歓楽街(かんらくがい)は、飲食店や映画館などのレジャー施設が多数集まっている地区のことである。盛り場、ネオン街とも称される。 都市部においては、昼間も活気があるイメージの「繁華街」という言葉に対し、夜間に営業されるスナックやバー、クラブなど、酒類の提供を主とする飲食店や、場所によっては性風俗産業(風俗街)なども集まる夜の街を強調する意図をもって言い表すことが多い。 夜間営業の店が多いため、電飾(ネオン)を多用した派手で目立つ看板が多いのが特徴である。また、旅行者が訪れる温泉街や宿場町などには、都市部ほど派手ではなく数も少ないが、歓楽街と称される一帯が付随していることが多い。業種の構成そのものは都市部とさほど違いはないが、外観は大きく異なる。 新宿区・歌舞伎町、札幌市・すすきの、福岡市・中洲は日本三大歓楽街と言われ、特に歌舞伎町は国内最大規模である。