フィランソロピー、フィランスロピー(英: Philanthropy)とは、基本的な意味では、人類への愛に基づいて人々の「well being」(幸福、健康、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)など)を改善することを目的とした、利他的活動や奉仕的活動、等々を指す。あるいは慈善的な目的を援助するために、時間、労力、金銭、物品などをささげる行為のことである。従来日本語では「慈善活動」「博愛」「人類愛」などとも呼んできた。この意味では「チャリティー」に近い。または、特定の活動や事業のために、長い年月をかけて労力や資金を支援するようなこと。 philanthropyというのは、古希: φίλος philosフィロス(ピロス)(=愛、愛すること)と、古希: άνθρωπος ánthrōposアントロポス(=人類)という言葉から成っている表現であり、基本的に「人類を愛すること」という意味がある。 フィランソロピーを実践している人はフィランソロピストと呼ばれる。日本語で「篤志家(とくしか)」と呼んできたものでもある。