アメ
アメは、Pokémon GO、ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ、Pokémon Sleepに登場するアイテムの種類。
Pokémon GO
ポケモンの進化および強化に使用する。各進化系統につき1種のアメが用意されており、そのうちの最も低い段階のポケモンの名前がつけられている。その進化系統に属するポケモンの進化・強化にのみ用いることができる。たとえば、フシギダネ・フシギソウ・フシギバナは全てフシギダネのアメでしか強化できず、他の種類のアメは使用できない。ニドラン♀系統とニドラン♂系統ではそれぞれ異なるアメが用意されている。それぞれのアメは、名前がついているポケモンの色・模様を元にした配色となっている。各アメの配色はアメ一覧の記事を参照。
2017年2月17日のVer.0.57.2へのアップデートでサワムラーのアメとエビワラーのアメは廃止されバルキーのアメに統合された。アップデート前にサワムラー・エビワラーのアメを持っていた場合はそれらを合計した個数のバルキーのアメを持っている状態になった。
ふしぎなアメ
レイドバトルが実装された2017年6月23日のアップデート(Ver.0.67.1)で、レイドバトルの報酬として実装された。バッグから使用してポケモンを選ぶと、選んだポケモンに対応したアメに変換できる。
→詳細はふしぎなアメ#Pokémon GOにおけるふしぎなアメを参照。
アメXL
トレーナーレベル31以上[1]のプレイヤーのみが入手でき、捕獲やタマゴの孵化等の際に低確率で通常のアメと共に少数手に入る。また、通常のアメ100個をアメXL1個に変換することもできる。ポケモンのレベルを40より高くするには、通常のアメではなくアメXLを使用する。初段の40→40.5の強化から既にアメXLが10個必要となり(変換のみで強化しようとするとアメが1000個必要な計算になる)、これまでより必要なアメ数は格段に多くなるため、新たにポケモンを捕獲してアメXLを狙う、いつでも冒険モードやふしぎなアメで積極的にアメを集めるといった行動が必要になる。
→詳細はアメXLの記事を参照。
入手法
アメの入手法は以下のとおり。トレーナーレベル40以上のプレイヤーの場合は同時にアメXLも入手できる可能性がある。
フレンドとポケモンを交換したときにもらえるアメの個数はお互いが交換するポケモンの捕獲された場所の距離が遠いほど多くなる。
方法 | 入手個数 | |
---|---|---|
アメ | アメXL | |
捕獲 | ||
未進化ポケモン[※ 1] | 3個 | 0~3個 |
1進化ポケモン | 5個 | 1~4個 |
2進化ポケモン | 10個 | 2~5個 |
伝説のポケモン/幻のポケモン | 3個 | 3~6個 |
パイルのみを使う | ×2 | 影響なし |
ぎんのパイルのみを使う | ×2.3334[2] | |
メガシンカのボーナス[※ 2] | +1~2個 | |
ゲンシカイキのボーナス | +1~2個 | |
タマゴをかえす | ||
2kmタマゴをかえす | 5~10個 | 0~8個 |
5kmタマゴをかえす | 10~21個 | 0~16個 |
7kmタマゴをかえす | 10~21個 | 0~16個 |
10kmタマゴをかえす | 16~32個 | 0~24個 |
12kmタマゴをかえす | 16~32個 | 0~24個 |
フレンドとポケモン交換 | ||
距離:10km未満 | 1個 | 0~1個 |
距離:10km以上100km未満 | 2個 | 0~1個 |
距離:100km以上 | 3個 | 1個 |
転送 | ||
ウィロー博士にポケモンを送る | 1個 | 0~1個 |
Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイのGOパークにポケモンを送る | 1個 | 0~1個 |
Pokémon HOMEにポケモンを送る | 1個 | 0~1個 |
その他 | ||
ポケモンを進化させる | 1個 | - |
相棒ポケモンに選んで一定距離(1km, 3km, 5km, 20kmのいずれか)歩く | 1個 | 0~1個 |
ジムにいるポケモンにきのみを与える(低確率) | 0~1個 | 0~1個 |
2017年2月16日(Ver.0.57.2)のアップデート以前は1進化ポケモン・2進化ポケモンを捕まえたときにもらえるアメの数は未進化ポケモンと同じで3個だった[3]。
進化
- 詳細については進化表 (GO)を参照。
アメはポケモンを進化させるために必要となる。進化させるために必要なアメの数は、通常は以下のように決まっている。
- 2進化するポケモンでは、1進化目に25個、2進化目に100個のアメが必要となる。
- ベイビィポケモンは1進化目に25個、2進化目に50個のアメが必要となる。
- 1進化するポケモンでは50個のアメが必要となる。
- シンオウのいしが必要な進化には、上記に関わらず100個のアメが必要となる。
例外は以下の通り。
- 1進化するポケモン
- 2進化するポケモン
ズバット・コイル・サイホーン・タッツー・トゲピー・ウリムー・ヨマワルは実装時は進化するために必要なアメは50個、ポリゴンもポリゴン2実装時は進化するために必要なアメは50個だったが、2進化目のポケモンが実装された際に1進化目に必要なアメが25個に減少した。
本編における通信進化をするポケモンについては、フレンドから交換でもらったポケモンであればアメを消費せずに進化させられる。
- 進化させるタイミングは受け取ったプレイヤーが任意で選べる。
- 該当ポケモンに進化する前の状態であっても良い。例えば交換で受け取ったケーシィをアメ25個でユンゲラーに進化させた後、アメを消費せずフーディンに進化できる。
- 一度交換されたポケモンを再度交換に出すことはできないため、本編と違い、相手側で進化してもらって送り返すということができない。
- チョボマキ・カブルモはそれら同士の交換でなくても条件を満たす。
また、進化するためにアメ以外のアイテムを消費する場合もある。
- 第二世代・第五世代で初登場したたいようのいしで進化するポケモンはたいようのいしがアメに加えて必要となる。
- 第二世代で初登場した進化の際に特定のもちもの(アップグレード・メタルコート・りゅうのウロコ・おうじゃのしるし)を持たて通信交換する必要性があるポケモンは、同様のアイテムがアメに加えて必要となる。
- 第四世代で初登場したしんかのいしやもちもの・特定のわざを必要とするポケモンは、シンオウのいしがアメに加えて必要となる。
- 第五世代で初登場したたいようのいし以外のしんかのいしを必要とするポケモンは、イッシュのいしがアメに加えて必要となる。
- ただし、ガラルのすがたのダルマッカがヒヒダルマに進化する際はアメ以外のアイテムを必要としない。
- コレクレーがサーフゴーに進化する際はコレクレーのコインが999個必要となる。アメは必要ない。
- 第一世代・第三世代のしんかのいしで進化するポケモンは、アメ以外に特別なアイテムを必要としない(リージョンフォームを含む)。
ライトポケモンは進化に必要なアメが通常の0.9倍(小数点以下切り捨て)になる。
強化
強化にはアメとほしのすなが必要となる。強化に必要なアメの量は強化レベルによって異なる。強化レベルを1からレベル40まで上げるためにはアメが304個必要になる。
強化に必要なアメの量はシャドウポケモンでは通常の1.2倍、ライトポケモンでは通常の0.9倍になる(小数点以下切り上げ)。シャドウポケモンの強化に必要なアメの量は2020年3月3日のアップデート前は通常の3倍だった[6]。
開放
ほしのすなとアメを消費して「開放」を行うと、新しいスペシャルアタックを覚えられる。コストはポケモンの種類によって異なり、一部の例外を除けば相棒ポケモンがアメを獲得するために必要な距離と対応している。
→詳細は開放の記事を参照。
リトレーン
シャドウポケモンをリトレーンするためにはほしのすなとアメが必要になる。必要なアメの個数は相棒ポケモンがアメを獲得するために必要な距離(km)と等しい。
フォルムチェンジ
一部のポケモンで「すがたを変える」を行う際にアメが必要になる場合がある。
→詳細はフォルム (GO)の記事を参照。
フィールド効果
ポケモンのわざのフィールド効果を発生させるためにはほしのすなとアメが必要になる。
→詳細はフィールド効果の記事を参照。
ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
ポケモンの覚醒値上昇に使用する。
全てのポケモンに使える特定のステータスを上げるアメ(たとえばこうげきを上げるこうげきのアメ)と、特定のポケモンに使える全てのステータスを上げるアメ(たとえばピカチュウのアメ)が存在する。特定のポケモンに使えるアメはすべての能力の覚醒値を1上げ、ポケモンのレベルの制限はない。特定のステータスを上げるアメは必要な個数が無印>L>XLで、下記の制限がある。
- 無印: レベル制限なし。覚醒値を50までしか上げることができない。
- L: レベル30以上のポケモンにしか使用できない。覚醒値を100までしか上げることができない。
- XL: レベル60以上のポケモンにしか使用できない。覚醒値を上限の200まで上げることができる。
基本情報
- 買値:(売ってない)
- 売値:10円
- 入手方法:各地で拾うほか、ポケモンを捕まえた時にもらえることがある。
- むじんはつでんしょでビリリダマのアメを拾える。
- 一部のコーチトレーナーの勝利報酬として相棒ポケモンのアメをもらえる。
説明文
- げんきのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの たいりょくを 上げる。
- ちからのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの こうげきを 上げる。
- まもりのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの ぼうぎょを 上げる。
- ちしきのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの とくこうを 上げる。
- こころのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの とくぼうを 上げる。
- はやさのアメ
- エネルギーの つまった アメ。 ポケモンの すばやさを 上げる。
- ○○○のアメL(○○○はげんき、ちから、まもり、ちしき、こころ、はやさのどれか)
- エネルギーの つまった 大きい アメ。 レベル30 以上の ポケモンの ○○○を 上げる。(○○○はたいりょく、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさのどれか)
- ○○○のアメXL(○○○はげんき、ちから、まもり、ちしき、こころ、はやさのどれか)
- エネルギーの つまった 特大の アメ。 レベル60 以上の ポケモンの ○○○を 上げる。(○○○はたいりょく、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさのどれか)
- (ポケモン名)のアメ
- エネルギーの つまった アメ。 特定の ポケモンの 能力を すべて 上げる。
Pokémon Sleepにおけるアメ
アメ (Sleep)を参照。
脚注
- ↑ 2022年6月1日より前はトレーナーレベル40以上がアメXL入手の条件だった。
- ↑ 2020年12月のGO Beyondアップデート以前は×2
- ↑ Pokémon GO の アプリバージョン 0.57.2(Android _ iOS)へのアップデートを開始しました。 - Pokémon GO、2017年2月16日投稿。
- ↑ トゲキッス実装後は2進化するポケモン扱いになったため25個のアメでトゲチックに進化できるようになった。
- ↑ 元々はオニゴーリへの進化に必要なアメは50個だったが、2019年2月1日のアップデートでユキメノコが実装された際にオニゴーリ・ユキメノコのどちらに進化する場合もアメが100個必要になった。
- ↑ 強力なシャドウポケモンが現れたようです! - Pokémon GO、2020年3月2日投稿。
各言語版での名称
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