コンテンツにスキップ

鮫洲駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鮫洲駅
東口外観(2007年7月)
さめず
Samezu
(【鮫洲運転免許試験場】)
KK04 青物横丁 (0.5 km)
(0.8 km) 立会川 KK06
地図
所在地 東京都品川区東大井一丁目2-20[1]
北緯35度36分18.5秒 東経139度44分33.1秒 / 北緯35.605139度 東経139.742528度 / 35.605139; 139.742528座標: 北緯35度36分18.5秒 東経139度44分33.1秒 / 北緯35.605139度 東経139.742528度 / 35.605139; 139.742528
駅番号 KK05
所属事業者 京浜急行電鉄(京急)
所属路線 本線
キロ程 2.7 km(品川起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[京急 1]8,851人/日
-2021年-
開業年月日 1904年明治37年)5月8日[1]
テンプレートを表示
駅舎外観(西口側)

鮫洲駅(さめずえき)は、東京都品川区東大井一丁目にある京浜急行電鉄(京急)本線である[1]。駅番号はKK05[1]

隣の青物横丁駅との駅間距離は0.5 kmと近接している[2]

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線の外側に通過線を2線を有する高架駅[2]。ホーム有効長は6両編成分である。時間によっては、普通列車が後続の優等列車や回送などを複数まとめて待避するため、7 - 10分程度停車することがある。品川駅を出てから初めての列車待避が可能な駅である。

外気に晒される高架かつ島式のホームでの長時間待避が常態化しているため、利用客からの意見を受けて、2008年3月22日に京急本線のホームで初めて待合室が設置された[5]。以前は、戸閉半減を用いて停車中の電車の一部ドアを閉鎖していた。

地平時代の鮫洲駅は、間に本線を挟む相対式ホームの待避駅であった[6]

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 KK 本線 下り 羽田空港方面 / 横浜三浦海岸方面[1]
2 上り 品川新橋方面[1]

利用状況

[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員9,348人である[京急 2]。京急線全72駅中57位。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
1990年(平成02年) 6,704 [* 1]
1991年(平成03年) 6,393 [* 2]
1992年(平成04年) 6,178 [* 3]
1993年(平成05年) 6,099 [* 4]
1994年(平成06年) 5,838 [* 5]
1995年(平成07年) 5,779 [* 6]
1996年(平成08年) 5,447 [* 7]
1997年(平成09年) 5,304 [* 8]
1998年(平成10年) 5,260 [* 9]
1999年(平成11年) 5,183 [* 10]
2000年(平成12年) 5,096 [* 11]
2001年(平成13年) 5,104 [* 12]
2002年(平成14年) 10,534 5,192 [* 13]
2003年(平成15年) [10]10,367 5,090 [* 14]
2004年(平成16年) [11]10,094 4,997 [* 15]
2005年(平成17年) [12]9,809 4,838 [* 16]
2006年(平成18年) 9,830 4,841 [* 17]
2007年(平成19年) 9,725 4,790 [* 18]
2008年(平成20年) 9,817 4,852 [* 19]
2009年(平成21年) 9,777 4,838 [* 20]
2010年(平成22年) 9,439 4,657 [* 21]
2011年(平成23年) 9,072 4,473 [* 22]
2012年(平成24年) 8,995 4,452 [* 23]
2013年(平成25年) 9,525 4,715 [* 24]
2014年(平成26年) 9,744 4,844 [* 25]
2015年(平成27年) 10,306 5,117 [* 26]
2016年(平成28年) 10,509 5,227 [* 27]
2017年(平成29年) 10,821 5,392 [* 28]
2018年(平成30年) 11,234 5,614 [* 29]
2019年(令和元年) 11,313 5,639 [* 30]
2020年(令和02年) [京急 3]8,471
2021年(令和03年) [京急 1]8,851
2022年(令和04年) [京急 2]9,348

駅周辺

[編集]

駅西方にはマンションが立ち並び、東方には古い民家と低いビルの混在する雑然とした町並みが広がっている。東方100メートルほどの所に旧東海道があり、立会川駅とともに土佐藩屋敷があった周辺として歴史上の史跡もいくつか存在するが、品川宿として整備されている青物横丁以北ほどは未だ整備されていない。また当駅のすぐ北の地下をりんかい線が交差し、駅北東に品川シーサイド駅があるが、りんかい線と京急本線の直接の接続駅は設けられていない。

官公庁・公共施設

[編集]

教育機関

[編集]

郵便局・金融機関

[編集]

史跡・自然

[編集]
  • 鮫洲公園

ランドマーク

[編集]

店舗

[編集]

交通

[編集]

バス路線

[編集]

最寄バス停留所は、駅からやや離れた大井消防署前または南品川三丁目となる。どちらの停留所も以下の路線バス京浜急行バスにより運行されている。

都営バス東京工科専門学校前停留所、鮫洲運転免許試験場前停留所も、同程度の距離がある。

隣の駅

[編集]
京浜急行電鉄
KK 本線
モーニング・ウィング号」・イブニング・ウィング号」・エアポート快特・快特・特急・急行
通過
普通
青物横丁駅 (KK04) - 鮫洲駅 (KK05) - 立会川駅 (KK06)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k 鮫洲駅”. 京浜急行電鉄. 2019年9月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 京急の駅、p.48。
  3. ^ 沿線地域の活性化を目的に2020年3月 4駅の駅名を変更します』(PDF)(プレスリリース)京浜急行電鉄、2019年1月25日、2頁。オリジナルの2020年3月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200309182021/https://www.keikyu.co.jp/resource_pastnews/pdf/company/news/2018/20190125HP_18229TS.pdf2020年3月9日閲覧 
  4. ^ “特集)京急開業120年 仲木戸駅誕生から115年 生まれ変わった京急6駅 歴史と全駅ビフォア&アフター”. ヨコハマ経済新聞. (2020年3月14日). オリジナルの2020年3月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200320053807/https://www.hamakei.com/column/316/ 2020年3月27日閲覧。 
  5. ^ 京急への手紙 京浜急行電鉄株式会社 ご案内センター
  6. ^ parrot (2017-03-31), 京急2000形 快速特急品川~京急久里浜 前面展望 1988年, https://www.youtube.com/watch?v=A_7C5qoWqRo 2018年7月30日閲覧。 
  7. ^ 品川区の統計
  8. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  9. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  10. ^ 平成15年度1日平均乗降人員・通過人員
  11. ^ 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員
  12. ^ 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ a b https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/train-info_kakueki_avr.pdf
  3. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日閲覧。
東京都統計年鑑

参考文献

[編集]
  • 佐藤良介『京急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2006年2月1日。ISBN 4533061753 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • 鮫洲駅(各駅情報) - 京浜急行電鉄