セルモーター(またはセルスターター)(英: starter, self starter, starter motor) は、自動車や発電機などで使われる内燃機関(エンジン)を始動させるためのモーター(電動機)である。 セルモーターという呼び方は和製英語である。1942年(昭和17年)3月発売の「2602年型トヨタトラック」(トヨタ・KB型トラック)のカタログには「スターチング・モーター及リング・ギヤー」と記されている ことから、少なくともこの頃は英語の呼称をそのまま使っていたと思われる。「セルスターター」は、モーターの駆動にバッテリー電池(cell)を利用することから「cell starter」と呼んだという説と、英語のself starterから来ているという説がある。 国内自動車製造者では部品名称としてトヨタ自動車、ダイハツ工業、三菱自動車工業がスタータ、マツダがスターター、SUBARUがスタータモータ、日産自動車、本田技研工業がスターターモーター、スズキがスターティングモータと称している。