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GE三洋クレジット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GE三洋クレジット株式会社
GE Sanyo Credit Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8565
2007年9月15日上場廃止
大証1部(廃止) 8565
2007年9月15日上場廃止
本社所在地 540-6019
大阪府大阪市中央区城見一丁目2番27号 クリスタルタワー19階
設立 1969年4月8日
2009年1月1日解散)
業種 その他金融業
事業内容 小口リース、特定業界向けファイナンス
代表者 代表取締役社長CEO 遠山卓治
資本金 201億50百万円(2007年12月31日現在)
総資産 5350億円(2007年12月1日現在)
従業員数 1270人(2008年12月1日現在)
主要株主 GE 100%
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GE三洋クレジット株式会社(ジーイーさんようクレジット)は、かつて存在した米ゼネラル・エレクトリック(GE)系の法人金融会社・GEフィナンシャルサービス株式会社の一事業部門。リース割賦販売などの事業を行う。

現在は日本GE株式会社の法人金融部門「GEキャピタル」に統合。

概説

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前身は三洋電機子会社三洋電機クレジット株式会社。三洋電機の上場子会社であったが2007年TOBにより買収されてGEのグループ会社となり[1]、翌2008年GE三洋クレジット株式会社に社名変更。その後、2009年1月1日に同じGE系列のGEフィナンシャルサービスに吸収合併され、同社の一部門となった[2]。そしてGEフィナンシャルサービスも、2010年1月1日にGEの日本法人である日本GEに吸収合併され、GE三洋クレジット部門もGEキャピタルに統合された。

元々は三洋電機の家電製品の月販部門として発足したが、1990年代後半には個人事業主中小企業を主な対象とした電気機器やカーリースなどのリース業、子会社の三洋倶楽部を通じた商工ローンの取扱いが過半を占めており、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスソニーファイナンスなど一般消費者向けのクレジットカードを取り扱うメーカー系信販とは売り上げ構成が異なっていた。三洋電機グループの中では高収益を上げていた。

主な事業

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沿革

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  • 1969年昭和44年)4月 - 三洋電機クレジット株式会社を設立(本社:大阪府守口市)。
  • 1992年平成4年)- 中央リソグラ印刷子会社化(後に三洋リソグラ印刷に商号変更)
  • 1994年(平成6年)- 本社を大阪市中央区に移転。
  • 1996年(平成8年)- 大阪証券取引所2部に上場。
  • 1997年(平成9年)- 東京証券取引所2部に上場。
  • 1998年(平成10年)- 子会社として株式会社三洋倶楽部を設立。
  • 1999年(平成11年)- 東証および大証1部に上場。三洋レンテックを設立。
  • 2000年(平成12年)- 三洋ファイナンシャルテクノロジー、三洋カーシステム、三洋ビジネスプランニング、シー・シー・エー設立。
  • 2002年(平成14年)- 三洋レンテック・三洋ビジネスプラニングが合併し、三洋ビジネスプラニングとなる。三洋ビジネスプラニングが三洋リソグラ印刷を吸収合併。シー・シー・エーを解散。
  • 2004年(平成16年)- 三洋メディカルパートナーズを解散。
  • 2005年(平成17年)12月 - 三洋電機再建の一環で、ゴールドマンサックスらに対する第三者割当増資を行い、筆頭株主が三洋電機からゴールドマンサックスとなる。
  • 2007年(平成19年)5月 - TOBなど一連の手続きを経て、ゼネラル・エレクトリックの100%出資子会社であるSTVパートナーズの子会社(97.15%)となり、東証・大証上場廃止。定款変更などを行い、株式を全部取得条項付にした後、11月にSTVパートナーズ以外の株主が端株になるよう株式の取得と交付が行われ、同社が完全子会社化。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月1日 - GE三洋クレジット株式会社に社名変更。
    • 8月1日 - 三洋ビジネスプランニングおよび三洋カーシステムを吸収合併。
  • 2009年(平成21年)1月1日 - GEフィナンシャルサービス株式会社に吸収合併され、会社解散[2]。同社の一事業「GE三洋クレジット」となった。GE三洋クレジット社長の遠山卓治は、GEフィナンシャルサービス株式会社の共同社長に就任。
  • 2010年(平成22年)1月1日 - GEフィナンシャルサービス株式会社が日本GE株式会社に吸収合併され解散。商工ローン子会社の三洋倶楽部はエスシー倶楽部へ社名変更し、GEキャピタル傘下で存続。

関連会社

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  • 株式会社エスシー倶楽部(旧・株式会社三洋倶楽部・事業者向けローンなどを扱う子会社)
  • 株式会社三洋ファイナンシャルテクノロジー
  • 有限会社サンヨー・シーアール・キャピタル・��ミテッド
  • RSインベストメント株式会社(ローヤル電機株式会社との合弁
  • 株式会社ハナテン(25%出資)

関連項目

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  • 三洋電機 - かつての親会社。
  • 三井物産 - 買収先として名前が挙がるが、最終的に交渉が決裂した[3]
  • NOVA - 受講料のクレジット契約に関して、取扱店取引を行っていた[4]

脚注

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  1. ^ インタビュー ジョン・フラネリー GEコマーシャル・ファイナンス・アジア社長 兼最高経営責任者(CEO) 東洋経済オンライン 2007年4月5日
  2. ^ a b GEフィナンシャルサービスとGE三洋クレジットが合併 日本GE コーポレート・コミュニケーション本部 01 October 2008
  3. ^ 三洋電機が三クレ株売却へ 三井物産が筆頭株主に 共同通信 2005年11月16日
  4. ^ 2007年6月14日プレスリリース「株式会社ノヴァとの取引について」

外部リンク

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