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神奈川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神奈川駅
駅舎(2007年1月)
かながわ
Kanagawa
KK35 京急東神奈川 (1.0 km)
(0.7 km) 横浜 KK37
地図
所在地 横浜市神奈川区青木町1-1
北緯35度28分17秒 東経139度37分38.8秒 / 北緯35.47139度 東経139.627444度 / 35.47139; 139.627444座標: 北緯35度28分17秒 東経139度37分38.8秒 / 北緯35.47139度 東経139.627444度 / 35.47139; 139.627444
駅番号 KK36
所属事業者 京浜急行電鉄(京急)
所属路線 本線
キロ程 21.5 km(品川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,065人/日
-2022年-
開業年月日 1905年明治38年)12月24日
備考 1956年 京浜神奈川駅より改称
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神奈川駅(かながわえき)は、神奈川県横浜市神奈川区青木町にある、京浜急行電鉄(京急)本線である。駅名は東海道宿場神奈川宿に由来する。駅番号KK36。 

歴史

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1872年明治5年)、品川駅 - 横浜駅(現桜木町駅)に日本最初の鉄道が仮開業してすぐに神奈川駅が設置された。その後、1928年に横浜駅が現在位置に移転したため廃止となった経緯もあるが由緒のある駅名である。この神奈川駅は現在の神奈川県横浜市神奈川区金港町6[2]にあたる。また、東京横浜電鉄(現東急東横線反町駅 - 横浜駅にも神奈川駅が存在していた。

当駅の開業時は国有鉄道の神奈川駅に接する京浜電気鉄道ターミナル駅であったが、路線が横浜駅まで延伸されるとその役割を譲った。その後の市街化も横浜駅周辺で進んでいるため、当駅は小規模な中間駅となっている。

年表

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駅構造

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ホーム(2023年7月)

6両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。JR東海道本線と京急が切通し部を併走し、これを乗り越す道路橋の青木橋のたもとに駅舎がある。上下線ともにホーム幅員は狭く、下りホームは線路側に向けて傾斜している。コンコース幅員も同様に狭くなっており、自動改札機も2通路しか設置されていない。

開業時は横浜側のターミナルであったが、京急本線の横浜駅乗り入れに伴う駅舎移転や駅名の変更が度々行われた結果、2020年(令和2年)現在は普通電車のみ停車する小規模な駅となっている。

1992年(平成4年)には「神奈川宿歴史の道」の道筋に位置していることから清水の舞台をイメージした駅舎に改築された[4]

バリアフリー施設としては、改札内コンコースとホームを結ぶ車椅子専用の階段昇降機器がある。階段の幅と昇降機器の幅がともに同じであるため、車椅子利用者が昇降機器を使用する場合、階段を一時閉鎖させる。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KK 本線 下り 横浜三浦海岸方面
2 上り 羽田空港方面 / 品川方面

利用状況

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2022年度の1日平均乗降人員は4,065人である[5]。横浜駅が徒歩圏内にあるため、京急線全72駅の中では最も少ないが、安針塚駅の方が少ない年もある。都道府県名と同名の駅の中では、山口県にある山口駅に次いで2番目に少ない。

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[6]
年度 1日平均
乗降人員[7]
1日平均
乗車人員[8]
出典
1980年(昭和55年) 2,718
1981年(昭和56年) 2,726
1982年(昭和57年) 2,690
1983年(昭和58年) 2,634
1984年(昭和59年) 2,567
1985年(昭和60年) 2,463
1986年(昭和61年) 2,493
1987年(昭和62年) 2,432
1988年(昭和63年) 2,540
1989年(平成元年) 2,638
1990年(平成02年) 2,553
1991年(平成03年) 2,650
1992年(平成04年) 2,622
1993年(平成05年) 2,595
1994年(平成06年) 2,595
1995年(平成07年) 2,689 [* 1]
1996年(平成08年) 2,636
1997年(平成09年) 2,563
1998年(平成10年) 2,584 [* 2]
1999年(平成11年) 2,590 [* 3]
2000年(平成12年) 5,450 2,786 [* 3]
2001年(平成13年) 5,437 2,752 [* 4]
2002年(平成14年) 5,513 2,789 [* 5]
2003年(平成15年) 5,608 2,847 [* 6]
2004年(平成16年) 5,482 2,740 [* 7]
2005年(平成17年) 5,454 2,722 [* 8]
2006年(平成18年) 5,375 2,661 [* 9]
2007年(平成19年) 5,372 2,648 [* 10]
2008年(平成20年) 5,478 2,702 [* 11]
2009年(平成21年) 5,467 2,689 [* 12]
2010年(平成22年) 5,363 2,643 [* 13]
2011年(平成23年) 5,081 2,501 [* 14]
2012年(平成24年) 4,896 2,419 [* 15]
2013年(平成25年) 4,720 2,341 [* 16]
2014年(平成26年) 4,635 2,294 [* 17]
2015年(平成27年) 4,741 2,343 [* 18]
2016年(平成28年) 4,560 2,257 [* 19]
2017年(平成29年) 4,637 2,297 [* 20]
2018年(平成30年) 4,872 2,413 [* 21]
2019年(令和元年) 4,751 2,354 [* 22]
2020年(令和2年) 3,713
2021年(令和3年) 3,913
2022年(令和4年) 4,065

駅周辺

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国道1号国道15号に挟まれているため、自動車の往来は激しいが、人通りは少ない。駅周辺に目立った商業施設はなく、周辺の雑居ビルや宮前商店街飲食店コンビニエンスストア郵便局などがある程度である。横浜駅も徒歩圏内(徒歩約9分)である。

隣の駅

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京浜急行電鉄
KK 本線
モーニング・ウィング号」・イブニング・ウィング号」・快特・特急・急行
通過
普通
京急東神奈川駅 (KK35) - 神奈川駅 (KK36) - 横浜駅 (KK37)

脚注

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出典

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  1. ^ 内務省地理局測量課編「横浜実測図」 内務省、1881年2月
  2. ^ 1881年当時の住所は、神奈川県橘樹郡高島町十丁目22[1]
  3. ^ a b 電気車研究会発行「鉄道ピクトリアル」1998年7月臨時増刊号(通巻656号)129ページ
  4. ^ 神奈川駅”. 京浜急行電鉄. 2021年3月13日閲覧。
  5. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日閲覧。
  6. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
  7. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  8. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  9. ^ 青木橋”. 横浜市交通局. 2021年3月13日閲覧。
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 23ページ
  2. ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)224ページ
  3. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 226ページ
  4. ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 224ページ
  5. ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 224ページ
  6. ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 224ページ
  7. ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 226ページ
  8. ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 226ページ
  9. ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 228ページ
  10. ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 232ページ
  11. ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 242ページ
  12. ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF, 1.38MB) - 240ページ
  13. ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF, 2.36MB) - 240ページ
  14. ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF, 830KB) - 236ページ
  15. ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF, 509KB) - 238ページ
  16. ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 240ページ
  17. ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF, 536KB) - 240ページ
  18. ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF, 533KB) - 248ページ
  19. ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 240ページ
  20. ^ 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 224ページ
  21. ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 224ページ
  22. ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 224ページ

関連項目

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外部リンク

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