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ドーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドーサ

ドーサ(奥)とココナッツチャツネ(左)、サンバール(右)
タミル語 தோசை (Dosai)
カンナダ語 ದೋಸೆ (Dose)
コンカニ語 पॉळॉ (Pollo)
マラヤーラム語 Dosha
マラーティー語 Ghavan / Dheerda
テルグ語 Dosa / Minapattu
トゥル語 Dose
英語 Dosa

ドーサは、南インドクレープ様の料理である。

とウラッド・ダール(皮を取って二つに割ったケツルアズキダール)を吸水させてからペースト状にすりつぶし、泡が立つまで発酵させた生地を熱した鉄板の上でクレープのように薄く伸ばして焼く。

ジャガイモなどを香辛料と炒め煮にしたものをドーサでくるんだマサラ・ドーサ英語版、焼く過程で伸ばした生地の焼けていない部分を削り取って薄く焼いたペーパー・ドーサ、生地に小麦粉全粒粉を加えたゴドゥマイ・ドーサ、セモリナを加えたラヴァ・ドーサ英語版シコクビエ粉を加えたラギ・ドーサ、茹でてつぶしたジャガイモを加えたウルライキジャング・ドーサ、ジャガリー黒砂糖)を加えた甘いヴェッラ・ドーサなど、様々なバリエーションがある。

ココナッツトマトなどの塩味のチャツネサンバールと一緒に食べることが多い。南インドでは朝食のメニューとして人気がある。スリランカではトーサイと呼ばれ、特にタミル人の間で人気がある。

ドーサの生地

発酵の進んだドーサの生地に刻んだ野菜を加えて厚めに焼き上げるとウッタパム英語版(タミル語:ஊத்தப்பம்)ができる。