Freebase
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URL |
www |
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言語 | 英語 |
タイプ | オンラインデータベース |
運営者 | メタウェブ(Google) |
営利性 | 非営利 |
登録 | 任意 |
開始 | 2007年3月3日 |
現在の状態 | 2016年5月2日に終了。ウィキデータに移行。 |
ライセンス | ���リエイティブ・コモンズ・ライセンス |
Freebase(フリーベース)はかつて存在した知識ベースサイトである。
概要
[編集]メタウェブ(2010年にGoogleに買収された[1])によって運営されていたオンラインデータベースである[2][3]。2007年3月から一般に公開され、商用、非商用問わず使用可能なAPIなどが提供されていた。
メタウェブを買収したGoogleは2014年12月14日にFreebaseを段階的にシャットダウンすると発表し、ウィキデータへの移行を支援すると発表した[4]。2015年12月16日にGoogleはFreebase APIの代替となることを意味するKnowledge Graph APIを正式に発表した。Freebase.comは2016年5月2日に正式に閉鎖された[5][3]。
特徴
[編集]FreebaseにはウィキペディアやNNDB、MusicBrainzから抽出されたデータと、ユーザーから投稿されたデータを構造化された形で保持及びクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供しており、APIを通して利用可能であった。しかしFreebase自体はプロプライエタリであったが、2019年にGoogleがGitHub上に公開した[6]。
ティム・オライリーは公開された翌日にFreebaseを「Web 2.0における集合知と、構造化されたデータとの架け橋である」と評価した[7]。
脚注
[編集]- ^ "Metaweb joins Google" (Press release). Metaweb. 16 July 2010. 2012年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月16日閲覧。
- ^ Markoff, John (2007年3月9日). “Start-Up Aims for Database to Automate Web Searching”. The New York Times 2008年3月26日閲覧。
- ^ a b Tanon, Thomas; Vrandečić, Denny; Sebastian, Schaffert; Thomas, Steiner; Lydia, Pintscher (2016). From Freebase to Wikidata: The Great Migration. WWW '16: Proceedings of the 25th International Conference on World Wide Web. Republic and Canton of Geneva,Switzerland Conferences Steering Committee: International World Wide Web. pp. 1419–1428. doi:10.1145/2872427.287480910.1145/2872427.2874809. ISBN 978-1-4503-4143-1. 2020年7月6日閲覧。
- ^ “Freebase”. Google Plus (2014年12月16日). 2019年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月11日閲覧。
- ^ “So long and thanks for all the data!” (2016年5月2日). 2016年5月5日閲覧。
- ^ “graphd project on github.com” (2019年10月1日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ O'Reilly, Tim (2007年3月8日). “Freebase Will Prove Addictive”. O'Reilly Radar (O'Reilly Media). オリジナルの2008年10月14日時点におけるアーカイブ。 2014年9月6日閲覧。