鏡駅
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鏡駅 | |
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駅舎(1983年1月) | |
かがみ Kagami | |
◄東唐津 (3.5 km) (2.2 km) 久里► | |
所在地 | 佐賀県唐津市原 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 筑肥線 |
キロ程 | 5.4 km(虹ノ松原起点) |
電報略号 | カミ←カカミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日[1] |
廃止年月日 | 1983年(昭和58年)3月22日[1] |
備考 | 無人駅 |
鏡駅(かがみえき)は、かつて佐賀県唐津市にあった日本国有鉄道(国鉄)筑肥線の駅(廃駅)である。
1983年(昭和58年)3月22日に、筑肥線と福岡市交通局(福岡市地下鉄)1号線(現・空港線)の直通運転が開始されたのに伴い、唐津市においては虹ノ松原駅 - (新)東唐津駅 - 唐津駅間に新線が開業して、虹ノ松原駅 - (旧)東唐津駅 - 山本駅間の旧線が廃止されたため、その廃線区間にあった当駅も廃駅となった。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)4月1日:北九州鉄道の久里駅(初代)として開業[1]。
- 1937年(昭和12年)10月1日:北九州鉄道が国有化され、鉄道省(国有鉄道)の所属となる[1]。
- 1950年(昭和25年)5月20日:隣駅の上久里駅を久里駅(2代目)とし、当駅は鏡駅(2代目)と改称する[2]。
- 1961年(昭和36年)12月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止[3]。無人駅となる[4]。
- 1983年(昭和58年)3月22日:筑肥線の虹ノ松原 - (旧)東唐津 - 山本間廃線に伴い廃駅となる[1]。
なお、1931年(昭和6年) - 1941年(昭和16年)には、当駅 - 東唐津間に鏡駅(初代)があった[1]。
駅構造
[編集]末期は単式ホームが線路に面して置かれているだけの駅で、木造駅舎も各所が剥がれ落ちて朽ちるなど老朽化が進んでいた。初めて見た人なら駅と分からないほどだった。
駅周辺
[編集]付近には住宅が多い。廃止直前の駅周辺には目立つものは特に何も無かったが、廃止後に急速に発展している。
- 佐賀県道40号浜玉相知線(以前は駅があったため少し道が曲がっていたが、駅廃止後に改修され、今の真っ直ぐな道になった)
- 昭和バス生駒バス停(駅廃止後、駅跡地に設置された)
- JAからつ鏡基幹給油所(旧JA唐津市の鏡給油所が、駅廃止と県道40号線の改修に伴い、現在地に移転)
- 岡田学園エルアン幼稚園
- ジョイフル唐津鏡店
- ポプラ唐津鏡店
- セブン-イレブ��唐津中原店
- ファミリーマート唐津中原店
- まいづる9鏡店
- タクロウ団地
- 生駒団地
- 西九州自動車道唐津IC
- 東芝電材マーケティング株式会社 九州電材社 唐津営業所
- 唐津競艇場
- 鏡神社 (唐津市)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “筑肥線の(今)昔 写真集”. 2011年9月5日閲覧。
- “From the air 〜そこに鉄路は活きていた〜”. 2011年9月5日閲覧。
- “航空写真画像情報所在検索・案内システム”. 国土交通省. 2011年9月5日閲覧。