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JABA九州大会

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JABA九州大会(JABAきゅうしゅうたいかい)は、日本野球連盟の九州地区連盟が主催する社会人野球の大会である。社会人野球日本選手権大会の選考対象大会の1つである。

概要

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シーズン序盤にあたるゴールデンウィーク後に行われている地区連盟主催大会の1つであり、九州を中心とした16チームが優勝を争う。会場は北九州市民球場をメイン球場とし、予選ブロックでは北九州市立大谷球場オーヴィジョンスタジアム下関も使用される。

2007年から社会人野球日本選手権大会選考対象大会の1つとなり、優勝チームは同大会への出場が決まる。長らくトーナメント戦で大会を行ってきたが、2009年から予選リーグと決勝トーナメントの併用となった[1]

2003年には、福岡ダイエーホークスのファームが参加して話題となった(1回戦は大分ハーキュリーズに辛勝したが、2回戦で東芝に打ち負けた)。それ以降、プロの参戦はない。

歴代優勝チーム

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年度 優勝チーム 決勝戦スコア 準優勝チーム 備考
1946年(第1回) 八幡製鐵 -
1947年(第2回) 大洋漁業 -
1948年(第3回) 大洋漁業 -
1949年(第4回) 星野組 -
1950年 大会中止
1951年(第5回) 大昭和製紙 -
1952年(第6回) 八幡製鐵 -
1953年(第7回) 八幡製鐵 -
1954年(第8回) 日鉄二瀬 -
1955年(第9回) 八幡製鐵 -
1956年(第10回) 日鉄二瀬 -
1957年(第11回) 日本コロムビア -
1958年(第12回) 八幡製鐵 -
1959年(第13回) 日炭高松 -
1960年(第14回) 東洋高圧大牟田 -
1961年(第15回) 丸善石油 -
1962年(第16回) 大和証券 -
1963年(第17回) 日本鉱業佐賀関 -
1964年(第18回) 電電東京 -
1965年(第19回) 日本楽器 -
1966年(第20回) 住友金属 -
1967年(第21回) 全鐘紡 -
1968年(第22回) 大昭和製紙 -
1969年(第23回) 大昭和製紙 -
1970年(第24回) サッポロビール -
1971年(第25回) 電電関東 -
1972年(第26回) 電電九州 -
1973年(第27回) 松下電器 -
1974年(第28回) 三菱重工広島 -
1975年(第29回) 東芝 -
1976年(第30回) 新日本製鐵八幡 -
1977年(第31回) 東芝 -
1978年(第32回) 神戸製鋼 -
1979年(第33回) 電電東京 -
1980年(第34回) 新日本製鐵八幡 -
1981年(第35回) 新日本製鐵大分 -
1982年(第36回) 日本鋼管 -
1983年(第37回) 日本通運 -
1984年(第38回) 日本通運 -
1985年(第39回) 住友金属 -
1986年(第40回) NTT四国 -
1987年(第41回) 東芝 -
1988年(第42回) 東芝 -
1989年(第43回) 東芝 -
1990年(第44回) 東芝 -
1991年(第45回) 東芝 -
1992年(第46回) 東芝 6-1 日本生命
1993年(第47回) 三菱重工長崎 26-3 日本新薬 東芝は大会29連勝で準々決勝敗退
1994年(第48回) 三菱重工長崎 12-7 新日鉄八幡
1995年(第49回) 東芝 11-7 三菱自動車水島
1996年(第50回) 東芝 7-1 JR東日本
1997年(第51回) 新日本製鐵八幡 18-17 JR九州
1998年(第52回) JR東日本 5-4 日本新薬
1999年(第53回) NTT九州 4-3 大分硬式野球倶楽部
2000年(第54回) 新日本製鐵八幡 - 三菱重工長崎
2001年(第55回) トヨタ自動車 7-5 東芝
2002年(第56回) JR東日本 6-4 NKK
2003年(第57回) 新日本石油 5-3 新日本製鐵八幡
2004年(第58回) 大阪ガス 3-1 新日本石油
2005年(第59回) 三菱重工長崎 6-2 東芝
2006年(第60回) 日立製作所 6-1 新日本石油ENEOS
2007年(第61回) トヨタ自動車 5-0 三菱重工長崎 同年から優勝チームに日本選手権への出場権が与えられる。
2008年(第62回) JR九州 6-4 Honda
2009年(第63回) Honda 3-1 トヨタ自動車
2010年(第64回 三菱重工長崎 8-3 トヨタ自動車
2011年 大会中止 東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響のため中止となった[2]
2012年(第65回 パナソニック 8-7 JR九州
2013年(第66回 Honda熊本 5-1 沖縄電力
2014年(第67回 Honda 2-1 NTT西日本
2015年(第68回 日立製作所 2-1 三菱重工長崎
2016年(第69回 NTT西日本 2-1 Honda
2017年(第70回 日本通運 3-2 SUBARU
2018年(第71回 三菱日立パワーシステムズ 5-1 NTT西日本
2019年(第72回 西部ガス 2-0 三菱日立パワーシステムズ
2020年 大会中止 新型コロナウイルスの影響のため中止となった。
2021年(第73回 パナソニック 5-2 沖縄電力
2022年(第74回 ENEOS 6-0 NTT東日本
2023年(第75回 西部ガス 7-0 Honda

脚注

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  1. ^ 2010年から、日本選手権の選考対象となっている大会は、試合形式が統一され全て予選リーグと決勝トーナメントの併用形式を採用している。
  2. ^ 8月に開催する予定だった同年の都市対抗野球が秋に延期となったため、日本選手権の開催も見送りとなった。

関連項目

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