マリオペディア
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よお〜し! こんな わたしにも きっと
できることが あるはず!
みなさんを… なかまを しんじて がんばりますわ!

—オリビア

オリビア (Olivia) は、ペーパーマリオシリーズに登場するキャラクター。

概要[]

ペーパーマリオ オリガミキングで初登場。本作におけるマリオの相棒キャラクターであり、オリーの妹。オリーと同じく折り紙であり、こちらは黄色い二股の帽子と服を身につけている。足の部分は茶色い。髪は金髪で長く後ろで三つに分かれており、帽子が外れるシーンではおかっぱの前髪も確認できる。また、体の内側がホッチキスで止められていることが一部のシーンで確認できる。

一人称は「わたし」で、崩れたお嬢様口調でしゃべる。明るく優しく思いやりがあり、他人に強く当たることは無いに等しいが、それゆえ一度落ち込んでしまうと中々立ち直れない面も持つ。また天然な部分も持ち合わせ、その優しさが変な方向に向けられることもある。世間知らずで好奇心旺盛な、いわゆる箱入り娘。「ペラペラもオリガミも元は同じ一枚の紙」という考えから兄であるオリーのキノコ王国征服には反対である。

能力[]

過去作の仲間のように、フィールドでは様々な攻略のヒントを教えてくれる。それに加えてボス戦でも攻略のヒントを教えてくれる。

また、マリオはオリビアと共にいることで様々な魔法陣が使える。カミの手もオリビアが近くにいることで発動できるものである。各地でボスとして立ちはだかるカミさまを倒すとその折り方を記した本に変化し、オリビアはそれを覚える事でそれぞれのカミさまに対応した魔法陣を使って、自らをカミさまに折り直してその力を使うことができるようになる。

過去[]

元は、オリガミ祭りのメインを飾る出し物として準備されていたオリガミ城の主として、オリガミ職人がオリーと共にいのち折りで生み出す予定だった。しかしオリーは命が宿ると同時にいきなり怒り出し、オリガミ職人を壁に閉じ込めてしまう。その後にオリーが共に力を合わせオリガミ王国を生み出すため、いのち折りでオリビアを生み出した。しかしオリビアはオリーの考えを拒み何度も止めようとしたため、ピーチ城の壁に閉じ込められてしまった。

閉じ込められた時期は、ピーチ城に閉じ込められていたことからキノピオタウン襲撃の際である可能性が高い。プリンセスピーチ号の事件から、オリーがキノピオタウン襲撃前から侵略活動をしていた可能性を踏まえると、生み出されてから閉じ込められるまでには一定の期間が空いていたことが推測される(実際にプロローグでは「あれだけ止めたのに」というセリフが聞ける)。しかしオリーと共にオリガミ職人の家を出て行ったとされるブンボー軍団や、彼らが守るカミテープのことは知らなかった。ブンボー軍団側もオリーの妹である事に構わず襲ってくるが、セロハンテープのみはオリビアがオリーの妹であることを知っているような発言をする。

登場作品[]

ペーパーマリオ オリガミキング
初登場作品。兄であるオリーのオリガミ王国建設の考えに反対し、ピーチ城地下の壁に閉じ込められていた。ムシブロ火山の上に運ばれたピーチ城の中に入るため、マリオと5本のカミテープを解放する旅に出る。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
スピリットとして登場。
TETRIS 99
『ペーパーマリオ オリガミキング』とのコラボイベントで入手出来るテーマの背景として登場。

活躍[]

赤カミテープ[]

「1.5倍」についてよく分かっていなかったり、ヘイホーとマンホールを間違えたりと、序盤から天然らしさを出している。ミハラシタワーではエレベーターガールをやってみたかったという話が聞ける。

青カミテープ[]

モミジ山に向かうロープウェイで記憶喪失のボムへいと出会い、彼をボム平と呼んで旅を共にすることになる。カミテープのあるOEDOランドを敢えてスルーしようとすると露骨にがっかりするほど行きたがる。そこのスタッフルームでは、OEDO大劇城に潜入する際にちょうど良さそうなクリボーのかぶりものを見てバカうけしていた。

黄色カミテープ[]

かぜわたりの谷でオリビアはオリーにより大岩に潰され、それを助けるためにボム平が自爆しいなくなってしまう。そのショックでかぜぬけるトンネルに泣き篭っていたが、ボム平の霊のアドバイスでマリオがクリボーのかぶりものを使って笑わせたことにより立ち直る。ヤケスナ大さばくでは火ガミどうくつの入り口を開けるため、「美しい声としなやかな体を持つ者」として照れながらも「ヘキガの呪文」をマスターし歌って踊った。

紫カミテープ[]

大海原探索中、自分が生まれたキノコ島の家でオリガミ職人と初めて出会う。オリガミ職人がオリーを折ったことはこの時初めて知った。去り際、オリガミ職人は「きっと何かの役にたつから」とオリビアにとあるメモを渡す。

緑カミテープからオリガミ城[]

てんくうスパーランドではこれまでマリオと敵対してきたカメックと初めて会うが、オリビアはその詳しい過去を知らずカメックも今回は味方に徹したため、終始カメックにいい人である印象を持っていた。ジャングルおんせんの分かれ道では勘で道を選ぶも全て外している。クッパ城ハサミを撃���した後、およびオリガミ城ホッチキスを撃破した後には、オリーを止められる自信が無くなり落ち込んでしまうが、クッパに励まされ元気を取り戻し覚悟を決める。

最終決戦[]

オリーとカミさまの力同士でぶつかり合い、一度敗れたオリーにペラペラの人と仲良くすることを諭した。それでもなおオリーが紙相撲で襲ってくると、クッパを巨大な紙相撲の力士に折り直し同じ土俵に立たせた。それに敗れても諦めず、さらに巨大化してカミの手を備え襲ってくるオリーに対抗し、最後の手としてオリガミ職人からもらったメモを使って特別な魔法陣を生み出す。オリーの様々な妨害にも負けず、ついに魔法陣を使ってオリビアが変身したのは、巨大な「オリビアハンマー」だった。これによってオリーはとどめをさされ、元の姿に戻った。その時もオリビアは「目を覚まして」とオリーのことを思っていた。

エンディング[]

戦いが終わり改心したオリーは、オリビアに自身の腹部のメモを読ませオリガミ職人の思いを知る。そしてオリビアに千羽ヅルを託して生き絶えた。オリビアはツルの折り方が分からなかったが、駆けつけたオリガミ職人に教わって、最後のいのち折りでオリーだった紙を折り1000羽目を完成させる。その千羽ヅルに願ったことは、オリーが折った折り紙を全て元に戻す事だった。願いは叶えられ折られた全てのものが元に戻ったが、それと共にオリビアもいなくなる。オリビアもまた、オリーが生み出した折り紙だった。

大博物館の100%コンプリート後のスタッフロール後には、無事開催されたオリガミ祭りのオリガミ城の玉座に、オリガミ職人がオリーとオリビアを模した折り紙を並べる様子が見られる。

関連リンク[]

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