Java Edition | |||||
1.0.0 | Beta 1.9 Prerelease | 菌糸が追加され、土に伝播するようになった。 | |||
Beta 1.9 Prerelease 5 | 土のテクスチャが変更された。外周付近の粒が若干異なる。 | ||||
1.4.2 | 12w38a | 土の設置音と足音が新たに与えられた。 | |||
1.7.2 | 13w36a | 草が伝播しない亜種の「草の生えない土」が追加された。ブロックIDはminecraft:dirt/1 である。 | |||
1.8 | 2014年6月11日 | Ryan Holtzが粗い土の存在をクラフトレシピと共に明らかにした。(訳:粗い土ブロックは元の草のない土ブロックと同じIDと同じブロックIDとデータ値を使用するので、ワールド生成の観点から透過的な切替になります。その結果、草のない草ブロックがある古いワールドでも、自動的に土に切り替えられるはずです。) | |||
14w25a | 草の生えない土が粗い土に置き換えられた。 | ||||
14w27b | ブロックモデルフォーマットに配列が追加されたため、土のテクスチャがランダムに回転するようになった。 | ||||
1.11 | 16w39a | 土が洋館に生成されるようになった。 | |||
1.13 | 17w47a | dirt IDの様々な亜種のブロック状態が独自のIDに分割された。
| |||
平坦化以前は、このブロックの数字IDは3だった。 | |||||
1.14 | 19w05a | 行商人がポドゾルを売るようになったため、土が再生可能になった。 | |||
1.16 | 20w07a | ピグリンとの物々交換により砂利が再生可能となったため、粗い土にクラフトし耕すことで、より容易に再生可能となった。 | |||
1.17 | 20w45a | シャベルを使用すると土の道に変化するようになった。 | |||
21w06a | 土の塊がY=0より下に生成されるようになった。 | ||||
21w07a | 土の塊がY=0より下に生成されなくなった。 | ||||
1.18 | 21w37a | 廃坑の起点となる部屋の床として生成されなくなった。[1][2] | |||
1.19 | 22w11a | 水入り瓶、水入りスプラッシュ瓶、水入り残留瓶を使用すると、泥に変化するようになった。 | |||
22w13a | 古代都市の一部として生成されるようになった。 | ||||
Pocket Edition Alpha | |||||
Pre-release | 土が追加された。 | ||||
0.4.0 | 土がくわで耕すことで耕地に変化するようになった。 | ||||
0.8.0 | 土のテクスチャがランダムに回転するようになった。 | ||||
0.9.0 | 草の生えない土が追加された。 | ||||
0.11.0 | build 1 | 土が草の道ブロックを壊すことで得られるようになった。 | |||
Pocket Edition | |||||
1.1.0 | build 1 | 土が森の洋館に生成されるようになった。 | |||
Bedrock Edition | |||||
1.2.0 | beta 1.2.0.2 | 草の生えない土が粗い土に置き換えられた。 | |||
1.10.0 | beta 1.10.0.3 | 土が再生可能になった。 | |||
Legacy Console Edition | |||||
TU1 | CU1 | 1.0 | Patch 1 | 1.0.1 | 土が追加された。 |
問題点[]
「土」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
ギャラリー[]
サバンナバイオームに見られる草の生えない土(現在は粗い土)。
外部リンク[]
- Duncan Geereによる「Block of the Week: Dirt」 Minecraft.net、2018年2月23日