出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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かたな【刀、釖】
- 武器として使う片刃の刃物。
- かれが台詞(せりふ)を云いきらぬうちに舞台にがっくり倒れたのを見て、更におどろいて騒いだ。勘平の刀は舞台で用いる金貝(かながい)張りと思いのほか、鞘(さや)には本身(ほんみ)の刀がはいっていたので、角太郎の切腹は芝居ではなかった。 (岡本綺堂 『半七捕物帳』「勘平の死」)〔1917年〕
- 江戸時代の武士が脇差(wp)と共に差した大刀。
- 今時、大を刀カタナ(加太奈)と曰ひ、小を脇挟ワキサシ(和木左之)と曰ふ(『和漢三才図会』巻第21)
- 小振りの太刀(wp)。刃を上に向けて帯にさす刀剣。
- 小さい刃物。きれもの。
「かた」は「片」、「な」は「刃」の古語(wp)。
語義1
語義2