東アフリカ大旱魃は2010年から2012年まで東アフリカを襲った大規模な旱魃。「過去60年間で最悪」とも言われており、ソマリア、エチオピア、ケニアと近隣諸国が影響を受け、食糧不足により1200万人以上が生活を脅かされた。旱魃がひどい地域と食糧危機が発生している地域は必ずしも重ならない。飢饉の被害は内戦が激しい南部ソマリアが特にひどく、住民の多くは隣国のケニアとエチオピアに逃れているが、人口密度の高さ、不衛生、栄養失調により、合わせて25万人超が死亡した。
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