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高浜駅 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高浜駅
駅舎(2009年1月)
たかはま
Takahama
(1.2 km) 梅津寺 IY02
地図上は松山観光港
所在地 愛媛県松山市高浜町1丁目
北緯33度53分0.27秒 東経132度42分7.34秒 / 北緯33.8834083度 東経132.7020389度 / 33.8834083; 132.7020389座標: 北緯33度53分0.27秒 東経132度42分7.34秒 / 北緯33.8834083度 東経132.7020389度 / 33.8834083; 132.7020389
駅番号 IY01
所属事業者 伊予鉄道
所属路線 高浜線
キロ程 0.0 km(高浜起点)
松山市から9.4 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
823[1]人/日
-2021年-
開業年月日 1892年明治25年)5月1日[2]
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高浜駅(たかはまえき)は、愛媛県松山市高浜町1丁目にある、伊予鉄道高浜線で同線の終着駅である[3]駅番号IY01

歴史

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1930年頃の高浜駅

駅構造

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単式ホーム1面1線で側線を有する地上駅で、有人駅である。かつては相対式ホーム2面2線だった。駅舎裏からわずかに伸びる線路は、昼間帯はラッシュ時増結用車両の留置線として使用されている。

現駅舎については「現在の位置に高浜駅が移転した明治38年(1905年)に完成した[6]」とする説と「昭和初期以降に建て替えられた[7]」とする説があり、伊予鉄の公式サイトでも双方が掲載されており真相ははっきりしない。現存する駅舎は2008年に解体された旧三津駅と同様に、駅屋根部分にアール・ヌーヴォー調のデザインが施されていたが、西側はのちに壁が上塗りされ、駅東側のみにその特徴が残っている。また、2013年に公開された映画真夏の方程式』では、当駅の駅舎が使用されている(劇中では「玻璃ヶ浦駅」として登場)[4][8]

駅舎外には駅売店があり弁当や飲み物、雑誌類などを扱っている。忽那諸島には書店がない島もあることから通常の駅売店に比べて書籍や雑誌類の取り扱いが多い。

なお、駅北口には松山観光港への連絡バスのりばがあり[9]、駅構内とは連絡通路によって結ばれている。

利用状況

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2008年の発着人員は1日あたりおよそ1,500人であり、1998年の2,200人と比較して減少している[10]。これは高浜線内各駅で最大の減少数・減少率である。一方、ここ数年は横ばいか微増と回復傾向に転じている。

駅周辺

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駅前より見た高浜港

駅前の道路をはさんで、興居島忽那諸島方面へのフェリー高速船が発着する高浜港があり[3][4][9]、駅の正面から桟橋可動橋が見える。また、県道に沿って約600m北側に松山観光港があり、広島小倉方面へのフェリーや高速船(後者は広島・呉方面のみ)が発着する[9]

バス路線

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駅北口に「高浜駅前」停留所があり、松山観光港への連絡バス(直行)が伊予鉄バスによって運行されている[9]

隣の駅

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伊予鉄道
高浜線
松山観光港) - 高浜駅 (IY01) - 梅津寺駅 (IY02)
  • 鉄道駅ではないが、松山観光港にも駅番号(IY00)が与えられている。

脚注

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  1. ^ 2021年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 伊予鉄道. 2022年8月24日閲覧。
  2. ^ a b 杉崎行恭『旅鉄BOOKS 025 木造駅舎紀行200選』山と渓谷社、2020年3月10日、147頁。ISBN 978-4-635-82209-1 
  3. ^ a b c ビジネス特集 静かに広がる「硬券」ブーム?”. NHK NEWS WEB (2021年6月7日). 2021年12月2日閲覧。
  4. ^ a b c しまなみ海道 土木遺産(レトロな橋) 石手川橋梁と煉瓦橋(伊予鉄道) - 本州四国連絡高速道路
  5. ^ いよてつ発車メロディー - 伊予鉄道
  6. ^ 電車・バス情報 コラム 駅舎 - 伊予鉄道. 2022年8月24日閲覧。
  7. ^ 高浜駅は、違う場所にあった!?- 伊予鉄ブログ
  8. ^ “ガリレオ”劇場最新作『真夏の方程式』に登場する“奇跡の駅”…これってどこ? - ロケーションジャパン(地域活性プランニング、2015年8月22日閲覧)
  9. ^ a b c d 130年の歴史を持つ伊予鉄道 — オレンジ電車に乗って松山郊外のおもしろ発見を楽しんだ”. GetNavi web (2018年12月9日). 2021年12月2日閲覧。
  10. ^ 第4章 施策の展開 - 松山市
  11. ^ “松山市、離島で28日からEV実証実験 SDGs推進”. 日本経済新聞. (2021年4月13日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC132A60T10C21A4000000/ 2021年12月2日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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