SIG MPX
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SIG Sauer MPX | |
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![]() SIG MPX (サイレンサー+ドットサイト装備) | |
種類 | 短機関銃 |
原開発国 |
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開発史 | |
製造業者 | SIG Sauer |
製造期間 | 2013 - |
諸元 | |
重量 | 2.7 kg (6.1ポンド) |
全長 |
|
銃身長 |
114 mm (4.5インチ) 165 mm (6.5インチ) 203 mm (8インチ) |
| |
弾丸 | 9x19mmパラベラム弾 .40S&W弾 .357SIG弾 |
作動方式 | ガス圧作動方式,クローズドボルト |
発射速度 | 850発/分 |
装填方式 | 10・20・30発ボックスマガジン |
SIG MPXとは、シグ・ザウエル&ゾーン社のアメリカ合衆国現地法人SIG SAUER社が設計した短機関銃である。
概要
[編集]9x19mmパラベラム弾仕様のサブマシンガンであり、AR-15とH&K MP5の中間のようなデザインをしているのが特徴。
作動方式はH&K HK416のようなロータリング式ガスピストン機構とクローズド・ボルト[1]であり、 発射速度は毎分850発になっている。
2015年にはMPXの設計に準じたライフル弾仕様の自動小銃SIG MCXが発表された。
バリエーション
[編集]軍、法執行機関用
[編集]- MPX
- 通常のMPX
- MPX-K
- 4.5インチバレルを搭載したコンパクトモデル。
- MPX-SD
- 消音器を装着しているモデル。
民間用モデル
[編集]- MPX-P
- ストックを取り除いて6.5インチバレルに交換した拳銃。
- MPX-PSB
- スタビライジング・ブレイスを装着し、短機関銃のような形状にした拳銃。
- MPX-C
- 銃身を16.5インチにしたカービン銃モデル。
使用国
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アルゼンチン: 警察が使用。
ドミニカ共和国: 警察特殊部隊が使用。
タイ: 警察が使用
インドネシア: 警察が使用。
バングラデシュ: 陸軍パラコマンド部隊が使用。
インド: 国家警備隊が使用
ポーランド: GROM部隊が使用。
シンガポール: 特殊部隊が使用。
香港: 反恐特勤隊及び同部隊に合併された鉄道対応部隊が使用。
台湾:中華民国陸軍高空特種勤務中隊、中華民国海軍陸戦��特勤隊、中華民国警察が使用。
アメリカ合衆国: 陸軍が使用。
日本: 陸上自衛隊特殊作戦群、海上自衛隊特別警備隊がMPX用弾薬を購入しているため、運用試験が行われている可能性がある。
登場作品
[編集]ゲーム
[編集]- 『バトルフィールド4』
- 『バトルフィールド ハードライン』
- 『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』
- 「KF5」の名称で登場。キャンペーンではアトラスやセンチネル、KVA、朝鮮人民軍等の兵士が使用している。
- 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII』
- 「BAS-P」の名称で登場。メキシコ軍特殊部隊やPMCが装備している。マルチプレイヤーではカスタムにてレシーバーを交換することでM13(SIG MCX) となる。
- 『グランド・セフト・オートV』
- 「コンバットPDW」の名称で登場。
- 『レインボーシックス シージ』
- 『VALORANT』
- 「スペクター」の名称で登場。サプレッサー標準装備。
- 『アリーナブレイクアウト』
- 『ブルーアーカイブ』
- 「美甘ネル」「早瀬ユウカ」MPX-K
映画
[編集]- 『ジョン・ウィック:パラベラム』
- コンチネンタル・ホテル内の銃撃戦でジョン・ウィックが使用。
脚注
[編集]- ^ Ayoob, Massad (14 May 2014). Gun Digest Book of SIG-Sauer. Iola, Wisconsin: F+W Media. ISBN 978-1-4402-3920-5