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鞍迫観音

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鞍迫観音

鞍迫観音堂と神楽殿(2019年3月)地図
所在地 岩手県遠野市宮守町上鱒沢18地割
位置 北緯39度18分41.8秒 東経141度25分28.8秒 / 北緯39.311611度 東経141.424667度 / 39.311611; 141.424667座標: 北緯39度18分41.8秒 東経141度25分28.8秒 / 北緯39.311611度 東経141.424667度 / 39.311611; 141.424667
山号 鞍迫山
創建年 仁寿2年(852年
開山 円仁
正式名 福滝寺
札所等 遠野七観音四番
文化財 観音堂(県指定有形文化財)
鞍迫観音の位置(岩手県内)
鞍迫観音
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鞍迫観音(くらはさまかんのん)は、岩手県遠野市宮守町上鱒沢にある寺院山号は鞍迫山。遠野七観音第四番札所。正式名は「福滝寺」だが、冒頭の通名で知られる。

概要

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852年仁寿2年)に開基したのが始まりとされる。本尊は851年嘉祥4年)円仁(慈覚大師)が一木から7体の十一面観音を彫刻し、遠野の7村へ安置した1体とされる。1659年(万治2年)に観音堂が焼失し、この時観音像の表面が炭化した[1]

文化財

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観音堂

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1670年寛文10年)再建。木造屋根宝形造。正面8.181メートル、側面8.195メートルの方三堂。かつて茅葺だったが現在は鉄板葺。向拝、高欄はなく、軒は一軒半垂木。母屋部は円柱2本のみ。1994年平成6年)9月16日、県から有形文化財指定を受けた[2]

算額

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算額は観音堂に、1743年寛保3年)閏1月に上鱒沢村の宇夫長三郎(幸清)が奉納したものであり、子孫の宇夫氏が神社別当を継承して現在に至っている。

内容は問題2問と附り金銀割であり、第1問は天元術・算木・算盤の問題、第2問は鶴亀算の問題。当該算額は岩手県内においても金ヶ崎八幡神社算額に次ぎ県内2位、現存全国8位という古さである。2017年(平成29年)4月17日、県から有形文化財指定を受けた[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 鞍迫観音”. 遠野文化研究センター. 2020年1月1日閲覧。
  2. ^ 鞍迫観音堂”. 岩手県. 2020年1月1日閲覧。
  3. ^ 鞍迫観音堂算額”. 岩手県. 2020年1月1日閲覧。

関連項目

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