この項目では『ペーパーマリオRPG』の仲間キャラクターについて記述しています。その他の作品に登場するヨッシーの幼体については「チビヨッシー」をご覧ください。

チビヨッシー（Mini-Yoshi）は、ペーパーマリオシリーズに登場するキャラクター。

概要[]

『ペーパーマリオRPG』で初登場。モヒカンと水玉パンツが特徴の生まれたてヨッシー。最初の登場はタマゴの状態で、ウーロン街でホットドッグ屋のミスター・チン（Switch版では「ミスター・チンミ」）に追い回されていた。屋根に逃げた所をマリオに助けられて着いていき、アイアンシンエモンに敗れた後に孵化。「のみこみ」で彼らの無敵の防御力を逆に利用してリベンジを果たし、以降も旅を共にする。一人称は「オレ」で負けず嫌いで好戦的な性格であり、マリオのことをガンスから与えられたリングネームである「ゴンザレス」と呼ぶ。
フィールドではXボタンを押すとマリオがチビヨッシーに搭乗。搭乗中は前作『マリオストーリー』におけるポコピーのように移動速度が上がり、ジャンプするとパレッタのように一定距離のガケをふんばりジャンプで飛び越えることができる。戦闘では、1ダメージを何度も与える技を軸に戦う。防御力が高い敵が天敵だが地上の敵なら「のみこみ」でカバーでき、またチャージやピンチデガンバルPなど攻撃力を上げる外部手段が多く存在するため前作のレサレサ以上の使い勝手を誇る。HPは初期で10、スーパーランクで20、ウルトラランクで30。
生まれた時にプレイヤーが自由に名前を付けることができ、以降のゲーム内ではその名前で呼ばれ続ける。「チビヨッシー」というのはいわばデフォルトネームで、一部システムメッセージでもこの名前で呼ばれる。

登場作品[]

ペーパーマリオRPG

初登場作品。エピローグでのクリスチーヌのメールで、「グレート・ゴンザレス・ジュニア」として一人で闘技場に挑んでいる事が明かされている。

スーパーペーパーマリオ

カメレゴン城にフィギュアが置かれている他、カードとして登場。ストーリークリア後モノノフ王国で100人抜きを達成すると、モノノフ王からピュアハートの代わりの賞品として、本作の他の仲間のものと共にもらえる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

『X』や『Wii U』でフィギュアやシールとして登場。

技[]

ヒップドロップ

• FP:0
• アクションコマンド:連打系（Rを連打）

ふんばりジャンプで敵単体の頭上まで飛び、連続ヒップドロップで攻撃する。一撃につき1ダメージで、初期で最大4回、スーパーランクで5回、ウルトラランクで6回攻撃する。天井にいる敵には無効。一撃のダメージが2以上に上昇している場合、一撃ごとに1ずつ下がり1に戻る。敵の頭上まで来たタイミングか着地したタイミングにAでアクロバット。

のみこみ

• FP:4
• アクションコマンド:タメ系（Rを押しマークが光ったタイミングで離す）

最前列の敵を舌で捕えて飲み込み、吐き出して防御力貫通攻撃。初期で4ダメージ、スーパーランクで5ダメージ、ウルトラランクで6ダメージ。一つ後ろにいる敵にも吐き出した敵をぶつけて攻撃できるが、こちらには防御力貫通効果はない。空中にいたり大きすぎたりして飲み込めない敵には無効。アイアンシンエモンにダメージを与えられる唯一の攻撃である。吐き出したタイミングにAでアクロバット。

ミニミニタマゴ

• FP:3
• アクションコマンド:タイミング系（マークが光るタイミングでA）

スーパーランクで習得。アクションコマンドが成功する度にタマゴを生み、生み終わるとそれを敵全体にランダムに投げる。一撃につき1ダメージで、スーパーランクで最大3回、ウルトラランクで4回攻撃する。一定確率でヒットした敵をミニミニ状態にする。チャージしても一撃のダメージは上がらないが、それ以外の影響で2以上になったダメージは減衰しない。最後のタマゴがヒットしたタイミングにAでアクロバット。

たいぐんヨッシー

• FP:6
• アクションコマンド:連打系（LとRを交互に連打）

ウルトラランクで習得。ヨッシーの大群を呼んで敵全体に突撃させる。一撃につき1ダメージで、最大6回攻撃する。天井にいる敵には無効。一撃のダメージが2以上に上昇している場合、一撃ごとに1ずつ下がり1に戻る。大軍を呼ぶ口笛をしたタイミングにAでアクロバット。

見た目の違い[]

チビヨッシーは7種類のいずれかの姿で生まれてくる。違いは見た目だけで性能に差は無い。どの姿で生まれるかは、ミスター・チンから救出しマリオの後ろについてくるようになってから、アイアンシンエモンに敗北し会話イベントに入るまでの時間で決まる。時間の周期は20分で1周し最初に戻る。
緑は公式絵などでも使われているデフォルトカラーの位置付けで、生まれる時間の範囲が長い。一方黒と白はヨッシーシリーズなどと同じくレアカラーの位置付けで、生まれる時間の範囲が短い。

説明文[]

大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U フィギュア説明文

『ペーパーマリオRPG』では、出会いは卵。

生まれてすぐナマイキ、生まれてすぐヤンチャ。

生まれてすぐ負けずぎらいな赤ちゃんヨッシー。

小さなくせに、一人前に背中にマリオを乗せ、

汗をかきかきジャンプするがんばり屋さんだ。

そんな彼は、マリオのことをゴンザレスと呼ぶ。

理由を書こうにも、ああ残りスペースが……。

余談[]

• エピローグでゴロツキタウンを離れるマリオを仲間たちが見送る中で、チビヨッシーは初めてマリオを「ゴンザレス」ではなく「マリオ」と呼ぶが、それでもチャンピオンとしての姿が好きだと言いゴンザレスとして別れを告げるシーンがある。しかし北米版などでは翻訳にミスがあり、このシーンより前の一部箇所でもマリオのことを「マリオ」と呼んでしまっている。

• Switch版では再度マリオ達の前にマジョリンが現れるシーンで何故かマジョリンを知っている。この変更はランペルを再度倒した時にカゲ3人組の事をゴンザレスから聞いたと言っているからだと思われる。

関連リンク[]

• ヨッシー
• チビヨッシー
• アカリン - 前作の赤ちゃんの仲間