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2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節

2016年06月11日(土)  19:03 Kick Off

AWAY 埼玉スタジアム2002

4

浦和レッズ

試合終了

0-2

0前半0
0後半2
3

鹿島アントラーズ

  • 52' 金崎 夢生
  • 88' 鈴木 優磨

試合経過

森脇 良太 イエローカード 25'
27' イエローカード 小笠原 満男
52' ゴール 金崎 夢生
梅崎 司 → 駒井 善成 交代 58'
宇賀神 友弥 → 関根 貴大 交代 58'
66' 交代 遠藤 康 → 杉本 太郎
李 忠成 → ズラタン 交代 69'
72' イエローカード 山本 脩斗
74' 交代 土居 聖真 → 鈴木 優磨
駒井 善成 イ���ローカード 85'
87' 交代 カイオ → 永木 亮太
88' ゴール 鈴木 優磨
90+1' イエローカード 杉本 太郎
鹿島、敵地埼玉スタジアムで6年ぶりの勝ち点3!全員の力で2-0と浦和に完封勝利!

1stステージ逆転優勝へ向けて、鹿島はこの大一番を最高の形で制した。一進一退の攻防から金崎の先制点、そして鈴木のPKによる追加点で浦和を2-0と突き放し、6年ぶりの埼玉スタジアム勝利を手にした。
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後ろから曽ケ端、西、植田、昌子、山本、中盤に柴崎、小笠原、遠藤、カイオ、そしてツートップに土居、金崎と現時点でのベストメンバーをスターティングイレブンにそろえた鹿島は、序盤から浦和ゴールへ向かって果敢に攻める。しかしこの試合で勝って、ステージ優勝へ向けて前進したい浦和も興梠、武藤らが虎視眈々とゴールを狙った。一進一退の攻防が続き、目の離せない展開が前半は続いた。

前半、鹿島にとっての最大のチャンスはアディショナルタイム。柴崎のパスから最後は遠藤がゴール前で反転しつつ、ラストパス。これを金崎がヘディングで狙うが、これはポスト直撃で先制点とはならなかった。

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後半に入っても、アップテンポの展開は続く。そして52分、カウンターからついに鹿島へ歓喜の瞬間が訪れる。相手のパスミスからカウンターでカイオがドリブルで相手陣内に持ち込み、右サイドを駆け上がる柴崎へパス。ここから柴崎が中に入る金崎の動きを良く見て、絶妙のグラウンダークロスを入れる。そして最後は金崎が体ごと浦和ゴールに突っ込むような形で待望の先制点を手にした。

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これで鹿島に勢いが出るかと思われたが、ホームの浦和も黙ってはいない。興梠、李、武藤の”KLM”トリオが柏木らとの連係で圧倒的な攻めを見せる。また途中交代で入ったズラタンや駒井、関根といった選手たちもチャンスを演出する。かなり押し混まれる時間が続いたが、この日、鹿島を支えたのはチーム最年長、キャプテンの小笠原だった。その圧倒的な戦術眼で、相手の危険な芽を次から次と摘み取る。その体を張った献身的なプレーでチーム全体を鼓舞し続けた。

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そして再三の猛攻を跳ね返した鹿島は88分、追加点を決める。小笠原のクロスを途中交代でピッチに立った鈴木が胸トラップ。そしてゴールへ迫ろうとした瞬間、駒井に倒され、PKを得た。

ここで鈴木は自らがキッカーになることをアピールし、周りも受け入れる。そして鈴木は日本代表のGKでもある西川からしっかりゴールを奪い、追加点を決めた。

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その後、追いつきたい浦和が前がかりになるところを再三カウンターで脅かし、ゲームを見事にクローズさせた。結果は、2-0。鹿島はキャプテンの小笠原を中心に全員が結束して、この大きな大きな勝ち点3を手にした。

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これで逆転優勝へ向けて、大きく前進したことは間違いない。しかしまだ首位の川崎Fを超えることはできていない。我々ができることは、残り2試合も勝利すること。再び、全員の力を結集して。

<この試合のトピックス>
・リーグ戦における埼玉スタジアムでの浦和戦勝利は2009年12月5日の最終節(1-0)以来。
・リーグ戦における浦和戦勝利は2010年3月6日の第1節(カシマ:2-0)以来。
・鈴木が初のPKゴール。



スタッツ

浦和レッズ 鹿島アントラーズ
16 シュート 13
8 GK 18
6 CK 4
16 直接FK 7
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 1

試合データ

入場者数
51,674人
天候
晴、弱風
気温 25.4℃ / 湿度 53.0%
ピッチ
全面良芝、乾燥
主審
ベンジャミン ウィリアムズ
副審
五十嵐 泰之
山口 博司
第4の審判員
榎本 一慶