伊藤秀男

日本のイラストレーター

伊藤 秀男(いとう ひでお、1950年 - )は、日本イラストレーター画家児童文学作家愛知県出身。名古屋造形芸術短期大学卒業。

伊藤 秀男
ペンネーム 伊藤 秀男
誕生 (1950-04-26) 1950年4月26日(74歳)
愛知県
職業 イラストレーター画家
児童文学作家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 名古屋造形芸術短期大学洋画科
主な受賞歴 小学館絵画賞
公式サイト 公式ウェブサイト
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略歴

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愛知県津島市生まれ、名古屋市立工芸高校 デザイン科卒業、名古屋造形芸術短期大学 洋画科卒業[注 1]

1976年の初個展以来、全国各地で個展を開いている[1]ガラス絵絵も描き、子供達に絵を教えていたこともある[注 2]挿絵として林真理子 作『素晴らしき家族旅行[2]、『幸福御礼』などの作品もある。

1982年中川正文 作『じぞうぼん』のイラストで絵本作家デビュー[3]、イラスト専門ではなく児童文学作家として絵本の著作もある。

1999年にはBIB(ブラティスラヴァ世界絵本原画展スロバキア)に『北越雪譜より くまにたすけられた男』[4]を出展、日本の絵本原画展(ボローニャ)、現代日本絵本原画中国展(上海・北京)などにも出展している。

主な作品として、『うしお』作・絵、『けんかのきもち』絵、『タケノコごはん』絵、『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの?』絵、などがある。

受賞歴

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  • 1992年 第41回 小学館絵画賞(小学館児童出版文化賞) - 『海の夏』
  • 1992年 講談社「年鑑日本のイラストレーション」新人賞 - 『海の夏』
  • 2001年 第40回 高橋五山賞 絵画賞 - 『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの?』
  • 2002年 第7回 日本絵本賞 大賞 - 『けんかのきもち』作:柴田愛子[5]
  • 2002年 第12回 けんぶち絵本の里大賞 びばからす賞 - 『けんかのきもち』
  • 2010年 IBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト イラストレーション作品の部門 - 『うしお』[6]
  • 2011年 第2回 JBBY(日本国際児童図書評議会)賞 イラストレーション作品の部門 - 『うしお』[7]
  • 2016年 第21回 日本絵本賞 - 『タケノコごはん』作:大島渚[8]

著作

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作・イラスト

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イラスト

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1980年代

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1990年代

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2000年代

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2010年代

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脚注

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注釈

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  1. ^ えかき・伊藤秀男 公式サイト、プロフィール、より。
  2. ^ 2001年作『けんかのきもち』著者説明より。
  3. ^ 絵本作家の田畑精一せなけいこいわむらかずお西巻茅子田島征三伊勢英子、伊藤秀男、長谷川集平について、仕事場風景、インタビュー、全著作リスト等を掲載する。
  4. ^ 立原えりか作 25作品に、25人の作家たちが絵を描いた作品。
  5. ^ 平成27年度企画展現代作家シリーズ Ito Hideo exhibition(一宮市三岸節子記念美術館

出典

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  1. ^ Artist紹介 - 伊藤秀男”. L gallery. 2019年7月15日閲覧。
  2. ^ 素晴らしき家族旅行 - ドラマ詳細データ(美術:タイトル字)”. テレビドラマデータベース. 2019年7月15日閲覧。
  3. ^ a b c 名作『じぞうぼん』(福音館書店)から27年。新作絵本 誕生!!”. 「絵本で子育て」センター. 2019年7月15日閲覧。
  4. ^ a b ブラティスラヴァ世界絵本原画展”. 日本国際児童図書評議会. 2019年7月15日閲覧。
  5. ^ a b 日本絵本賞 受賞作品(第7回 参照)”. 全国学校図書館協議会/毎日新聞社. 2019年7月15日閲覧。
  6. ^ a b IBBY Honour List (2010) illustration(51ページ参照)”. IBBY. 2019年7月15日閲覧。
  7. ^ a b JBBY賞とは”. 日本国際児童図書評議会. 2019年7月15日閲覧。
  8. ^ a b 第21回日本絵本賞、受賞作品決定”. 国立国会図書館 国際子ども図書館 (2016年4月25日). 2019年7月15日閲覧。
  9. ^ 伊藤秀男(インタビュー)「絵本作家インタビュー【くすのきしげのりさんと12名の絵本作家たち】」『絵本ナビ』、イード (企業)https://www.ehonnavi.net/style/154/9/2019年7月15日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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