飛鳥井雅世
表示
時代 | 室町時代中期 |
---|---|
生誕 | 元中7年/明徳元年(1390年) |
死没 | 宝徳4年2月1日(1452年2月21日) |
改名 | 雅氏、雅幸、雅清(初名)→雅世 |
戒名 | 祐雅 |
官位 | 正二位、権中納言、贈権大納言 |
主君 |
後小松天皇→称光天皇→後花園天皇 足利義満→義持→義量→義教 |
氏族 | 飛鳥井家 |
父母 | 父:飛鳥井雅縁 |
兄弟 | 雅世、雅永 |
子 | 雅親、雅康 |
飛鳥井 雅世(あすかい まさよ)は、室町時代中期の公卿。飛鳥井雅縁の長男。官位は正二位・権中納言、贈権大納言。飛鳥井家7代当主。
経歴
[編集]早くから3代将軍・足利義満に仕え、和歌と蹴鞠で重用され、宮廷や幕府主催の歌合で判者を務めた。
永享4年(1432年)には足利義教の富士山見物に随行し、その様子を『富士紀行』を著した。翌5年(1433年)、後花園天皇より『新続古今和歌集』の撰進の綸旨を受け、同11年(1439年)に完成させた。単著の家集『飛鳥井雅世卿歌集』や、父の雅縁との合綴となる家集『宋雅集』がある。また蹴鞠に関する著作としては『蹴鞠条々大概』がある。嘉吉元年(1441年)に出家。